赤ちゃんとの生活がはじまり、4.5か月。この時期の一番の悩みといえば「離乳食」ではないでしょうか?
離乳食はみんなが悩むからこそ情報や便利グッズも多いです。そしてついつい揃えたくなります。
離乳食グッツは月齢にあった最低限必要なものからそろえていく事をおすすめします。
私は二人の息子を持つ主婦なのですが、私自身息子の離乳食の時はとても悩みました。
離乳食は皆さん悩まれる事なので情報も多いし、離乳食グッズも年々増えていきます。
また離乳食が進むにつれて必要なものも変わってきますし、少しの期間しか使わないものもあります。
離乳食は限られた期間の事なのでできるだけ最小限の準備で行えると家計的にも時間的にも助かりますよね。
離乳食初期、中期、後期それぞれの時期に必要なものを紹介していますので、是非参考にしてみてください。
離乳食で必要なものは月齢にあった最低限のものからそろえる
離乳食で必要なものは月齢にあった最低限のものからそろえることをおすすめします。
赤ちゃんに発育具合にもよりますが、離乳食の開始時期は生後5か月〜6か月くらいといわれています。
離乳食の準備は何をしたらいいか、いつから準備しようか、と悩まれると思います。
離乳食は初期・中期・後期によって必要なものが変わっていきますので最初からたくさんそろえるのはあまりおすすめしません。
お子様の離乳食の進み具合や、家庭環境によっても必要なものが変わってくるので、最低限から準備して必要性が出てきたときに買い足す方法がおすすめです。
私も離乳食開始前に母からいろいろ勧められて買いましたが、使わなかったり、使う時期まで期間があいてしまい結局使う時期に使い忘れてしまうものもありました。
使わないものがあるともったいないですので、その時の月齢に合わせて必要なものをそろえた方が無駄がありませんよ。
離乳食を始める時期は赤ちゃんの機嫌がよくて、お父さんお母さんも気持ちに余裕があるときに始めるといいと思います。
私は生後5か月になってすぐ始めたのですが、息子が全く興味を示してくれずうまくいきませんでした。
思い切って1度やめて、生後6か月になった頃に再開したのですがそうすると驚くほどスムーズに食べてくれるようになりました。
子どものペースに合わせて、焦らずにゆっくり進めていきましょう。
まずは離乳食本を準備するのがおすすめ
私が離乳食を始める前に必要なものとしてあってよかったと思ったものは離乳食本です。
最初はネットで検索してみたのですが、情報が多すぎて、どれを参考にすればいいかわからなくなり上手に活用できなかったのです。
ネット上のレシピは個人の方の投稿も多く、作り方もそれぞれ違っていましたし、これで大丈夫なのかなという不安が大きくなってしまいました。
離乳食本を離乳食が始める少し前に買って読んでおくと、離乳食の進め方や作り方、食材選びなど一連の流れがわかるのでとても重宝しました。
最初に離乳食の流れを頭の中に入れておくといざ始まるときにスムーズにすすめることができます。
図書館で借りる事もできますが、1冊は購入される事をおすすめします。
一度息子に玉子の白身をあげた時に顔が真っ赤になり慌てたことがあります。
離乳食本にアレルギー出た時の対処法が載っていたのを思いだし、本を見ながら対処しました。
ほとんどの離乳食本にはアレルギーが出やすい食材やアレルギー反応が出た時の対処法も載っています。
いざという時にとても役立つので使い慣れた1冊があると安心できます。
電子書籍ありはじめてママ&パパの離乳食
「はじめてママ&パパの離乳食」の本は離乳食初期から完了期まですべて載っていますので流れがわかりやすくおすすめです。
離乳食初期に必要なものをまずは100均でチェック
離乳食初期はだいたい生後5か月〜6か月くらいを目安にいいます。
離乳食初期はお父さんお母さんが赤ちゃんに食べさせてあげますし、一回の食事量も少ないです。
思っていたよりも少ない道具をそろえるだけで始めることができます。
100均で揃うものも多いので100均で販売されているグッツも活用できますよ。
離乳食用調理道具をそろえましょう
離乳食初期は量は少ないのですが、食べ物をペースト状にして食べさせてあげます。
このペーストにする作業が割と手間で離乳食作りがおっくうになるのですが、紹介する道具だけで簡単にできますので参考にしていただけたらと思います。
茶こし | 少量のペーストを作る |
すり鉢 | 食材をすり潰す |
すりこ木 | 食材をすり潰す |
ミルクパン | 少量をゆでる |
離乳食用冷凍保存容器 | 作り置きに活用 |
こちらはほぼ100均でそろえることができます。ミルクパンは小ぶりの片手鍋のことです。
特にすり鉢やすりこ木は100均のものは小さめなので離乳食にちょうどよかったです。こちらはごますり用に離乳食が終わった今でも大活躍しています。
小さめのお鍋があればいいですが、なければミルクパンが一つあると便利です。
離乳食作りは量が少ないので小さめのお鍋があると調理時間も短くなり時短にもなります。
私はよくミルクパンでおかゆを作り置きしたり、赤ちゃん用に野菜をゆでた後に自分用のスープを作ったりしていました。
今でもココアを作るときや一人分の料理をするときに使っています。
離乳食保存容器は作り置きをするのに大変重宝しました。
離乳食は少量から始まるのでその都度作ると手間もかかります。
多めに作っておき冷凍保存しておくと離乳食準備がとてもスムーズにできます。また一つの量がどれくらいかもわかるので計る手間をはぶけて助かりました。
赤ちゃんとの生活はなにかと時間がとれないので、少しでも楽になる道具は本当に便利でした。
私が使っていた保存容器はこちらのRichellのものです。
1つ1つが取り出しやすくて、食洗器でも洗えてとても便利でした。
赤ちゃん用グッズはスプーンだけで始められる
離乳食を始める際についつい揃えてしまいがちな赤ちゃん用グッズ。
食器やカトラリー、エプロンも可愛いのもたくさんあるし、私もついつい買い足していました。
でも実際に離乳食初期で使っていたのは、赤ちゃん用スプーンだけでした。
赤ちゃんの口はとっても小さいので普通のスプーンでは口に入らず使いにくいですし、衛生面から考えても専用のスプーンを用意していただくのがいいかと思います。
初期の場合はお父さん・お母さんが食べさせてあげるので柄が細長く先端が小さいものがおすすめです。
最初は量も少ないですし、赤ちゃんも食べやすくお父さん・お母さんも食べさせやすいです。
素材はシリコンのものが多いです。やわらかく冷たく感じにくいので赤ちゃんにとっても抵抗感が少ないです。
離乳食初期は量が少ないのとまだ自分で食べる事ができないので専用の食器は使いませんでした。家にある小さい小鉢で十分です。
お食事エプロンもガーゼやスタイなどを首にまいて使うことで十分対応できましたし、そのまま口をふけて大変便利でした。
私はお食事エプロンも準備していたのですが、ガーゼの方が使い勝手がよかったのでこの時期はガーゼばかり使っていました。
離乳食中期には食べる環境を整えましょう
離乳食中期は生後7か月〜8か月頃になります。
赤ちゃんも食べる回数や食べられるものも増えてきて「食事」への興味もどんどん沸いてきます。
この頃は、これからご飯がはじまるよというのを赤ちゃんに伝える意味でも食事環境を整えてあげることが大事です。
離乳食中期に準備するおすすめのものは以下の通りです。
- ベビーチェア
- 赤ちゃん用マグ
- お食事エプロン
食事環境を整えるためにもそれぞれ詳しく紹介していきますね。
お座りができたらベビーチェアを用意しましょう
生後7〜8か月になるとだいたいの赤ちゃんはお座りができるようになるかと思います。
お座りができるようになったら、ベビーチェアを準備しましょう。
離乳食中期になると、少しづつ食べる量も増え回数も増えます。
この時期からはご家族がいつも食べるテーブルなど食べる場所を決めて食べるようにすると赤ちゃんも食事の時間を理解してくれるので離乳食がスムーズにすすみます。
ベビーチェアと言ってもたくさんあるので迷うとは思いますが、ご自身のライフスタイルにあったものがいいかと思います。
外出や旅行などが多い方にはテーブルチェアが便利だと思います。
赤ちゃんの転倒などに不安を感じるのでしたらローチェアは座面が低く、転倒しにくいのでおすすめです。
私は幼児期から大人になるまで使えるハイチェアを利用しておりました。
一緒の食卓に座って、離乳食をあげながら、私も一緒に食事するのがとてもうれしく思ったのを覚えています。
赤ちゃん用にテーブルや安全ガードもつけられたので便利でした。
私はイングリッシーナのテーブルチェアも使っていました。
実家に帰るときに持っていったり、旅行に持って行ったりできるのでたくさん使いましたよ。
お出かけが多い方や食事の場所がいろいろ変わる方にはおすすめです。
赤ちゃん用マグも一緒に練習しましょう
赤ちゃんマグをお持ちでない方は離乳食のタイミングで準備されるといいかと思います。
離乳食が始まると母乳やミルク以外の飲み物で水分をとることもはじめます。
私の息子は母乳だけでミルクを飲んだことがなかったので哺乳瓶も使ったことがありませんでした。
そのせいか離乳食を始める前に赤ちゃんマグの練習を始めてみたのですが全く興味を示さず嫌がりました。
途中で諦めてまた離乳食が進んだ中期頃に赤ちゃんマグの練習を再開したのですが、びっくりするくらいスムーズに使えるようになりました。
母乳以外にものを口に入れるのが慣れてきたのもあり受け入れてくれたのかなと思います。
なので少し離乳食が進んだくらいに一緒にチャレンジされるのがおすすめのタイミングです。
自分で飲めるようになると、とても助かるので赤ちゃんが持ちやすいものがおすすめです。
コンビのラクマグはストロータイプなのですがくわえるだけで飲み物がでてくる構造になっています。はじめてのストロートレーニングにおすすめです。
お食事エプロンは複数あると便利
お食事エプロンとは赤ちゃんが食事の際に食べこぼしても服を汚さないようにするために使うエプロンです。
離乳食の中期から上手にごはんを食べられるようになるまでいつでもどこでも持ち歩いていたのがお食事エプロンです。
赤ちゃんのお食事はとっても汚れます。食べたものは吐き出しますし、手づかみ食べがはじまっても上手に食べられないので、こぼしまくります。
私の息子は手づかみ食べの時にポケット付きのお食事エプロンを使っていましたが、お口に入る量よりも、エプロンのポケットに入る量の方が多かったです。
中期になると食べる量も回数も増えるので、お食事エプロンの使用をおすすめします。
着脱しやすく、洗いやすく、乾きやすい袖のないノーマルタイプがおすすめです。つける準備も簡単ですし、扱いやすいです。
シリコンタイプが人気ですが、つけ慣れていない素材なので着用するのに抵抗がある赤ちゃんもいます。
そんな赤ちゃんには最初は防水加工のしてある布製のお食事エプロンなどがおすすめです。
手づかみが始まるまでにはポケットがしっかりあるものがおすすめです。
今はデザインや素材も多様にあるのでいろいろ試してみてもいいと思います。
100均でも様々な種類があるので悩んでいる方は一度利用してみてもいいかもしれません。
毎日使うものですし、汚れるものなので何枚か持っていると安心です。
コンビのはじめてのお食事エプロンは、撥水加工で汚れが付きにくいですし、洗濯機の手洗いモードで洗う事もできます。
毎日必ず汚れるものなのでお手入れのしやすいものは重宝します。
離乳食後期は赤ちゃん用食器で自分で食べるを応援
離乳食後期は生後9か月〜生後11か月頃を目安にします。
後期になると、赤ちゃんの食べる意欲も増し、いよいよ赤ちゃんの手づかみ食べがはじまります。
今まではお父さんお母さんがあげていたので食器はなんでもよかったのですが、手づかみ食べがはじまると安全で食べやすい食器が必要になります。
赤ちゃんが直接触ったり口にいれたりするものなので安全なものを準備しましょう。
最初は出番が少ないかもしれませんが自分で食べる事を促すためのカトラリーも一緒揃えましょう。
手づかみ食べの時期がすすむと自分で食べてくれるので、一緒に食事を楽しんだりできるのでとても楽しいですよ。
赤ちゃん専用の食器・カトラリーを準備しましょう
離乳食後期になると、いよいよ赤ちゃんが自分で食べる練習をしていきます。
赤ちゃん専用の食器を用意してあげましょう。
私の息子は食器を落とすのにはまった時期があって毎日おとしていました。
赤ちゃんは食器をつかむ、おとす、(たまにかぶります)を繰り返す事もあるので割れにくい丈夫なものがおすすめです。
赤ちゃん用食器も100均で準備することもできますし、可愛いものもたくさんあるので赤ちゃんとの離乳食時間が楽しくなるような食器もおすすめです!
食器と同時に赤ちゃん専用のカトラリーも準備するといいと思います。
スプーンとフォーク両方とも柄が短く太く持ちやすいものがおすすめです。
赤ちゃんの好き嫌いが出やすいものなので、100均でも様々な種類の赤ちゃん用カトラリーがあるので試してみるのもいいと思います。
私はエジソンママのフォークとスプーンを使っていましたが、握りやすかったようで最初から抵抗なく使っていました。
離乳食はさみは便利アイテム№1でした
後期から大活躍してたのが離乳食はさみです。お出かけ先でも使えるような持ち運びできるタイプがおすすめです。
赤ちゃんの口に大きすぎるものをカットしたり、麺類をカットするのにとても重宝しました。
私も外出時にはエプロンとセットに必ず持ち歩いていました。赤ちゃんとシェアして食べる時、ちょっと切るのに本当に便利です。
息子が幼稚園になった今でも使っています。
持ち運び用のケース付きなのでお出かけ先でも使えます。セーフティーロックもついているので安心して使えます。
ブレンダーはあると便利!やってよかった事もご紹介!
離乳食で一番よくきかれるのがブレンダーは買った方がいいですか?という質問です。他の離乳食グッズよりも高価ですので悩まれる方は多いと思います。
またプレゼントしたいけどどうかなと悩まれる方もいるかと思います。
結論から言いますと、とても便利なので私はおすすめします!
私も実際結婚祝いにブレンダーのセットといただきました。料理も得意ではなかったので最初のころは全く使いませんでした。
離乳食時にはじめてつかいましたが、とても便利な事に驚きました。
一瞬でペーストになる食材を見るのがとても面白くて楽しく離乳食作りができました。
ブレンダーは離乳食後も使うなら検討しましょう
ブレンダーはペーストもおかゆもすぐに大量に作れますので作り置きされる方には重宝します。
ただブレンダー自体は少し高価なので離乳食の期間だけしか使わないのであれば費用体効果としては低いかなと思います。
ですが、ブレンダーはスープやポタージュを作ったり、スムージー作りなどにもとても便利なので、離乳食後も使う予定があるなら購入をおすすめします!
私はもともと全くブレンダーを使わなかったのですが、離乳食を機に使い始めて、便利なことに気づいたので今でも使っています。
野菜嫌いの息子にばれないようカレーの野菜を細かくしたり、バナナジュースを作ったりと料理があまり得意ではない私でも簡単に活用できています。
お鍋などで直接使えるハンドミキサータイプが一番使いやすくおすすめです。
BRUNOのブレンダーは見た目も可愛く出産祝いなどでも人気があります。
市区町村の離乳食学級へ行くのもおすすめ‼
必要なものではないですが、私が行ってよかったと思ったのが市区町村で行われる離乳食学級です。
私が住んでた市では検診の後に保健師と栄養士さんが離乳食学級を開いてくれていました。
食材の柔らかさがどのくらいか、大きさはどのくらいかを実際作ってみせてくれました。
実際の離乳食を味見したり、固さを手で触ってみたりできてとても参考になりました。
不安に思っている事などを直接相談できますし、同じ月齢の赤ちゃんがいるお父さん、お母さんと悩みを共感したりできるのでとても安心できます。
それぞれの市区町村によってやり方は変わるかと思いますので一度確認してみるといいかと思います。
まとめ
- 離乳食で必要なものは月齢にあった最低限のものからそろえる
- 離乳食始まる前に離乳食本を1冊準備しておくと安心
- 離乳食初期は茶こし、すり鉢、すりこ木、ミルクパン、離乳食用スプーンをそろえるとよい
- 離乳食中期はベビーチェア、赤ちゃん用マグ、お食事エプロンなど食事環境を整えるものがおすすめ
- 離乳食後期は赤ちゃんが自分で食べるグッズ、赤ちゃん用食器、赤ちゃん用カトラリー、離乳食はさみをそろえるとよい
- ブレンダーは離乳食後も使うのであれば便利なおすすめグッズ
- 市区町村の離乳食学級も利用すると離乳食作りの参考になり、悩みも相談できる
離乳食時期は手間もかかりますし、悩みが絶えない時期ではあります。
私も息子が全身に納豆ご飯を塗っていたときはぼう然としました。今となっては当時の写真を息子と見ながらいい笑いのネタになっています。
いつかは必ず終わる離乳食期です。とても大変な事もあるかもしれませんが、一緒に食事をできるようになるのはとても楽しいです。
頑張りすぎず楽しみながらすすめていただきたいなと思います。
離乳食グッツをたくさん購入する前に、月齢に合った必要なものを探してみて下さいね。
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