スニーカーに防水スプレーはいるのか、いらないのか、知りたいですよね。
スニーカーを水や汚れから守って長持ちさせたいのなら、防水スプレーは必要なアイテムです。
私は「防水スプレーはいらないかな」と思って今まで使っていませんでしたが、雨の日に履いているとすぐに濡れてしまったり泥汚れが付いてしまいます。
反対に私の夫は防水スプレーを使用しているので、1年前に買った白いスニーカーが今でもきれいな状態です。
スニーカーに防水スプレーをしていると雨から守ってくれますし、その上汚れが付きにくくなるメリットがありますよ。
私は、メリットや効果を調査していく中で「防水スプレーはいらない」と思っていた気持ちが180度変わりました!
実践した様子やおすすめの防水スプレーもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください♪
スニーカーに防水スプレーはいらないは間違い
スニーカーに防水スプレーをする必要はあるのか、気になる方は多いのではないでしょうか。
結論から言うと、スニーカーを長持ちさせたいなら防水スプレーは必要です。
防水はもちろんのこと、汚れにくくなりますし、そのおかげで劣化を防ぐことができるのです。
私自身はあまりこだわりがなく、靴に防水スプレーをする習慣がなかったのですが、私の夫は靴磨きセットをはじめ防水スプレーも持っています。
定期的に防水スプレーをしているので、1年前に買った夫のスニーカーは、今でもきれいな状態です。
汚れにくくなるのなら、私も防水スプレー使おうかな
でもデメリットとかないのかな?
私のように、防水スプレー使ってみたいけどデメリットはないのか気になるという方は、下記をご覧くださいね。
お金や手間はかかるがスニーカーが長持ちする
防水スプレーを使うことで考えられるデメリットは、3つあります。
手間がかかる
私は、スニーカーに防水スプレーをシュっとかけるだけの簡単な作業だと思っていました。
しかし、あらかじめスニーカーの汚れをきれいにしておくことが前提で、スプレーのかけ方にもコツがいりますし、きちんと乾燥させることも必要です。
こうしたことが「手間だな」と感じてしまうことなのですが、このひと手間でスニーカーを水分や汚れから守り、長持ちさせることができますよ。
値段が高い
市販の防水スプレーの値段は、1,000円~3,000円です。
ちょっと高いかなー
しかし、これは1回切りのものではありません。商品や容量によって使える回数は違ってきますが、数回から数十回は使用可能ですよ。
防水スプレー「アメダス」180ml(税込1,650円)の場合、約25足分使用可能
(価格は2024年1月現在)
こんなに使えて防水できるのなら、買っても惜しくないかも♪
購入先によっては安く買えたり、大容量のものだと割安で手に入りますので、いろいろ探してみてくださいね。
ちなみに、ダイソーなどの100均でも購入することができます。少量ですがコスパは良いですよ。
商品によってはスニーカーに不向きなものがある
防水スプレーは、3種類あります。効果や対応できる素材が違うため、よく確認せずに購入してしまうと後悔してしまうことになりかねません。
種類については後ほど詳しく解説しますが、スニーカーに対応できる防水スプレーかどうかきちんと確認をしましょう。
汚れが付きにくく劣化を防ぐメリットあり
次はメリットに注目してみましょう。防水だけではない良い点が、たくさんありますよ。
水分だけでなく汚れも付きにくい
文字通り防水効果があり、雨や水滴からスニーカーを守ってくれます。しかしそれだけではなく、泥や油、飲料などの汚れからも守ってくれますよ。
汚れを落とすのはなかなか大変な作業ですよね。シミになってしまったらショックも大きいのではないでしょうか。
我が子たちのスニーカーは気付いたら汚れが付いてるよ
そのような時、前もって防水スプレーをしていたなら、スニーカーがコーティングされている状態なので、汚れを弾いてくれてシミができにくくなります。
劣化を防いで長持ちする
雨などに濡れて水分を含んだ状態のままにしておくと、カビや色あせの原因になりスニーカーが劣化してしまいます。
生乾きだと、嫌な臭いも発生してしまいますよね。
あらかじめ予防することができるのなら、対策をしておいて損はないでしょう。
防水スプレーをかけておくと、水分や汚れを弾いてくれますので、劣化を防いでスニーカーが長持ちしますよ。
次項では、防水スプレーにはなぜそのような効果があるのかについても解説しますね。
防水スプレーには防水と撥水と防汚の効果がある
上記で説明した通り、防水スプレーには水の浸透を防いでくれる効果と、汚れが付きにくくなる効果があります。
コーティング剤の会社「フロロテクノロジー」によると、防水スプレーにはフッ素樹脂やシリコン樹脂が含まれているため、防水性や撥水性があると言われています。
そのため、水分を弾いて浸透を防いでくれるということですよ。
フッ素とシリコンの特徴は、次項で解説します!
「防水」と「撥水」は意味が違うのですが、違いがわかりますか?以下に、この2つの意味を簡単にまとめました。
「防水」水が中に侵入してこない
「撥水」水を水滴状のまま弾く
それ以外に防水スプレーでコーティングされることから、汚れが付きにくくなる「防汚」効果もありますよ。
汚れからも守ってくれるなんて有り難い!!
我が家は皆、スニーカーを持っているのですが、子供は大人以上に靴を濡らしたり汚したりしてしまいます。
防水スプレーは、子供のスニーカーにもおすすめですよ。
私は子供靴に防水スプレーをしようという発想が今までなかったのですが、今回調査して防水スプレーの優秀さを知ったので使い始めてみました。
雨が降った日に娘がスニーカーを履いていたら、しっかり水を弾いてくれていましたよ♪
防水スプレーの種類は成分の違いで3つある
防水スプレーは使われている成分によって違いがあり、主に3種類あります。
- フッ素系
- シリコン系
- ハイブリット系
先ほど、防水スプレーに含まれているフッ素樹脂やシリコン樹脂により防水性や撥水性があるとお話しましたが、この2つの成分により3タイプに分かれます。
私はこの3種類について調べ比較してみることで、撥水効果や通気性に違いがあることがわかったので、購入する際はよく確認しようと思いました。
それでは、一つずつ特徴を見ていきましょう。
フッ素系
フッ素系スプレーは、素材の繊維に細かく付着することで撥水効果があり、油性の汚れを弾く効果もあります。
通気性を保つためスニーカーの使用に向いていますよ。
ただ、シリコン系に比べると効果の持続時間が短いため、定期的に付け直すことがおすすめです。
シリコン系
シリコン系スプレーは、繊維の表面をコーティングすることで撥水効果があります。
フッ素系スプレーに比べて撥水効果が高く、効果の持続時間も長いということが利点です。
ただ、通気性を損なうため、スニーカーにはあまり向きません。例えば、長靴などに適していますよ。
ハイブリット系
ハイブリット系スプレーは、フッ素系とシリコン系の両方の特性を持ちます。
撥水効果が高いだけでなく、通気性を保つことから、スニーカーに適していますよ。
防水スプレーの使い方を4つの手順でご紹介
防水スプレーの使い方を4つの手順でご紹介します。
私は子どものスニーカーで実践してみました。コツさえつかめば誰でも簡単にできますよ。
- 手順1スニーカーの汚れをきれいにする
靴紐がある場合は外しておきましょう
- 手順2中敷きにスプレーがかからないように新聞紙などを詰めておく
中敷きにスプレーがかかると通気性が損なわれて蒸れやすくなってしまうので、注意が必要です
- 手順320~30cm離してスプレーする
全体にムラなくスプレーしましょう
使用する距離が近すぎるとシミや変色の原因になります
靴紐がある場合は、靴紐へもスプレーしましょう
- 手順4しっかり乾燥させる
ドライヤーで乾かすと撥水効果が高まるよ
手順3と手順4を、2~3回繰り返すとより効果が長続きしますよ。
子供の靴の汚れは諦めていましたが、防水スプレーをすることで防水防汚効果があるのなら、定期的に使っていこうと思いました。
防水スプレーをするときは上記のように行って頂きたいのですが、安全面を考慮する必要があります。
次項では、防水スプレーを使うときの注意点についてお伝えしますね。
防水スプレーの注意点を守って安全に使おう
防水スプレーを使用する上で注意点がありますので、しっかり守って安全に行いましょう。
公益財団法人「日本中毒情報センター」では、防水スプレーについての注意喚起をしています。
防水スプレーを吸い込むことで、呼吸困難や肺炎等の健康被害が起こることがあるということを、理解しておきましょう。
何でこのようなことが起きるの?
日本中毒情報センターによると、防水スプレーの細かい粒子を吸い込むことで撥水性の樹脂が肺胞に付着し、肺でのガス交換に支障をきたすと言われています。
防水スプレーを吸い込む事故を防ぐために、以下の点に注意して使いましょう。
- 使用前に製品の説明書きをよく読む
- マスクを着用し、風通しの良い屋外で使用する
- 屋外では風向きに注意する
- 周りに人(特に子供)がいないかよく確認する
我が家には小さい子供がいるので、使用するときには十分注意しようと思いました。
もしも吸い込んでしまった場合は、早めに医療機関や日本中毒情報センターに相談しましょう。
防水スプレーの頻度!1ヶ月に1回以上はやろう
防水スプレーの効果はずっと続くものではなく、次第に薄れてしまいます。
そのため、定期的に防水スプレーをする必要がありますよ。商品によって違いはありますが、1ヶ月に1回以上は行いましょう。
定期的にきちんと行うことで、スニーカーを水や汚れから守って長く履くことができますよ。
防水スプレー「アメダス」の製造元である「コロンブス」の公式サイトには、このような記載がありました。
(前略)毎日履く靴で、1~2週間に1回を目安にご使用ください。(後半)
コロンブス
また「クレッププロテクト」の防水スプレーの目安はこちらです。
(前略)毎日履く靴であれば、3~4週間ごとにスプレーすることをお勧めします。(後略)
クレッププロテクト
このように防水スプレーの種類によって頻度の目安は若干違いますので、注意書きをよく確認してみましょう。
履く頻度が少なくても、防水スプレーの効果は薄れていきます。
そのため頻繁に履かない方でも、1ヶ月に1回は防水スプレーを使用することがおすすめです。
私も大切なスニーカーのために、今後も続けていこうと思いました。
スニーカーにおすすめな防水スプレー2選
私がおすすめしたい防水スプレーを2つご紹介します。
- アメダス
- クレッププロテクト
どちらも撥水効果の高い防水スプレーで、スニーカーの防汚対策にばっちりですよ。
詳しくご紹介する前に、2つを比較してみた結果を3つのポイントでまとめましたので、購入するときの参考にしてくださいね。
- コスパで選びたい方は「アメダス」がおすすめ
- 効果が長持ちする方が良いという方は「クレッププロテクト」がおすすめ
- 防水スプレーをスニーカー以外でも多用途に使いたいという方は「アメダス」がおすすめ
あなたが防水スプレーを選ぶとき、重要視したいものは何ですか?
これから「アメダス」と「クレッププロテクト」の詳細をご紹介しますので、違いを比べながら見ていきましょう。
アメダスは多用途に使えてコスパ良し!
コロンブス
防水スプレー「アメダス」は、フッ素の力で素材の通気性を損なわずに、しっかり防水してくれるのでおすすめです。
私の夫は長年「アメダス」を愛用しており、防水はもちろん防汚効果もしっかりあると話していました。
成分 | フッ素樹脂、石油系炭化水素 |
用途 | 靴、カバン、ウェアー、傘など |
使用できない素材 | エナメル、毛皮、ビニール、ゴム素材、爬虫類などの特殊な革 |
持続期間 | 1~2週間 |
内容量 | 420ml |
使用足数目安 | 約60足 |
価格 | 2,200円(税込) |
アメダスは内容量の違いで3種類販売されています。420ml以外に180mlと60mlのものがありますよ。
内容量 | 180ml | 60ml |
使用足数目安 | 約25足 | 約8足 |
価格 | 1,650円 | 770円 |
大容量の方がお得です♪「初めてだからお試しで使いたい」という方は、60mlのものから使ってみると良いでしょう。
クレッププロテクトは効果が長持ちすることが利点!
クレッププロテクト
クレッププロテクトの防水スプレーは、効果が長持ちするというメリットがあります。
世界でも有名なシューケアブランドである「クレッププロテクト」の防水スプレーは、非常に人気があります。
成分 | 石油系溶剤、フッ素系撥水剤、LPG |
用途 | シューズ関連(スエード、ヌバック、キャンバス素材等の製品) |
使用できない素材 | 爬虫類の皮革、ガラス系、エナメル、ワックスやポリウレタン及びビニールコーティング加工が施された繊維・革製品、その他ドライクリーニング処理のできない素材等 |
持続期間 | 約3~4週間 |
内容量 | 200ml |
使用回数 | 約12足分 |
価格 | 2,200円(税込) |
持続期間が約3~4週間ということで、アメダスの倍長持ちするということですね。
効果が長持ちする方が良い、という方はクレッププロテクトがおすすめですよ。
私は靴好きな夫に伝えたところ、興味津々でした♪
まとめ
- スニーカーに防水スプレーはいらないということはなく、スニーカーを長持ちさせたいなら必要なアイテム
- お金や手間がかかるデメリットはあるが、汚れが付きにくく劣化を防ぐメリットがある
- 防水スプレーにはフッ素樹脂やシリコン樹脂が含まれており、どちらも防水と撥水効果がある
- 防水スプレーは「フッ素系」「シリコン系」「ハイブリット系」の3種類ある
- 防水スプレーの頻度は種類によって違うが、1ヶ月に1回以上やると良い
- スニーカーにおすすめな防水スプレーは「アメダス」と「クレッププロテクト」
- 「アメダス」はスニーカー以外にも多用途に使えて、コスパが良い
- 「クレッププロテクト」は効果が長持ちすることがメリット
スニーカーを水や汚れから守って長持ちさせたいのなら、防水スプレーはおすすめです。
私は使っていなかったのですが、今回防水スプレーの魅力を知り使い方もわかったので、定期的に行っていこうと思います。
防水だけでなく汚れが付きにくい効果もあるので、使わない手はないですね。
お子さんのスニーカーにもシュっとスプレーすることで、汚れから守ることができますよ。
防水スプレーをした方が良いのか悩んでいる方は、ぜひ一度試してみてくださいね。
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