プラスチックについた鉛筆汚れは、どのような落とし方をすれば良いのか気になりますよね。
プラスチックについた鉛筆汚れの落とし方は、アルカリ性洗剤を使う方法がおすすめです。
鉛筆汚れは酸性なので、アルカリ性の洗剤を使うと、汚れが中和されて落としやすくなりますよ。
小学生のお子さんがいる方は、プラスチック製の筆箱の鉛筆汚れが気になることはありませんか?
私には小学1年生の娘がおり、毎日筆箱を使うので、だんだん汚れてきます。
そこで実際にアルカリ性洗剤を使って、プラスチック製の筆箱についた鉛筆汚れを落としてみたので、ご紹介しますね。
簡単にきれいに落とすことができるよ♪
プラスチック以外に、布製の筆箱や衣服、床についた鉛筆汚れの落とし方についても調べましたので、ぜひ参考にして下さい。
鉛筆汚れの落とし方はプラスチックならアルカリ性洗剤
プラスチックについた鉛筆汚れは、アルカリ性洗剤を使って落とすことができます。
鉛筆汚れは酸性の汚れなので、アルカリ性の洗剤で洗浄すると落としやすくなりますよ。
鉛筆の製造工程で油加工という作業があり、鉛筆は油を使って作られています。そのため鉛筆汚れは、油汚れでもあるのです。
掃除用品のレンタルや販売を行っている「サニクリーン」の公式ホームページには、このような記載がありました。
(前略)「酸性」「アルカリ性」は、性質を表す化学的なものさしです。
おもな酸性の汚れは「油汚れ」「手あか」「皮脂」など、ベタベタしているのが特徴で、反対の性質である「アルカリ性」の洗剤でお掃除をすると、汚れが中和されて落としやすくなります。(後略)
株式会社サニクリーン
こちらを見ると、「油汚れ」などの酸性の汚れは、アルカリ性の洗剤を使うと汚れが中和されて落としやすくなる、ということがわかりますね。
「鉛筆汚れ→油汚れ→酸性の汚れ」ということ!
だから鉛筆汚れはアルカリ性洗剤で落とせるんだね♪
アルカリ性洗剤の主なものは、こちらの4つになります。
- 重曹
- 洗濯用洗剤
- セスキ炭酸ソーダ
- 油汚れ用洗剤
洗濯用洗剤は中性タイプのものもあるので、表記をよく確認してみましょうね。
私は今まで、プラスチックについた鉛筆汚れを消しゴムで消していましたが、それだと労力を使いますし、あまりきれいにならないこともあり、困っていました。
そこで鉛筆汚れはアルカリ性洗剤で落とせることを知り、試してみると、見事にきれいに落ちるのでおすすめですよ!
ちなみに、色鉛筆も油を使って作られており、鉛筆同様に汚れがついた場合はアルカリ性洗剤で落とすことができるので、やってみてくださいね。
プラスチック製筆箱はアルカリ性洗剤で磨くとピカピカ
プラスチック製の筆箱についた鉛筆汚れは、アルカリ性洗剤で落とすことができます。
小学校に入学すると、プラスチック製の四角い筆箱を使う子どもたちが多いのではないでしょうか。
私の娘は今小学1年生で、お気に入りのキャラクターがついたプラスチック製の筆箱を使っています。
入学したばかりの頃はピカピカの筆箱も、気付けば鉛筆汚れがあちこちに付いてしまっていますよね。
私の娘の筆箱にも鉛筆汚れがあったので、先程ご紹介したアルカリ性洗剤を使う方法できれいになるのか、実際にやってみました。
この筆箱の汚れを落としていくよー!
水で薄めた洗剤をタオルにちょっとつけて、汚れの部分をゴシゴシ拭きましょう。
するとこのように鉛筆汚れがしっかり落ちて、きれいになりました。
ベタベタするようなら水で濡らしたタオルでふき取るといいですよ。
実際にやってみると、すごく簡単にきれいになったので驚きました。
筆箱は毎日使うものなので、鉛筆汚れは仕方のないことなのですが、きれいにする方法がわかったので、定期的にきれいにしてあげたいなと思います。
布製の筆箱についた鉛筆汚れは洗剤や石鹸で落とせる
布製の筆箱についた鉛筆汚れは、洗剤や石鹸を使って落とすことができます。
洗剤は先ほどご紹介したように、アルカリ性のものを使うと落としやすいですよ。
石鹸は、身体や顔を洗うときに使うものですが、弱アルカリ性なので、酸性の汚れを落とすことにも役立つ優れものです。
それでは、洗剤や石鹸を使って、布製の筆箱についた鉛筆汚れの落とす方法について、ご説明しますね。
- 手順1鉛筆汚れの部分をぬるま湯につける
- 手順2洗剤または石鹸をつけて、歯ブラシで洗う
- 手順3ぬるま湯ですすぐ
- 手順4タオルで水気をよく拭き取る
- 手順5干して乾かす
この方法で鉛筆汚れが落ちて、布製の筆箱がきれいになりますので、ぜひ試してみてくださいね。
家にある身近なもので鉛筆汚れが落とせるので、お手軽にできますね。
私は筆箱を洗うという発想がなくて、鉛筆汚れは仕方がないものと諦めていました。
でも洗剤や石鹸で洗えるということを知ったので、汚れてもきれいに洗って長く使っていきたいな、と思います。
衣服についた鉛筆汚れには石鹸がおすすめ
衣服についてしまった鉛筆汚れを落とすには石鹸を使った洗浄方法がおすすめです。
石鹸は弱アルカリ性なので、酸性の汚れである鉛筆汚れも落とすことができますよ。
実際に、白いポロシャツについた鉛筆汚れを石鹸を使って落としてみたので、その方法をご紹介しますね。
- 手順1落としたい鉛筆汚れを確認
- 手順2鉛筆汚れの部分を水で濡らす
ぬるま湯だとより落としやすくなるよ!
- 手順3石鹸をつけてもみ洗いする
- 手順4まだ落ちないようなら、歯ブラシで軽くたたく
- 手順5汚れが落ちてきたら、水ですすぐ
- 手順6洗濯機で通常通り洗濯する
この方法なら服についた鉛筆汚れも、すっかりきれいになりますよ。
私は最初「ゴシゴシこすらないとダメかな」と思っていましたが、実際にやってみると、割と簡単に落とすことができました。
アルカリ性洗剤でも落とすことができますが、手を使って洗うことを考えると、石鹸のほうが肌に優しいのでおすすめです。
我が家の子どもたちは、小学校や幼稚園に着ていく服が白いポロシャツなので、小さな汚れでも目立ってしまうのが悩みです。
でも鉛筆で汚れてしまったときは、石鹸を使って落とせるとわかったので、気持ちが軽くなりました。
色鉛筆の汚れも石鹸で落とすことができるよ♪
ウール・カシミア・シルクなどの素材の衣類にはこの方法は向かないので、鉛筆汚れに悩んだときはクリーニング屋さんにご相談くださいね。
床の鉛筆汚れにはセスキ炭酸ソーダで簡単きれい♪
床についた鉛筆汚れには、セスキ炭酸ソーダを使うと落とすことができます。
セスキ炭酸ソーダは弱アルカリ性の洗剤で、酸性の汚れ落としに大活躍します。
こちらはダイソーなどで買うことができ、油汚れや皮脂汚れを落とすのにも使えるので、あると便利ですよ。
実際にセスキ炭酸ソーダを使って、床についた鉛筆汚れを落とせるのかやってみたので、ご紹介しますね。
- 手順1セスキ炭酸ソーダとスプレーボトル、メラミンスポンジを用意する
スプレーボトルに水300ml、セスキ炭酸ソーダ3gを入れ、よく混ぜる
- 手順2汚れの部分に直接スプレーして、メラミンスポンジでゴシゴシこする
- 手順3もしベタベタするようだったら濡らしたタオルで拭く
鉛筆汚れを「落とす前」と「落とした後」の状態がこちらです。
きれいすっきり、鉛筆汚れはなくなりました。
赤色鉛筆でもセスキ炭酸ソーダで落とせるか、試してみましたよ。
このように、赤色鉛筆の汚れが跡形もなく消えました。
鉛筆汚れだけでなく、床の汚れもきれいになったので一石二鳥です。
床だけでなく、テーブルや机、壁についた鉛筆汚れもセスキ炭酸ソーダを使うことで落とすことができるので、ぜひ試してみてください。
我が家の2歳の娘は現在、色鉛筆で書くことに興味津々です。
紙に書いてほしいところですが、気づくとテーブルや床にお絵描きしていて困っています。
しかし、セスキ炭酸ソーダで簡単に落とせることを知ったので、床などに書いてしまっても、慌てることがなくなりそうです。
もしセスキ炭酸ソーダがない場合は、重曹や石鹸、台所用洗剤でも鉛筆汚れを落とすことができます。
どれも水で薄めてから使いましょう。
まとめ
- 鉛筆汚れの落とし方は、プラスチックならアルカリ性洗剤を使用する方法がおすすめ
- 鉛筆汚れは酸性の汚れなので、アルカリ性のもので洗浄すると、中和されて落としやすくなる
- 色鉛筆の汚れも鉛筆同様に、アルカリ性の洗剤で落とすことができる
- プラスチック製の筆箱についた鉛筆汚れは、アルカリ性洗剤を使って落とすことができる
- 布製の筆箱についた鉛筆汚れは、アルカリ性洗剤や石鹸を使って落とすことができる
- 衣服についた鉛筆汚れは、石鹸を使って落とすことができる
- 床についた鉛筆汚れは、セスキ炭酸ソーダを使って落とすことができる
- テーブルや机、壁についた鉛筆汚れも、セスキ炭酸ソーダを使って落とすことができる
鉛筆汚れは、アルカリ性の洗剤を使うと簡単に落とすことができるので、ぜひ試して頂きたいと思います。
私は、鉛筆汚れは仕方がないものと諦めていましたが、きれいに落とせるとわかり悩みが解決されました。
子どもの筆箱も、できればきれいな状態を保ってあげたいので、定期的に確認して、鉛筆汚れを落としてあげようと思います。
あなたも気になる鉛筆汚れを落として、気持ちをすっきりさせましょう♪
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