洗剤のジョイを買ってはいけないってホント?
CMでもおなじみの食器用洗剤のジョイが買ってはいけないと言われる理由は、手荒れをするからです。
私は「洗剤と言えばジョイ!」と何の疑いもなく長年愛用してきましたが、買ってはいけないと言われていることを知って驚きました。
確かに冬は毎年手荒れに悩まされているけど、洗剤選びが悪かったのかな?
しかし詳しく調べると、手荒れの原因となる成分はリニューアルに伴い、少し改善されていることが分かりましたよ。
現在のジョイは本当に買ってはいけない洗剤なのか、成分や洗浄力についても解説していきますので、不安に思っている方はぜひ最後まで読んでみてくださいね。
記事の後半では、ジョイの製品ラインアップや、肌に優しいおすすめの食器用洗剤も紹介しています♪
洗剤ジョイが買ってはいけないと言われる理由は手荒れ
食器用洗剤のジョイが買ってはいけないと言われている理由は、手荒れをしてしまうからです。
ジョイの液性や入っている成分が手荒れの原因となってしまうのです。
私は「食器用洗剤=ジョイ」という固定観念を知らないうちに持っていて、何の疑いもなく長年ジョイを愛用していました。
ジョイはCMでのインパクトも強く、私のように「食器洗剤と言えばジョイ」と思っている方は少なくないのではないでしょうか。
私は毎年冬になると手荒れに悩んでいましたが、食器用洗剤が原因である可能性については考えもしませんでした。
次項では、ジョイのどんな成分が手荒れの原因となっているのかを解説していきます。
手荒れの原因となるのは液性と成分にある
ジョイで手荒れしてしまうと言われている原因は、液性が弱アルカリ性であることと、界面活性剤が多く含まれていることです。
食器用洗剤には「弱酸性洗剤」「中性洗剤」「弱アルカリ性洗剤」の3種類があります。
私は食器用洗剤は全て中性洗剤だと思いこんでいたので、購入するときに確認をしていませんでした。
各種類の洗浄力と肌への負担を以下の図にまとめてみました。
一般的に食器用洗剤の液性は中性のものが多くありますが、洗浄力を高めているジョイの液性は弱アルカリ性です。
アルカリには油やタンパク質を分解する働きがあり、食器の油汚れが良く落ちる効果が期待できます。
その反面、手の皮脂や角質も一緒に落としてしまい、皮膚に負担がかかるため手荒れに繋がってしまうのです。
弱酸性の洗剤は肌には優しいですが、洗浄力が弱い傾向にあります。
洗浄力と肌への負担のバランスが良いのは中性洗剤なんだね!
また、洗浄力を高めるための成分である「界面活性剤」も手荒れの原因となる成分です。
界面活性剤には、本来混ざりあわない水と油を混ぜ、成分を水中に分散させる働きがあり、油汚れを浮かせて落とす効果が期待できます。
この油を浮かせて落とす効果が、手の皮脂を取りすぎてしまうというデメリットに繋がるのです。
肌に優しい食器用洗剤にはこの界面活性剤の配合割合が10%前後の商品もある中で、ジョイは28%であり、肌への負担が大きいことが分かりますね。
ゴム手袋を使えば手荒れを予防できる
ジョイを使用するときにゴム手袋を使用すれば、手荒れを予防できるのでおすすめです。
洗剤の液性や成分によって手荒れが引き起こされるので、洗剤が肌に触れないようにゴム手袋を使用することで、手荒れを予防できますよ。
製品に記載されている「使用上の注意」にも、下記のような文章がありました。
荒れ性の方や長時間使用時、原液をスポンジ等に含ませ使う時は炊事用手袋を使う。
これで手荒れせずに、洗浄力の高いジョイを使用することができますね♪
私は毎年冬になると乾燥して手荒れに悩まされるので、この時期はゴム手袋をはめて食器を洗うようにしています。
でも、ゴム手袋をつい忘れてしまうことが多いんだよね
また、素手で食器洗いをする際は、洗剤が手に残っていると手荒れに繋がるので、食器を洗い終わったら良く手を洗いましょう。
食器洗いの前後にハンドクリームの使用もおすすめ!
リニューアルで弱アルカリ性から中性になった!
これまでジョイが買ってはいけない洗剤だと言われている原因について解説してきました。
実は、ジョイは2022年秋のリニューアルで弱酸性から中性へ変わっていたのです!
私は長年ジョイを愛用していましたが、液性を気にしていなかったため、中性に変わったことには一切気づいていませんでした。
そもそもずっと中性だと思って使っていたよ(笑)
また、2023年夏のリニューアルでは、界面活性剤の配合割合が30%から28%に変わっています。
メーカーに問い合わせたところ「リニューアルしても製品性能や香りに変更はありません」とのことでした。
つまり、従来品よりも肌に優しくなりましたが、洗浄力は変わらないということですね!
企業努力が素晴らしい!
しかし、リニューアル後も引き続き使っているジョイ愛用者の私としては、正直「手荒れが改善された!」と思うほどの変化は実感できていません。
冬はできるだけゴム手袋を使用するようにしていますが、少し忘れただけですぐに荒れてしまいます。
もちろん、手荒れの具合いなどは個人差があるので、全員に当てはまることとは言い切れません。
界面活性剤の配合割合が減っても、いわゆる肌に優しいと言われている洗剤よりは割合が高いですし、中性より弱酸性の方がより肌に優しい洗剤です。
肌が弱い方や、絶対に手荒れをしたくないという方にとっては、ジョイは買わない方が良い洗剤だと言えるでしょう。
ジョイにはさまざまな種類の食器用洗剤がある!
P&G
ジョイに種類は、形状や用途別に様々なものがあります。
気に入った効果や香りが見つかれば、面倒な食器洗いをするときの気分が上がりますよね♪
私はいつも同じ製品を購入していたので、調べてみてこんなに種類があることに驚きました!
除菌ジョイコンパクトにはいろいろな香りがある
一般的な食器用洗剤である除菌ジョイコンパクトにはいろいろな香りがあり、ボトルのタイプは通常と逆さボトルの2種類です。
除菌ジョイコンパクトには、無香料も合わせると6種類の香りがあります。
- 無香料
- 緑茶の香り
- スパークリングレモンの香り
- バレンシアオレンジの香り
- ローマミントの香り
- フロリダグレープフルーツの香り
私は香りがあまり得意ではないので、いつも無香料タイプを使用していますが、おしゃれなネーミングに惹かれて使ってみたくなりました。
また、ファブリーズとの共同開発の「消臭テクノロジー」がニオイを除去してくれる「除菌ジョイコンパクトW消臭」には、以下の製品があります。
- フレッシュクリーン
- フレッシュシトラス
私はこの商品を使ったことはありませんが、ニオイの残りやすいカレー鍋のニオイがどこまで除去できるのか、とても気になりました。
どの商品にも「通常ボトル」と「逆さボトル」があるので、除菌ジョイコンパクトだけでも16種類の製品ラインアップがあるのです!
もちろん詰め替え用の大容量ボトルもあるよ!
食洗機用洗剤や泡スプレーも複数種類ある
ジョイの食洗機用洗剤や、泡スプレーにも香りや効果が異なる複数種類の製品ラインアップがあります。
食洗機用洗剤には、ジェルタブタイプと粉末タイプがあります。
- ジョイジェルタブ
- 食洗機用ジョイ(粉末タイプ)
- 食洗機用ジョイ オレンジピール成分入り(粉末タイプ)
ジェルタブは洗剤を量る必要がなく、ジェルタブをポンと入れるだけなのでとても簡単です。
食洗機用洗剤は手に触れるわけではないので、手荒れの心配をすることなく、高い洗浄力の効果を発揮してくれるので、おすすめです♪
また、便利な泡スプレータイプには4種類の商品があります。
- ジョイW除菌All in One食器+キッチン泡スプレー微香タイプ
- ジョイW除菌All in One食器+キッチン泡スプレー緑茶の香り
- ジョイAll in One食器+キッチン泡スプレー微香タイプ
- ジョイAll in One食器+キッチン泡スプレーフレッシュシトラス
私は泡スプレータイプの洗剤を、子どものストローマグを洗う時に使っています。
スポンジが届かないストローの中など細かい部分にも、洗剤を行き渡らせることができて便利ですよ。
肌に優しいおすすめの食器用洗剤3選をご紹介!
油汚れに強く、肌に優しい洗剤を調査したので、おすすめの洗剤3選をご紹介します♪
肌に優しい洗剤を調べると、たくさんの種類の洗剤がありました。
私は洗剤をドラッグストアで購入することが多いので、今回はドラッグストアなどで気軽に購入できるおすすめ洗剤を3つ紹介します。
ウタマロキッチン
液性 | 界面活性剤 |
中性 | 14% |
主洗浄成分は、肌と環境に優しいアミノ酸系洗浄成分で、油汚れはしっかりと落としても、肌のうるおいはしっかりと守ってくれる商品です。
少ない量でも泡持ちが良いことに加え、泡切れが良いので素早くすすぐことができます。
素早くすすげるということは、水に触れる時間が短縮されて肌にも優しい!
ヤシノミ洗剤
液性 | 界面活性剤 |
中性 | 16% |
ヤシの実由来の洗浄成分を使用し、肌への優しさと洗浄力の両立を実現した洗剤です。
公式HPによると、洗浄成分16%という濃度は、肌への優しさと洗浄力のバランスが最もとれた濃度であることが、研究開発の検証で分かったのだそうです。
2022年AskDoctors調べでは、100人中98人の皮膚科医がヤシノミ洗剤を勧めたいと回答しました。
皮膚科医お墨付きの洗剤とは、かなり魅力的♪
フロッシュ食器用洗剤
液性 | 界面活性剤 |
弱酸性 | 9% |
弱酸性であり、界面活性剤の配合割合はなんと9%なので、ジョイをはじめ、これまで紹介してきた洗剤と比べると肌に優しいことが分かりますね。
さらに、フロッシュは肌に優しいノンアルコール処方です。
3種類の香りがあり、無香料、無着色の「パフュームフリー」がフロッシュの中でも最も肌に優しい洗剤ですよ。
他にはアロエヴェラの香り、ザクロの香りがあり、香りを楽しみたい方にもおすすめできます♪
まとめ
- 食器用洗剤のジョイが買ってはいけないと言われている理由は、手荒れをしてしまうから
- 手荒れの原因とされているのは、液性が弱アルカリ性であることと、界面活性剤の配合割合が多いこと
- 食器洗いの時にゴム手袋をすることで手荒れを予防できる
- ジョイは2022年秋のリニューアルで弱アルカリ性から中性に変わり、2023年秋のリニューアルでは界面活性剤の配合割合が少なくなった
- ジョイはリニューアル後でも、手荒れしやすい方は買わない方が良い洗剤である
- ジョイには効果や香り、用途別に様々な製品ラインアップがある
- 油汚れに強く、肌に優しいおすすめの洗剤は「ウタマロキッチン」「ヤシノミ洗剤」「フロッシュ食器用洗剤」
食器用洗剤のジョイが買ってはいけないと言われてる理由は、弱アルカリ性や界面活性剤の影響で手荒れするからです。
ジョイはリニューアルで肌に優しい洗剤に変わってきてはいるものの、私は実際に使ってみて手荒れが改善したという実感はありませんでした。
しかし、ジョイの高い洗浄力はやはり魅力的ですよね。
我が家は最近食洗機を導入したので、食洗機用ジョイを使用し、手洗いするときは肌に優しい洗剤を使ってみようと思っています。
それぞれの洗剤の効果や注意点をしっかりと理解し、自分に合った洗剤を見つけてみてくださいね♪
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