ハイローチェアをいつまで使うかは人によって差があります。
体験談で一番多かったのは「1歳前後まで使った」という意見でしたが、「2歳まで使った」という人もいました。
ハイローチェアは4歳頃まで使えますが、チェアとしての使いづらさから早めに卒業する人がいるため、使った期間に差が出る結果となっています。
我が家も8ヶ月までしか使いませんでした!
ハイローチェアは、簡易ベッドやお食事チェアにもなる便利な育児アイテムです。
しかし、ベビー用品の中でも高価なものなので、いつまで使えるのか、そもそも購入すべきかよく検討する必要があります。
あると便利ですが使用期間が短いことが多く、いつまで使えるか分かりづらいためレンタルや中古品もおすすめです。
あなたに最適な利用方法や商品が見つかるように、くわしく解説します!
ハイローチェアをいつまで使うかは人によって違う
今回調べて分かったことは「ハイローチェアをいつまで使うかは、人によってかなりの差がある」ということです。
いつまで使ったか口コミや体験談を調査したところ「1歳前後まで使った」という意見が一番多くみられましたが、「2歳まで使った」という声もありました。
ベッドとしては「寝返りするまで」、チェアとしては「1歳頃まで」という意見が多かったです!
ハイローチェアには2段階の使い方があり、いつまで使えるかはそれぞれの使い方によって決まっています。
使い方 | 対象月齢 | 体重制限 |
簡易ベッド | 新生児~6ヶ月頃 | 2.5kg~9kg |
チェア | 6ヶ月頃~4歳 | 9~18kg |
メーカーによって差はありますが、概ね上記のような条件が設定されています。
ベッドとしては「寝返りする6ヶ月頃まで使った」という体験談はたくさん目にしました。
しかし、チェアとして4歳まで使った、という声は調べた中では無いに等しかったです。
チェアとして使わなくなる理由としては、下記のものが多くみられました。
- 離乳食でカバーが汚れやすく、洗濯が面倒くさい
- チェアとして置いておくにはスペースをとり過ぎる
私もまさに同じ理由で、チェアとして使ったのは離乳食が始まってから木製のベビーチェアに変えるまでの2ヶ月間だけでした。
側面もクッションで柔らかいので、お座りが安定しない時期は安心というメリットはありました!
ハイローチェアは4歳まで使えるものの、チェアとしての使いづらさから早めに卒業する人がいるため、使った期間に差が出る結果となっています。
メリットとデメリットを知って必要か判断しよう
ハイローチェアのメリットとデメリット、この両方を知り、本当に必要かよく検討することで購入後に後悔することを防げます。
私にとって一番のメリットは「お風呂の時の待機と着替えの場所になる」ことでした!
主なメリットとデメリットについて詳しく説明していきます。
最大のメリットは寝かしつけの負担の軽減
ハイローチェアの最大のメリットは、スウィング機能付きのベッドを使うことで抱っこや寝かしつけの負担を軽減できることです。
このことに加え、ハイローチェアにはたくさんのメリットがあります。
抱っこや寝かしつけの負担を軽減できる
長時間赤ちゃんを抱っこしたり、立った状態で揺すって寝かしつけるのはハードな仕事です。産後間もない体ではなおさらです。
ハイローチェアをスウィング機能付きのベッドとして使うことで、この負担を減らすことができます。
お風呂のときの待機場所やお着換え場所になる
ハイローチェアがあれば、お風呂のときに側で安全に赤ちゃんを待機させることができ、お着換えの場所としても使えます。
私も脱衣所でハイローチェアを使っていましたが、無かったらどうしていたのか、と思う位便利でした!
リビングで簡易的なベッドとして使える
幼い兄弟やペットがいる家庭では、安全性や衛生面から布団で寝かせるのは不安ですし、ベビーベッドを寝室から移動させるのも大変です。
しかしハイローチェアがあれば、赤ちゃんがリビングで過ごす際に簡易的なベッドとして使えます。
移動させることができる
ハイローチェアにはタイヤが付いているので、ダイニングテーブルやキッチンなどママのいるところに移動させることができます。
生活スタイルに合わせ高さが変えられる
ハイローチェアは高さが変えられるので、生活スタイルを選びません。
また高くすることで、ママが立ったままオムツ替えをすることも可能です。
主なデメリットは洗濯のしにくさと大きさ
ハイローチェアの主なデメリットはカバーの洗濯がしにくい点と、サイズが大きく部屋でスペースをとる点です。
この2点を含め、ハイローチェアのデメリットには以下のことがあげられます。
カバーの洗濯がしにくい
ハイローチェアのカバーはベルトが通っていることもあり、洗濯するために外したり戻したりする作業が面倒です。
離乳食が始まると汚れることが格段に増えるのに、洗濯のハードルが高いことは大きなデメリットですね。
サイズが大きい
ハイローチェアはチェアとして使う場合、一般的なハイチェアやベビーチェアと比べサイズが大きく存在感があります。
私はテーブルの側に置いておくと、ちょっと邪魔に感じました
倒れる危険性がある
ふちに手をかけたり、そこに体重を乗せたりなどすると、ハイローチェアが倒れる可能性があります。
幼い兄弟やペットがいる家庭では特に注意が必要です。
赤ちゃんが嫌がることもある
寝かしつけようとハイローチェアに乗せても、赤ちゃんが寝てくれなかったり、逆に泣き出してしまう、といった体験談も目にします。
しかし、少し成長してから使ってみたら寝てくれた、という声もありました。
タイミングや時期の問題ということもあるので、一度使ってダメでも何度かチャレンジしてみましょう!
長時間は使えない
ハイローチェアには使用推奨時間があり、長時間の使用はできません。
昼間ずっと使用したり、寝かしつけてそのまま一晩中寝かせておく、といった使い方はできないので注意が必要です。
ハイローチェアはワンオペ育児の人におすすめ
ハイローチェアの使用を特におすすめしたいのは、ワンオペで育児をする人です。
一人で育児を担っていると、どうしても長時間による抱っこなどで体の負担が大きく、また赤ちゃんから目を離すときの安全の確保が難しくなります。
ハイローチェアは、こういったワンオペ育児の大変さをカバーしてくれるアイテムです。
使用期間が短いことが多いので、私は早めに購入することをおすすめします!
幼い兄弟やペットがいる家庭にはメリットもありますが、「倒してしまうリスク」もあります。
これらの点を踏まえてよく検討してみてくださいね。
使う時期が短いものはレンタルが便利
ハイローチェアのように高価なのに使う時期が短い可能性があるアイテムは、レンタルを利用すると便利です。
- 処分の手間がかからない
- 保管場所を確保しなくてよい
- ハイクラスのモデルにも手が出しやすい
- 使い心地やサイズ感を試すことができる
私がおすすめしたいレンタル期間は、寝返り前までの期間である6ヶ月間です。
この期間はお風呂場での待機や側での見守りなど、ママの役に立つ場面がが多くあります。
また、赤ちゃんの反応はタイミングや成長によって変わることがあるので、ある程度まとまった期間レンタルして様子をみることがおすすめです。
短い期間で使い心地やサイズ感を試す利用の仕方もよいですが、期間の延長には料金がかかることに注意してくださいね。
中古品もおすすめ
私は近所の方が譲ってくれた中古のものを使いましたが、結果的に8ヶ月間しか使わなかったこともあり、我が家はこれで十分でした。
ハイローチェアの中古品は、楽天などのショッピングサイト、メルカリ、ジモティー、リサイクルショップなどで購入できます。
中古でも気にならない、という方は一度覗いてみてくださいね!
バウンサーとハイローチェアは用途が違う
揺らしたり、赤ちゃんを座らせることができるアイテムとして「バウンサー」がありますが、ハイローチェアとは用途が違います。
バウンサーは起きている赤ちゃんを座らせ、赤ちゃん自身の動きにより上下や前後に揺れることで赤ちゃんを楽しませることを目的にしています。
結果的に赤ちゃんが眠ることもありますが、寝かしつけを目的にはしていません。
バウンサーはハイローチェアより安く、サイズがコンパクトで持ち運びやすいことがメリットです。
私は持っていませんでしたが、あれば赤ちゃんを実家に預けるときに便利だっただろうな、と思います!
起きている赤ちゃんを日中ご機嫌よく座らせておくことが主な目的ならば、バウンサーがおすすめです。
ハイローチェアのタイプには電動と手動がある
ハイローチェアのスウィング機能には、自動で動く電動タイプと、人の手で揺らす手動タイプがあります。
私が使ったのは手動タイプで、一度揺らすとしばらくの間揺れながら徐々に止まっていくという揺れ方でした
電動と手動、それぞれにメリットとデメリットがあるので、選ぶ際の参考にしてください。
電動のメリットは揺らす手間がいらないこと
電動のメリットは、なんといっても揺らす手間がかからず側にずっと付いておく必要がないことです。
寝かしつけを楽にすることが目的なら、電動スウィングがおすすめです。
電動のデメリットは価格の高さ、コンセントが必要であること、それによって置く場所が限られること、などがあげられます。
手動のメリットは価格の安さ
手動のメリットは価格の安さ、場所を選ばないことがあげられます。
デメリットは、やはり揺らす手間がかかることです。
私も赤ちゃんが眠るまで揺らすことが手間で、首が座ってからはおんぶすることも多くありました。
ハイローチェアの選び方とおすすめの商品3選
ハイローチェアを選ぶ際には「機能の比較検討」と「実物の確認」をして、納得のいく商品を購入しましょう。
私は購入予定のベビーカーを店舗で確認したところ、思ったよりサイズが大きかったため買わなかったことがあります
おすすめの商品も紹介するので、購入やレンタルする際の参考にしてみてください。
機能を比較検討し店舗で実際に確かめよう
商品を購入するときは、商品の機能を比較検討すること、店舗で実物を確認することが大切です。
- 高さの調節段階やスウィングの速さ段階など、ベッドとしての機能
- リクライニングやテーブルの調節段階など、チェアとしての機能
- 洗濯や洗濯機洗いの可否など、お手入れのしやすさ
- 移動や高さを調節する際の操作性
長く使うことを考えているのならば、「チェアとしての機能」と「お手入れのしやすさ」は特に重要だと私は思います!
ショッピングサイトなどで調べることも多いかと思いますが、購入を検討している商品は実際に見て確認することが大切です。
特に操作性は実際に触ってみないと分かりません。
電動タイプを選ぶのなら、スウィングさせたときの音の大きさや揺れ方なども要チェックです!
カトージの手動タイプはシンプルでリーズナブル
カトージ
カトージの手動タイプ「スイングハイローラック ピッコロ」は備えている機能は基本的なもののみですが、リーズナブルな価格が魅力です。
ベッドの使用条件 | 新生児~お座りができるようになる生後7ヵ月頃まで 体重9kgまで (スウィング機能の使用条件も同じ) |
チェアの使用条件 | お座りができるようになってから4歳頃まで 体重18kgまで |
高さ調節 | 5段階 |
リクライニング | 5段階 |
テーブルの位置調節 | 3段階 |
洗濯 | 手洗い |
キャスター | 固定キャスター ストッパー付き |
本体の重量 | 8.2kg |
口コミでは「クッション性が無い」「キャスターが一方方向にしか動かず、移動がしにくい」などの声がありました。
メーカーは違いますが、私が使っていたのもこれと同じくシンプルなものです。
リビングの簡易ベッドとして使うことが主な目的なら、このようなシンプルなタイプもおすすめです。
抱っこのような揺れを再現したコンビの電動タイプ
コンビの「ネムリラ AUTO SWING LM」は抱っこのような自然な揺れが、15分間自動で続きます。
我が家の息子はスウィングで寝てくれることも多かったので、電動だったら楽だっただろうなと思います
ベッドの使用条件 | 体重2.5kgから使用可能 新生児~5、6ヶ月頃まで 荷重制限は衣服込みで8kg 身長70cmまで (スウィング機能の使用条件も同じ) |
チェアの使用条件 | 腰がすわってから4歳まで 荷重制限は衣服込みで18kg |
高さ調節 | 5段階 |
リクライニング | 5段階 |
テーブルの位置調節 | 3段階 |
洗濯 | 洗濯機可 |
キャスター | 回転キャスター ストッパー付き |
本体の重量 | 11.6kg |
機能が充実した電動タイプのため、11.6kgとやや重いことがデメリットです。
眠ってくれなくても、揺れていることで大人しくしてくれて助かる、という口コミが多くみられました。
高さが細かく調節できるアップリカの手動タイプ
アップリカの「ユラリズム スマート プレミアム 」は高さが6段階に調節できるので、お世話する人が楽な姿勢で使えます。
ベッドの使用条件 | 体重2.5kgから使用可能 新生児~お座りができるようになる7ヵ月頃 体重9kgまで (スウィング機能の使用条件も同じ) |
イスの使用条件 | お座りができるようになってから4歳まで 体重18kgまで |
高さ調節 | 6段階 |
リクライニング | 5段階 |
テーブルの位置調節 | 3段階 |
洗濯 | 洗濯機可 |
キャスター | 後輪は固定キャスター 前輪は回転キャスター ストッパー付き |
本体の重量 | 10.6kg |
口コミでは「やや移動がさせにくい」「揺らすと本体が動いてしまう」という声がありました。
店頭で確認する際にチェックしてみると安心ですね。
私のおすすめは洗濯がしやすいよう、クッションに別売りの専用シートを敷くことです!
まとめ
- チェアとして使いづらさから早めに使用を止める人もいるため、ハイローチェアをいつまで使うかは人によってかなりの差がある
- メリットとデメリットを知り、本当に必要かよく検討することで購入後に後悔することを防ぐことができる
- メリットは「体の負担の軽減」「お風呂のときに待機や着換えの場所になる」「リビングでの簡易的なベッド」「移動できる」「高さが変えられる」
- デメリットは「カバーの洗濯のしにくさ」「サイズが大きい」「倒れる危険性がある」「赤ちゃんが嫌がることもある」「長時間は使えない」
- ワンオペで育児をする人には特に使用をおすすめできるが、幼い兄弟やペットがいる場合はメリットとデメリットを比べてよく検討する
- 使う時期が短い可能性があるアイテムはレンタルの利用が便利であり、気にならなければ中古品もおすすめ
- バウンサーの用途は座らせた赤ちゃんを楽しませることであり、ハイローチェアとは使う目的が違う
- ハイローチェアには電動タイプと手動タイプがあり、電動のメリットは「揺らす手間がいらないこと」、手動のメリットは「コストの安さ」である
- ハイローチェアを選ぶ際には機能を比較検討し、店舗で実物を確認する
- おすすめはカトージ「スイングハイローラックピッコロ」、コンビ「ネムリラAUTOSWING LM」、アップリカ「ユラリズムスマートプレミアム 」
ハイローチェアをいつまで使うかは人によってかなりの差があり、1歳頃までに卒業する人が大半です。
私は中古品を譲っていただき、子供が8ヶ月になるまで使っていました。
使う時期が短い可能性やメリット、デメリットを踏まえて、必要かどうかよく検討しましょう。
中古品や、処分の手間や保管場所の心配がないレンタルもおすすめです。
ハイローチェアは、あれば育児を楽にしてくれる頼もしいアイテムです。
購入やレンタルをする際は商品を比較検討して、自分に合ったものを探してみてくださいね!
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