小学校入学を控えたご家庭では、小学校入学準備で失敗しない為のポイントはないか、気になる方も多いのではないでしょうか。
小学校入学準備で失敗しない為には、「生活面や学習面での事前準備」と「文房具等の購入品を入学説明会前に買わないこと」です。
我が家も小学校入学を控えた息子がいるので、小学校入学に伴い心配は尽きません。
更に私は、せっかちな上心配症なので何でも早めに行動したくなってしまいます。
私のように心配性な人は特に、文房具等の購入品を早めに買ってしまいがちですよね。
しかし、物によっては学校で使えず無駄になってしまうケースもあるので注意が必要です。
この記事では、小学校入学準備で失敗しないポイントや、小学校でかかる費用など先輩ママの情報を元にまとめましたので参考にしてみてくださいね。
小学校入学準備で失敗しないスケジュールを組もう
小学校入学準備で失敗しない為のポイントは、生活面や学習面でスケジュールを立てておくことです。
お子さんによって、得意なことや不得意なことは物事によって大きく異なると思います。
我が子は、どちらかというと学習面よりも生活面の方が心配事が多いです。
自分で学校の準備や身支度がきちんとできるのか心配だわ。
特に心配なことや、得意ではないことは早めに行動し入学前に慣らしておくと良いですね。
逆に、得意なことやそこまで心配でないことは、慣らすために時間を沢山使う必要はないと思います。
いつも近くで見てる家族だからこそ、お子さんの得意不得意に応じてスケジュールを組むと良いですね。
この後、生活面と学習面での事前準備の進め方や、どういったことを事前準備すれば良いか詳しくお伝えします。
生活習慣の見直しと通学路チェックをしよう
入学準備で大切なことの1つは、生活習慣の見直しや通学路のチェックをすることです。
生活面は、「生活習慣」というだけあって習慣なので、なるべく早めに行動すると良いですよ。
通学路については、通学路が分かった時点でお子さんと一緒に歩いて、交通量や危険な場所を確認することが大切です。
通学路を歩くだけという方も多くいるようですが、実際にランドセルと同じ重さの物を持って歩くと良いですよ。
では、生活面でのチェック項目を作ったので参考にしてみてくださいね。
我が子は現在、幼稚園に通ってますが、朝はゆっくりで何回声をかけても中々準備してくれません。
バスに間に合わないと思って、結局私が服を着替えさせたり、幼稚園の準備をしてしまいます。
朝は私も時間がないから、ついつい手を出してしまうのよね
小学校に入った時を考えて、今から少しずつでも息子にやってもらうようにしなくてはと思いました。
帰宅後の片付けや準備は難しい部分もありますが、制服や通園バッグの片付けだけでもやってもらうと変わるかもしれませんね。
学習面はひらがなと数字!自分の名前は必須
小学校入学後に1番最初に習う勉強は、ひらがなと数字です。
慌てすぎる必要はありませんが、自分の名前は読み書きができた方が良いです。
小学校に入ると、ひらがなと数字から始まると良く耳にしますが、今は幼稚園で既に教えている場合が多いですよね。
我が子は現在年長ですが、ひらがなや数字、自分の名前はほぼ全員書けるように先生が教えてくれています。
年長の夏休みは宿題でワークが1冊出てびっくりしたわ
もちろん保育園や、幼稚園によっては教えていないというところもあります。
しかし、我が子の幼稚園のように教えてもらっている子供は、小学校に入った時には既にできるのです。
みんな書けないだろうと思って、普通に名前を書いている子が多いと焦るな~
50音全部のひらがなは大変ですが、自分の名前は書けるようにしておくと良いですね。
入学前の勉強は通信教材を上手に使おう♪
入学前の勉強といってもどのように進めればいいのか、悩むママも多いと思います。
我が子は、いとこのお兄ちゃんが旅行の時にタブレット学習をしていて「僕もやりたい」ということで始めました。
一番は、子どもが興味を持ったタイミングで楽しく始めることだと思います。
もちろんママと一対一で楽しく進められたら一番ですが、それも結構難しいですよね。
私は自分だけの力で上手に教えられないと思い、一度「学研」の体験に行きましたが、息子には合わなかったようで通わないと言われました。
その後、年中の冬にタブレット学習と出会いスムーズに始められましたが、誰しも簡単にいくとは限りません。
我が子のように、みんなと一緒に紙と鉛筆でやるのは嫌だけど、一人でタブレット学習なら良いという子もいます。
タブレット学習は、メール機能やスマホのように写真も撮ったり保存したりできるのよ
子どもにとって自分だけのタブレットというのも嬉しいポイントなのかもしれませんね。
子どものやりたいタイミングと、興味を持った勉強方法に気付いて始めると良いですね。
そんな時に通信教材は、塾のように家から出ることもなく上手にサポートしてくれますよ。
このあと、タブレット学習とペーパー学習のメリットなど詳しく紹介します♪
タブレット学習は忙しいママに快適な勉強法
我が子は、タブレット学習をしていますが、タブレットが間違えを指摘してくれたり添削してくれるので、忙しいママにはもってこいの勉強法です。
忙しいとどうしても、1対1で座って教える時間を毎日とるのは正直大変です。
我が家も、タブレット学習を取り入れる前は、やはり毎日同じタイミングで時間を作るのは難しく「やらない日」がありました。
それって子どものやる気に関わらず、ママの余裕があるかないかなのよね
スマイルゼミのタブレット導入後は、毎日決まった時間になると私が「ゼミやって~」というだけです。
最初は声掛けをしていましたが、現在は時間になると自分で持ってきてやってくれています。
そんなタブレットユーザーの我が家が、メリットデメリットをまとめてみたので参考にしてみてくださいね。
このメッセージの良いところは、自分で字を書かなければいけないということです。
メッセージの度に、字を書く練習になるのでとても良いですよ。
デメリットもありますが、それでも私はメリットの方が大きいと感じています。
寝転がりながらやっていた時はビックリしたわ
タブレット学習は一人でできるので、ママの負担も軽減されますが、タブレットに頼りすぎず、子供を気にかけながら向き合うと良いですね。
ペーパー学習は値段も安く教材の種類が豊富
ペーパー学習は、タブレット学習に比べて月額にかかる費用が抑えられ、種類も豊富です。
子どもと一緒に座って勉強をする時間を持てるママには、とても良いと思いますよ。
やはり、タブレットの通信と比べペーパー通信の方がお手頃な費用なのですよね。
タブレット学習だとタブレット購入後は辞めるのに躊躇しちゃうわ
我が家はタブレット学習を導入する前、息子が辞めたいと言った時にタブレット代がかかっているので嫌だなと思っていました。
何度も息子に「1年は辞められないけど頑張れる?」と聞いていました(笑)
ペーパー学習の通信だと解約料がかからない教材であれば、マイナスの出費なく辞められるところが良いですね。
ペーパー学習の月額を何社かまとめたので参考にしてみてくださいね。
月額(税込) | |
---|---|
ポピー | 1425円 |
がんばる舎 | 990円 |
モコモコゼミ | 2662円 |
Z会 | 3000円 |
月額1000円~3000円以内で出来るので、手始めにペーパー学習をやってみるのも良いですね。
しっかりと机に向き合って勉強を一緒にやりたいご家庭や、費用を抑えたい場合はペーパー学習がおすすめです。
文房具の購入は早すぎNG!入学説明会後がベスト
小学校入学準備でよくある失敗が、文房具等の物の購入を早くにしすぎて、実際は使用禁止だったり使わなかったということです。
私はせっかちな上心配症なので、何でも早く物事を終わらせたくなってしまいます。
入学準備で失敗した体験談を見ていると、購入したものが使えなかったという口コミが多くありました。
実際にどういった物かというと、キャラクターのついた文房具が多いです。
私も、甥っ子の小学校入学前に何が欲しいか姉に聞いたところ、「キャラクターの物は使えないからそれ以外で」と言われました。
今は、勉強の集中の妨げになるのでNGとしている学校が多いようですね。
我が子が通う幼稚園でも、年長から学習プログラムがあり筆記用具を持って行っていますが、キャラクターはNGとなっています。
それ以外にも、小学校によっては細かな決まりがあるので、やはり物の購入は入学説明会後が確実です。
あとは、既に同じ学校に通う子どもに知り合いがいれば聞いてみるのも良いですね。
早く買いたくなる気持ちをぐっと抑えて、学校で使用できる物を購入するようにしましょう。
部屋は不要だがランドセル等の置き場の準備は必要
小学校入学前になると、ママ友との話ではいつ部屋を作るかということも話題になります。
小学校1年生であれば部屋はいらないと思いますが、ランドセルや教科書を置くスペース作りは必要です。
ランドセルや教科書を置くスペースを作ることで、自分で片付けを行い準備することが習慣になりますね。
私は部屋が散らかっているのが嫌なので、家にある物は全てしまう場所が決まっています。
物のしまう場所を決めておくと部屋が散らからないで済むわよ
部屋が散らかっているとイライラや、集中できない原因にもなるのでスッキリさせたいですね。
我が子はもうすぐ小学生になるので、1階の一番玄関に近い部屋に収納を作ろうと思っています。
玄関から帰ってきてからの導線に、ランドセルなどの収納を作っておくことで片付けや準備がスムーズになると思いますよ。
この後、ランドセルの収納方法やおすすめ家具を紹介します♪
ランドセルは子どもが片づけやすくがポイント
ランドセルの収納のポイントは、子どもが片づけやすく、配置する場所も意識することです。
ランドセルの収納方法は、「掛ける」「置く」「入れる」のどれかにすると良いですよ。
それぞれ収納方法別に解説していきますね。
①掛ける
一番場所を取らず安価で済む収納方法です。
もっと安く済ませたい場合は、玄関の壁にフックを付けてDIYするのも良いですね。
しかし掛ける収納の場合、それ以外に教科書などの収納場所の確保が必要になります。
②置く
置く収納は、どんな不器用さんや、面倒くさがりさんも簡単にできる収納ですね。
ランドセル専用の収納だと、教科書などの収納スペースもあり快適です。
ここまでしっかりした物はいらない人は、カラーボックスで収納するのも良いですよ。
③入れる
見た目は一番スッキリします。蓋がしまるタイプの物にすることで、リビングに置いてもランドセルの存在感を消すことが出来ますよ。
しかし、収納はしにくくなるので、おおざっぱな性格な人には不向きな収納になります。
蓋が閉まる物だとリビングに置いても存在感がないのは良いけど、収納はしづらそうよね
我が家は玄関近くに部屋があるので、教科書など学校で使う物はまとめて収納しようと思っています。
子どもが自分で準備や片付けが出来るように、導線や片付けやすさを重視した収納ができると良いですね。
小学校入学準備費用は公立小学校でも10万超え
子どもの小学校入学は楽しみな反面、いくらかかるのかと不安になる方もいるのではないでしょうか。
入学準備でかかる費用は公立小学校でも、平均8~15万円です。
ランドセルの金額によって、かなり前後はするかと思いますが結構かかりますよね。
我が子もランドセルを購入しましたが、フルオーダーで9万円程しました。
我が家は祖父母が買ってくれましたが、9万円は中々躊躇する金額ですよね。
ランドセルってピンキリよね…今は安いから悪いってこともなくて安いのでも十分だと思ったわ
ランドセル以外にも体操着や上履き、教材など必ず必要な物も多くあります。
この後、項目別に大体の金額や、年間費用などまとめましたので参考にしてみてくださいね。
学用品は意外とかかる!お金の準備もしておこう
先輩ママの情報をもとに、入学時にかかった金額や項目をまとめてみました。
1つ1つの金額はランドセル程ではなくても、購入するものが多くトータルすると結構な金額になることが分かりました。
あくまで大体の目安になりますので、学校や購入するお店などで金額は変わってきます。
この金額を参考に、店舗購入できるものは安いお店を探したり、幼稚園から引き続き使える物は使うと良いですね。
項目 | 金額 |
---|---|
体操着上下、帽子 | 1.5~2万円 |
上履き | 1000~2000円 |
絵具セット | 2000~4000円 |
メロディオン(ピアニカ) | 6000円 |
算数セット | 2000円 |
水着、水泳帽、ゴーグル | 5000円 |
水筒 | 2000円 |
文房具類 | 3000~4000円 |
袋類(給食袋や体操着袋等) | 1万円 |
上記以外にも、ランドセルカバーや雨具など必要なものも出てくると思います。
我が子は、通学路で途中から一人になる可能性が高いので防犯ブザーも購入しようと思っています。
この全てに名前を付けるのは考えただけでもげんなりするわ
全てに名前を付けるとなると、名前シールも購入した方がいいなと購入するものがどんどん増えてきます。
ランドセル購入が終わって安心したのも束の間、今度は細々とした物の購入が大量にあるので、お金の準備は必要ですね。
年間費用は幼稚園に比べて下がる!貯金のチャンス
公立小学校の年間学習費は平均約35万円ということが分かりました。
令和3年度文部科学省の調査によると、公立小学校で平均35万円、私立小学校で166万円という結果になっていました。
貯金のチャンスっていいながら結構かかってるじゃない!
私も小学校は貯金のチャンスと聞いた事がありますが、35万と聞いて幼稚園とさほど変わらないのではと思ってしまいました。
しかし、この統計は学校教育費、給食費に加え学校外活動費も含まれているのです。
学校外活動費って一体何なの?
学校外活動費とは、学校以外でかかる費用のことで、塾や水泳などの習い事を指します。
それを踏まえた上で、内訳を見てみると学校外活動費が3分の2以上を占めていることが分かります。
区分 | 公立小学校 | 私立小学校 |
---|---|---|
学校教育費 | 65,974円 | 961,013円 |
学校給食費 | 39,010円 | 45,139円 |
学校外活動費 | 247,582円 | 66,0797円 |
学習費総額(合計) | 352,566円 | 1,666,949円 |
学校で掛かる費用は、表からも分かるように「学校教育費」と「学校給食費」を合わせると年間約10万円なので月額計算すると約8千円です。
我が子が通う幼稚園は、月額2~3万円かかっているので小学校で大幅に減額します。
しかし、保育園に通っている方や、幼稚園によっては小学校に上がると費用が増えてしまうという方もいると思います。
我が子のように幼稚園や無認可の保育園等で、月額1万円以上かかっている場合は、小学校では「貯め時」となりますね。
そのような方は、入学後の月々の出費は減るのでこれを機に小学校6年間で貯金をすると良いですね。
まとめ
- 小学校入学準備で失敗しない為には、生活面や学習面での事前準備と文房具等の購入品を説明会前に買わないこと
- 生活面では、早寝早起きや朝の準備など生活習慣を整えることが大切
- 小学校入学前に自分の名前の読み書きは出来た方が良い
- タブレット学習は、添削など機械が行ってくれるので忙しいママには最適
- ペーパー通信は、タブレット通信と比べて安価で種類も豊富
- キャラクター付きの文房具はNGとする学校が多い
- 入学前にランドセルや教科書等の収納場所の確保をしておこう
- 入学準備費用は、公立小学校でも平均8~15万円かかる
- 公立小学校の年間費用は、約10万円のため貯金するチャンス
小学校入学準備で失敗しない為には、学習面と生活面の事前準備が大切なことが分かりました。
また、文房具などの物の購入は使えない場合もあるので、説明会前の購入は控えた方が良いことも分かりましたよ。
我が子ももうすぐ小学校入学ですが、子供以上に親である私の方が心配しています。
今回小学校入学準備について調べると、事前準備できるものは子どもと一緒に徐々に慣れていくことが大切だと学ぶことができました。
徐々に慣れていき、スムーズに小学校生活に慣れてくれると良いなと思います。
あなたもこの記事を参考に、素敵な小学校入学を迎えられると良いですね♪
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