妊婦さんでも、食べ過ぎなければ食べていい寿司ネタがあることがわかりました。
私は、妊娠したら生魚は摂食しない方がいいと思っていたので、もっと早く知っていればお寿司や魚料理を美味しく楽しめていたと思います。
なぜ妊娠するとお寿司や刺身を食べてはいけないのか、調べてみると、食べ過ぎると赤ちゃんに影響が出る可能性があることがわかりました。
他にも、お寿司は塩分・糖分・脂質が多く、食べ過ぎてしまうこと、食中毒なども原因として考えられます。
しかし、妊婦さんでもお寿司が食べたい時があると思います。
そんな時のために妊婦さんでも安心して食べていい寿司ネタと、食べない方がいい寿司ネタをご紹介します。
気にしすぎるのもよくないと思いますが、知っておいて損はないと思いますので、参考にしてみてください。
寿司は妊婦でも食べていい魚と注意が必要な魚がいる
新鮮なお寿司を食べたい!でも、妊婦さんは魚を控えなければならないから食べてはいけないのではないかと思いますよね。
妊婦は、寿司は絶対ダメですかね?…
引用:Yahoo!知恵袋
妊婦は刺身や寿司のような生魚は食べてもいいのでしょうか?
引用:Yahoo!知恵袋
このように、妊婦さんでもお寿司を食べてもいいのか不安に思っている方がいました。
しかし、妊娠中だからといってすべての新鮮な寿司ネタが食べることができないわけではないので安心してください!
食べると赤ちゃんに悪影響を及ぼす恐れのある寿司ネタもあると言われていますが、食べすぎなければ問題ない寿司ネタもあるのです。
お寿司といえば回転ずしで、お子さんからお年寄りの方まで年齢問わず多くの方が来店しており、お寿司が大好きな方が多いことが分かります。
安くて回るお寿司は待たなくても好きなネタが流れてきたら、そのまま取ってすぐ食べることができて便利です。
最近では、小さなお子様も楽しめる工夫があるので、親御さんもゆっくりとお寿司を楽しむことができます。
・お皿が決められた枚数に達して当たりが出るとガチャガチャができるもの
私の息子は『母ちゃん、早く食べるもの頼んで~』とお寿司を運んでくれる乗り物見たさに言ってくるので、つい食べすぎてしまいお腹を壊すことがあります(笑)
妊娠中ではなくてもお腹を壊すことがあり、妊娠中は免疫力も低下していますので普段より皿枚数に注意してくださいね。
お腹を壊すこと以外にも、お寿司は塩分・糖分・脂質が多いので食べる量には気を付けましょう。
寿司はいつから控えるべきなのか妊娠が発覚した時点がベスト!
妊娠するとちょっとしたことでも不安になりますよね。
お寿司以外にも妊娠中に控えたほうがいいとされている食べ物は、妊娠が発覚したら控えたほうがいいです。
妊娠発覚までに食べたとしても『体調不良にならなければ大丈夫』と言われることが大半です。
しかし、妊娠発覚時には大体の方が妊娠初期で胎児の脳や神経の器官が発達する時期と言われています。
心配だと思いますので産婦人科の先生や看護師さんに相談してみてくださいね。
妊娠初期は妊婦健診の間隔が長いですし、胎動もまだ感じられないので不安になることが多いと思います。
私が通っていた産婦人科では、診察の前に看護師さんによる問診がありましたが妊娠に関する疑問のほとんどは問診で解決していました。
妊娠中でも食べられる寿司ネタをご紹介
私は妊婦でも食べていい寿司ネタに生ものはないと思っていました。
しかし、意外と多い種類の魚を生で食べていい新鮮な寿司ネタもあるのでご紹介します。
・キハダ・メジマグロ・ツナ缶・鮭・アジ・サバ・イワシ・サンマ・タイ・ブリ・カツオ
【加熱済】
・カニ・ウニ・エビ・たまご・いなり寿司
【巻物】
・かんぴょう巻・納豆巻き・かっぱ巻き
・クジラ・イルカ・サメ(あまり食べる機会はないと思います)
・うなぎのかば焼き・あなごのかば焼き
・魚卵(生のものは控えましょう)
人気のキンメダイや本マグロは控えたほうがいいとされているので、食べてもいい新鮮な寿司ネタを妊娠中は楽しみましょうね。
炙り寿司は危険!きちんと火を通して安全に食べよう
炙れば熱を通すので食べてもよさそうなイメージがありますよね。
私も、炙ってあるものは食べてもいいと思って食べてしまったことがあります。
炙っただけだと中まで火が通っていないものが多いので控えたほうがいいとされる魚は十分過熱して食べましょう。
中までしっかりと火を通すことで食中毒の心配もなくなりますが、食べすぎには注意ましょう。
また、控えたほうがいい魚の中でも量を控えて上手に魚と付き合っていくこともできます。
控えたほうがいい寿司ネタ | 摂取量 |
うなぎ | 100g/日 |
あなご | 200g/日 |
本マグロ | 80g/週 |
メバチマグロ | 80g/週 |
一般家庭では上記の魚を週に何度も食べる機会もないと思いますので大丈夫だとは思いますが、摂取量も意識して安全な食生活を送ってくださいね。
なぜ注意が必要な魚がいるのか?原因は水銀とビタミンA
なぜ注意の必要な魚がいるのでしょうか?一部の魚には自然界に存在する水銀が食物連鎖によって水銀が多く含まれているものがあります。
赤ちゃんに悪影響のある水銀とそうでない水銀があり、多量摂取することでおなかの赤ちゃんに悪影響があるといわれているのがメチル水銀という水銀です。
厚生労働省によると、お腹の中の赤ちゃんに悪影響を与える可能性がある症状は以下のように言われています。
・お腹の中の赤ちゃんには水銀を体の外に出すことができないため、出産後の赤ちゃんの発育に悪影響を及ぼす可能性がある
・お腹の中の赤ちゃんへの影響には音を聞いたときの反応が1/1000秒ほど遅れるといった報告がある
しかしこれは、将来の社会生活に支障があるような重篤なものではないといわれています。
また、生魚を摂食することでアニサキスなどの寄生虫や腸炎ビブリオなどの食中毒菌による母体への影響もあります。
お腹の中の赤ちゃんだけでなくお母さんの身体にも影響がある可能性もあるので、少しでも不安要素をなくすために妊婦さんの食事には制限があるのです。
また、栄養価も高く健康にいいとされているウナギやアナゴには注意した方がいいことありました。
(前略)摂取量に注意が必要なネタ
ウナギやアナゴには、動物性のビタミンA(レチノール) が多く含まれています。妊娠中に動物性ビタミンAが不足すると胎児に障害や奇形を引き起こすことがあるとされていますが、過剰に摂取しても胎児に奇形や先天性異常を引き起こすリスクが高まるといわれています。(後略)
このような悪影響が考えられるので、摂取量を守って美味しくいただきましょう。
私は、寿司に限らずうなぎやあなごのかば焼きが大好きで寿司屋さんでは必ずと言っていいほど毎回食べていますし、炙っているから大丈夫だと思っていました。
寿司のネタとして火を通したウナギやアナゴを一皿時々食べる程度であれば問題はないと言われています。
私は妊娠中に寿司を食べなかったので口にしていませんでしたが、摂取量守れば食べることができるので安心ですね。
食事制限のある妊婦には栄養補助食品の活用もおすすめ
魚にはたんぱく質やDHA、EPAなど体にいいとされる栄養素が含まれています。
しかし、控えたほうがいい食材があるためバランスのいい食事を普段の食生活で補うのは難しいですよね。
私は、魚の栄養素が入っているものや鉄分の入っているサプリメントを薬局や産婦人科で購入し、利用していました。
妊娠初期のころは悪阻がひどかったため、思うように食事をとることができず5キロ体重が減ってしまいました。
悪阻が落ち着いてからは今まで食べられなかった分、おいしく感じて食べ過ぎてしまい…10キロ以上体重が増え、産婦人科の看護師さんと先生に叱られてしました。
まとめ
- 妊婦さんでも食べ過ぎなければ食べてもいい寿司ネタはある
- 妊娠が分かった時点で危険性のある魚は控えたほうがいい
- 食べてもいい寿司ネタも食べ過ぎには注意が必要
- 危険性のある魚には胎児に悪影響を及ぼすメチル水銀が多く含まれている
- 食べてもいい生魚にもアニサキスや食中毒の危険性があり、母体への悪影響が出る可能性もある
- 胎児に悪影響を及ぼす危険性のある魚は炙りではなく、しっかり火を通して食べる
- うなぎやあなごには胎児に悪影響の危険性があるビタミンAが多く含まれている
- 動物性ビタミンAは多量摂取には注意が必要
- 野菜やサプリメントから摂れる植物性のビタミンAは摂ってもいい
アニサキスというとよくニュースや芸能人がアニサキスが生魚から体内に入り激しい腹痛があったという話を聞いたことがあります。
お店で提供される寿司は大丈夫・安全だと思いますし、お店側も気を付けていると思います。
しかし、絶対ではないということも覚えておかないといけませんね。
魚には、栄養素がたくさんあるので健康的な食生活を送るうえで欠かせません。
妊婦さんでも、食べ過ぎなければ食べていい寿司ネタはあるので、お寿司や魚料理を妊娠中も楽しめるといいですね。
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