あなたのお子さんも寝返りを始めましたか?寝返りは成長に効果があるだけでなく、危険もあります。
今回は寝返りを防止するためのグッズをペットボトルや家にあるもので作れる作り方をご紹介します。
私は、夜は寝ていてもちゃんと息をしているか、寝返りをして顔がうずまってないかなど気になって目を覚ますことが多くありました。
ただでさえ夜間授乳もある時期、それではゆっくり休めませんよね。
そんな時に、ペットボトルでの寝返り防止グッズの作り方を知りました。
少しでも安心して休める環境を作れるといいですね。
今回はペットボトルでの寝返り防止グッズの作り方に加え、使用された方の良かった声、悪かった声などもご紹介していきます!
寝返り防止に!ペットボトルとバスタオルでのグッズの作り方!
寝返りを防止するグッズは家にあるもので簡単に作れます。
今回はペットボトル、バスタオルを使用した作り方をご紹介します。用意するものは以下の3つです。
用意するペットボトルは丸みのあるものよりも角ばっている方が良いです。
丸みがあると転がってしまい、意味がなくなってしまいます。
1. まずは、ペットボトルに水を満タンに入れます。重さがないと赤ちゃんが動いた際にずれてしまいます。(今回は未開封の麦茶のボトルを使用しています)
2. バスタオルを横向きに広げ、両端にペットボトルを置きます。
3. 外側からバスタオルでペットボトルを巻いていきます。赤ちゃんが間に入るスペースは確保しておいてください。
4. ペットボトルの口の部分とタオルを輪ゴムでとめます。タオルがはだけてしまうのを防ぐためです。
5. あとは、赤ちゃんを間に寝かせて幅を調整しましょう。体に当たるかな、くらいがベストです。
ペットボトルの口部分を足元の方に向けてあげると赤ちゃんが当たっても痛くないですよ。
場所は赤ちゃんの脇の下あたりが顔にも当たりにくく良いかと思います。
すごく簡単で、私も当時にこの方法を知っていれば少しは楽に寝返り時期を乗り越えられたかなと思いました。
次に産まれてくる子で試してみたいと思います。
赤ちゃんを安全に寝かせて事故を回避しよう
あなたは「乳幼児突然死症候群(SIDS)」という言葉を聞いたことがありますか?
はっきりとした原因は不明ですが、それまで元気だった赤ちゃんが突然、亡くなってしまうというとても悲しい病気です。
乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクを低減させるためには以下のことが役立つとされています。
(前略)
姿勢:昼間も夜間も常に乳児をあお向けで寝かせること。寝具の表面:安全性が保証されたベビーベッド用マットレスをサイズの合ったシーツで覆うなどして、固い寝具の上に乳児を寝かせること。
寝具の準備:乳児の寝る場所から柔らかい物、おもちゃ、毛布を取り除くこと。緩めのベッドメーキングをしないこと。
禁煙:乳児の周りで喫煙しないこと。妊娠中の禁煙も重要となる。
寝かせる場所:親や他の小児が寝る場所の近くで、ただし別の場所に乳児を寝かせること。
おしゃぶり:乳児を寝かしつける際、清潔で乾いたおしゃぶりを与えることを考慮すること。
温度:乳児が寝ている間、暖めすぎないこと。
MSDマニュアル
(後略)
また、厚生労働省も仰向けに寝かせることでリスクを低減できると言っています。
こういったことから夜間の寝返りを防止したいと思う方が多いのでしょうね。
私も乳幼児突然死症候群(SIDS)が気になり、夜に眠れない日々が続いたこともありました。眠れないのは辛いですよね。
窒息を起こすことも⁉寝かせる環境にも気を付けて
赤ちゃんを寝かせる環境はどのようにされていますか?
寝返りを始めたばかりの赤ちゃんはまだ上手く体を使えず、目の前にあるものを手で払いのけることが難しいです。
そんな時に顔の周りに柔らかいぬいぐるみや毛布などがあると、窒息を起こしてしまう可能性があります。
かわいいぬいぐるみなどを視野に入れてあげて、楽しませてあげたいと思うこともあると思います。
私はできるだけ柔らかい布団で気持ちよく寝かせてあげたいと思うことがよくありました。
加えて、音がなるクマのぬいぐるみをベッド内に置いたりしていました。今思えば恐ろしいですね。
窒息事故を防止するためには以下のことに気をつけると良いとされています。
・赤ちゃんの顔の周りに柔らかいクッションやぬいぐるみを置かない
・シーツはピシっとつける
・固めの布団やマットレス、ベビー布団を使用する
寝返りでのベッドからの転落事故に注意
寝返りが出来るようになった赤ちゃんにさらに注意したいことが、転落事故です。
大人用のベッドに寝かせていると、寝返りをしてベッドから転落してしまった、という事故が実際に起きているという報告もあります。
実際に私も子どもをベビーベッドに居させて、仕事をしていたのですが、少し目を離した隙に落ちそうになっていたことがありました。
幸い、落ちなかったのですが、ベビーベッドの柵を上げ忘れていました。あの時は本当にヒヤリとしました。
市町村からの注意喚起でも以下のように提言されていました。
- 満2歳頃まではできるだけベビーベッドで寝かせる
- ベビーベッドを使用する時は必ず柵を上げる
- 大人用ベッドに寝かせる際は子どもを一人にしない
- 寝かしつけ後はできるだけベビーベッドに移動させる
ベビーベッドを使用されていないご家庭もあるかもしれません。
その時は、日中に赤ちゃんが寝た後は目の届く居間等で寝かせてあげるといいのではないでしょうか。
赤ちゃんを寝かせておく環境にも気を付けていきたいですね。
赤ちゃんの寝返りやうつぶせ姿勢は身体の成長に効果あり
寝返りについて、恐ろしいことばかり述べてきましたが、寝返りをすることは悪いことばかりではありません。
もちろん、身体の成長に大きな効果がありますし、親としても子どもの初の移動手段の獲得でとても嬉しいですよね。
身体の成長には個人差が大きいですが、一般的に寝返りができるようになるのは、生後4~6か月頃といわれています。
寝返りは腰の神経や筋肉が発達してできるようになります。頭から足にかけての運動機能の発達が背中や腰に到達したということです。
本当に赤ちゃんの成長は目まぐるしいですね。
ただ、運動機能の発達には個人差があるので、今現在できていなくても、そんなに気にすることはないかなと思っています。
実際、我が家の長男は1歳を過ぎてからハイハイを始めました。それまではズリバイや寝返りで移動をしていました。
当時、私はすごく心配しましたが、今では毎日元気に走り回って遊んでいます。
ハイハイができるようになった時は、「身体の機能の発達には本当に個人差があるんだな」と感じたことを覚えています。
どれが先にできるようになるかは個人差がありますが、こうした神経や筋肉の発達で腰の機能が成長することにより、お座りやハイハイもできるようになっていきます。
(前略)うつぶせ姿勢から寝返りをしたり、腕を伸ばして反ったり、はいはいで移動するようにもなりますが、このような動きが”立っち”や”あんよ”に必要な運動能力につながっていきます。(後略)
Benesse たまひよ
寝返りをしてうつぶせになることは身体の成長にとても効果があるんですね。
寝返り防止クッションの効果を調査
寝返りを防止するためのクッションが市販でも売られています。
一番人気は「ファルスカ」の「ベッドインベッドエイド」でした。
ママが安心して眠れるよう、添い寝をサポートしてくれるベビー寝具です。
三角のクッションが、赤ちゃんの寝返り防止だけでなく、大人の寝返りからも守ってくれます。
また、オムツ替えの時に寝返らないようにサポートもしてくれるので、寝返りでコロコロと転がって大変なオムツ替えもスムーズに出来ますね。
我が子もオムツ替え時にコロコロと動き回っていて、大変だった思い出があるので、もっと早く知りたかったなと思いました。
寝返り防止クッションを購入してよかったという声
実際に寝返り防止クッションを購入して使用した方の「使ってよかった!」という声を調査しました。
購入された方のレビューを見ていくと、「就寝時には効果あり!」という声が多かったです。
また、そのおかげで自身が少しでも安心して寝られるようになったという声もよく見かけました。
- きちんと寝返り防止できて、自分の気持ちが安心して眠れるようになった。
- 寝返り返りはまだ上手に出来ず、戻れなくなって泣くことがあったが、就寝時は効果があった。
- 寝ている時はクッションのおかげで寝返りをせず、寝てくれているので購入してよかった。
- 寝返る度に大泣きでしたが、クッションを使い始めてからは気持ちよさそうに眠れるようになったので、買ってよかった。
赤ちゃん自身も寝返って戻れずに泣いてしまうということも防げて、眠ってくれるという声もあり効果を実感されている方が多数見受けられました。
やはり、お母さんが睡眠時間を取れないと余裕もなくなり、子どもにもきつく当たってしまうこともありますよね。
私も寝不足が続いた時は、「なんで寝てくれないの?」とまだ何も分からない我が子に言ってしまった経験があります。
そういった気持ちの面で寝返り防止クッションは効果がありそうだと感じました。
寝返り防止クッションを購入しても意味がなかったという声
続いて、寝返り防止クッションを使用したけど、「あまり意味がなかった」「逆に危なかった」という声も見つけたのでご紹介します。
- 寝返りでクッションを乗り越えてしまって、結果無意味だった。
- 上に上に移動してから寝返りしたり、器用にクッションの間で寝返りしてしまって無意味だった。
- 寝返り防止クッションの上にうつ伏せになってしまい余計に危なかった。
- 寝返りのし始めは活用できるが、クッションも跳ね除けるぐらいの力がつくと、意味がなくなった。
寝返りが上手になってきたり、力がついてきたりすると寝返り防止クッションも押しのけられるようになります。
そうなると、意味がなくなってしまうということです。
また、クッション上に寝返りをしてしまい、窒息事故になりかけたという声も見受けられました。使い方の良し悪しがあるんだなと感じました。
寝返り防止クッションを使用する場合でも、100%事故を防げるわけではないので、その点は注意して使用していくのが良さそうです。
私は調査していく中で、購入しなくてもよかったという声がかなり多かったことに驚きました。
寝返り防止グッズはまず手作りしてみることがおすすめ!
先程、市販の寝返り防止クッションとして「ファルスカ」の「ベッドインベッドエイド」をご紹介しました。
しかし、市販のものとなるとそれなりにお金もかかりますよね。寝返り防止クッションの相場はおおよそ3,000円からでした。
寝返りを防止する時期は本当に限られた間だけなので、寝返り防止グッズは手作りがおすすめだと私は思います。
最初にご紹介したとおり、家にあるペットボトルなどで簡単に作成できます。
まずは、一度手作りして試してみて、「合わない」「市販の方が良い」ということであれば、購入してみるのも良いかと思います。
先に市販のものを買って、「ほとんど使わなかった」や「手作りでも事足りた」と思うことがあってはもったいないですからね。
まとめ
- 寝返り防止グッズはペットボトルで簡単に作れる
- 寝返り防止グッズを手作りするのに、用意するものはペットボトルとバスタオルのみ
- 夜間、親も一緒に眠る時間には寝返り防止はおすすめ
- 赤ちゃんを安全に寝かせて、窒息事故や転落事故を予防する
- 赤ちゃんの周りに柔らかい毛布やぬいぐるみを置かないようにする
- ベビーベッド使用時は柵を必ず上げておく
- 市販の寝返り防止クッションには賛否両論あり
- 寝返り防止グッズはまずは手作りして試してみるのがおすすめ
夜間に心配な寝返りを防止するグッズはペットボトルで簡単に作ることができます。
今回は寝返り防止グッズをペットボトルで作成する方法から、寝返り防止クッションの口コミ、寝返りの危険やメリットをご紹介してきました。
調査する中で、とても簡単に寝返り防止グッズを作れる作り方などを知れて、もっと早く知りたかったということがたくさんありました。
寝返りは安全性に配慮すれば、子どもの成長に良い影響をたくさん与えてくれると知れたので、次の子の育児にも活かしていきたいと思いました。
赤ちゃんの安全を確保することはとても大変だと思いますが、ママも赤ちゃんも少しでも安眠できる環境を作るための参考になれば嬉しいです。
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