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プラスチックの傷消しには100均の重曹やコンパウンドを使おう!初心者におすすめのコンパウンドや傷消し方法を紹介♪

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豆知識

プラスチックの傷消しには、浅い傷であれば100均で購入可能な重曹やコンパウンド、身近な歯磨き粉などを使って消すことが可能です。

今回調べるにあたって、プラスチックの物を家中見て回ったのですが、家電製品や電気スイッチ、トイレなど様々なところにプラスチックが使われていました。

家の中以外にも、車や自転車にも使われており、身近にプラスチックの物がないという方は、ほとんどいないと思います。

そんな多くの物に使われているプラスチックの傷消しを、安価で購入可能な100均の商品や身近な物で消すことができれば嬉しいですよね。

この記事では、プラスチックの傷消しに100均で購入できる商品の紹介と、初心者におすすめなコンパウンドや傷消し方法を詳しくお伝えします。

 

 

プラスチックの傷消しは100均アイテムがおすすめ

プラスチックの傷消しには、100均で購入可能なコンパウンドや重曹を、まずは試してみるのがおすすめです。

プラスチックはさまざまな場所に使われており、すぐに取り替えられない部分や、目立つところに傷ができると気になりますよね。

特に、家のコンセントや電気スイッチなどはすぐ取り換えられる物ではないので自分で消せると嬉しいと思います。

電気スイッチは目線の位置にあるから傷が出来たら気になるわね

我が家は、築浅なのでまだ電気スイッチなどに傷は出来ていませんが、今後傷ができたら自分で傷消しをしようと思っています。

でも、ちょっとした傷に大がかりな物や、高価な物は買いたくない方は多いのではないでしょうか。

私も、ちょっとした傷なら、高価な物や大がかりな物は買いたくありません。

 

高い物を買ってあまり出番がなかったら宝の持ち腐れになってしまうから嫌だわ

そんな時は、100均で購入可能な、重曹やコンパウンドがおすすめです。100均で購入できるものであれば、気軽な気持ちで傷消しできますよね。

また、重曹は店舗問わず大抵の100均に売っているので足を運んでみるといいと思います。

コンパウンドは、セリアやワッツも見ましたが「ダイソー」のみの取り扱いでした。

コンパウンドと聞いてピンっと来ない人もいると思いますので、コンパウンドはどういった物なのか、重曹の使い方など手順を含め詳しく説明しますね。

 

コンパウンドは傷を目立たなくさせるための研磨剤

コンパウンドとは車の傷に使われる、液状やクリーム状の研磨剤のことです。

研磨剤というと馴染みのない方もいるかと思いますが、紙やすりも研磨剤の一種です。

紙やすりなら、小学生の時の図工で使ったことがあるわ

私も今回、傷消しについて調べるまで、コンパウンドという言葉すら知りませんでした。

ところで、なぜ研磨剤で傷消しが可能なの?逆に傷だらけになっちゃうんじゃない?

紙やすりと同じように、研磨剤と言われると傷つけてしまうのではないかと不安になりますよね。

コンパウンドを使った傷消しは、落とすということでなく、傷を目立たなくするという風に思ってもらうと想像しやすいと思います。

傷の周りを研磨して、傷との境をなくすようになだらかにすると傷が目立たなくなります。

なるほど!傷を埋めたり落とすのではなく周りを削ってなだらかにするのか!

このように、周りをなだらかにして目立たなくさせるということなので「深い傷」には使えません。

浅い傷であれば、100均や身近な物を使って消すことができるので諦めずに100均に足を運んでみるといいですね。

100均で購入できるコンパウンドは、ダイソーに売っていますよ。税込み220円になりますが、スポンジや布も入っているので試してみるといいですね。

引用 ダイソー

 

お掃除にも使える重曹ペーストを使った傷消し方法

水で濡らしたら見えなくなるくらいの「かなり浅い傷」であれば、重曹がおすすめです。

重曹でしたら、100均に行かなくてもお掃除グッズとしてお持ちの方もいるのではないのでしょうか。

重曹でなだらかになるのかしら?重曹って掃除のイメージしかないわ。

重曹を使った傷消しは、コンパウンドとは違い「傷を埋める」方法になります。

重曹の細かい粒子が、傷部分に入り込み目立たなくなるといった感じです。ですので、本当に浅い傷でないと傷消しは難しいです。

家にあった重曹で、傷消しを試してみたので参考にしてみてください。

重曹を使った傷消しの手順をお伝えします♪

用意する物

  • 重曹
  • 柔らかい布

手順

  1. 重曹と水を2:1の割合で混ぜペースト状にする
  2. 傷の周りに汚れがあれば綺麗に落としておく
  3. 柔らかい布にペーストを付け円を描くように擦り込む
  4. 傷が消えるまで繰り返す
私は、30秒ほどしか擦り込まなかったのでそこまでの変化は感じられませんでしたが、30秒程にしては小さい傷はいくらか消えました。
念入りに何回も繰り返したら、もう少し効果が得られたかと思います。
ビフォー
アフター

少しの浅い傷であれば、コンパウンドを購入する前に、重曹で試してみるといいですね。

重曹と水を混ぜ合わせた重曹ペーストは、余ったらお掃除で使えるので少し多めに作るのもいいですよ。

キッチンの油汚れやシンクお風呂などで使えます。私は、IHの焦げ付き汚れに重曹ペーストを塗り上からラップして放置してそのままラップを丸めてこすっています。

プラスチックの傷消しの為に購入して、例え傷が消えなかったとしても、重曹はお掃除で使えるので無駄にならないのもおすすめポイントです。

 

 

浅い傷は歯磨き粉で消える!使い方を紹介♪

浅い傷であれば、歯磨き粉を使って消すことが可能です。

歯磨き粉にも、研磨剤が入っているので浅い傷でしたら、消すことができるのです。

重曹やクレンザーは、家にないという方もいますよね。

私も一人暮らしだったら、洗剤は本当に使う物だけになるかな…クレンザーはまだしも重曹は買わないかも。

歯磨き粉なら、大抵の家にあるものなので助かりますよね。

ただし、歯磨き粉に含まれる研磨剤は微量になるので深い傷は消すことができません。また、適してない歯磨き粉もありますので注意が必要です。

  • ジェル状の歯磨き粉
  • マイクロビーズ入りの歯磨き粉

ジェル状の歯磨き粉は、研磨成分が入っていない為研磨作用がありません。

マイクロビーズ入りというのは、「つぶつぶ入り」のように書いてあるものです。こちらは、余計な傷をつけてしまう可能性があるので、使用できません。

必ず上記2つ以外の歯磨き粉を使って傷消しをしましょう。

用意する物

  • 歯磨き粉
  • 柔らかい布

手順

  1. 傷の周りの汚れを綺麗に拭き取る
  2. 柔らかい布に歯磨き粉を少量付ける
  3. 円を描くように擦り込む

プラスチックの傷消しは必ず柔らかい布を使って行ってくださいね。固い物を使うとかえって傷が増えてしまう可能性もありますよ。

歯磨き粉でしたら、気軽にできますし何より口に入っても安全な物なのも嬉しいですよね。

プラスチックのコップや食器など子供が直接口にするものは、やっぱり洗い残しを考えると歯磨き粉の方が安心だわ

プラスチックの傷を見つけたら、浅い傷ならまずは身近なアイテムを使って消してみるといいですね。

歯磨き粉を大量に使うとなると、気が引けますが少量で出来るのも嬉しいポイントです。

 

 

プラスチックの傷消しにピカールも使える

金属磨きで有名なピカールでも、プラスチックの傷消しはできます。

ピカールは、非常に細かい粒子の研磨剤なのでコンパウンドと同じようにプラスチックの傷に使えますよ。

コンパウンドと何が違うのかと思われた方もいるのではないでしょうか。

私も、今回傷消しについて調べるまでコンパウンドもピカールも知らず、何が違うのか見当すらつきませんでした。

ピカールは細かい粒子の研磨剤に、灯油と乳化剤を混ぜた物が入っています。ピカールは、日本磨料工業株式会社の商品名で金属用の研磨剤として販売されています。

ピカールは金属用と書いてあるけど、プラスチックに使って大丈夫なのかしら?

金属とのみ表記があるとそれ以外使えないのではないかと思ってしまいますよね。私も、ピカールを最初調べた時は、金属のみ対応している物だと思っていました。

ピカールを販売している日本磨料工業株式会社のホームページの「よくあるご質問」に記載がありました。

(前略)Q.ピカール液使用に適しているもの、
適さないものについて教えてください。

A.適しているもの:真ちゅう、銅、ステンレス、アルミ、スズ、鉄等の金属やプラスチック類(後略)

このように、ピカールの商品ページには「金属」と記載がありますが、金属以外のプラスチックやステンレスにも使えます。

逆に適していない素材もありますので、使用の際は注意が必要です。

  • 塗装
  • コーティング
  • 金銀メッキ
  • 特殊な表面処理をしているもの

ピカールは、液状とクリームタイプのものがありますが、ピカールケアーとピカール液は同じ成分なので使いやすい方を使うといいですね。

ピカールネリのみ、研磨剤の粒が粗い物になるので、プラスチックの傷消しをする際にはいきなり使うと余計に傷が付く可能性があるので注意が必要です。

ピカールもプラスチックの傷消しに使えると分かれば、傷が出来てしまった時、方法の一つとして使えますね。

 

 

車の傷はコンパウンドで目立たなくさせよう

車の傷も、浅い傷であればコンパウンドを使用して目立たなくすることができます。

浅い傷ってどの程度のことをいうのかしら?

ここでいう浅い傷とは、パッと見た感じでは気付かないけど、よく見ると傷があるのが分かる程度の細かい傷です。

水をかけると見えなくなる位の傷って覚えておくといいわね

水に濡れていると分からない程度の物でも、乾いた時に傷に気付くと結構気になりますよね。

私も、社会人になって初めての高い買い物が車だったので、細かい傷であっても落ち込みました。

当時、消し方があるとは知らず細かい傷は放置していましたが、自分でできるのであれば消したかったなと思うほどです。

だたし、最初にもお伝えしたようにコンパウンドでの消し方は、周囲を削って目立たなくする方法になりますので深い傷は専門業者にお願いしてくださいね。

用意する物

  • コンパウンド(研磨度別に何種類か入っている物)
  • スポンジ
  • 柔らかい布

手順

  1. 周囲の砂埃などの汚れを落とす
  2. コンパウンドを少量スポンジに付ける(必ず研磨力の弱い極細から使う)
  3. 傷と周囲を優しく磨く
  4. 傷の見え方を見ながら研磨剤の強さを調整し繰り返す(研磨力が強いものをいきなり使うのはNG)
  5. 最後に必ずワックスやコーティングを行う
ここでいくつか注意点があります。まずは、コンパウンドは使えない材質があり、万が一コンパウンドが付いてしまうと変質する可能性があるので注意が必要です。
  • 樹脂(樹脂バンパーや樹脂モール等)
  • ゴム部分(タイヤなど)
上記の部分に近い場所で、コンパウンドを使う際はテープやビニールなどで付かないようコーティングしてから行うといいですね。
もう一点は、車のボディ部分の傷を消したい時の、傷の深さの見極めです。冒頭にも伝えたように、コンパウンドで消せる傷は、浅い傷になります。

車の形状を調べてみると、順番に「ボディ」「下地層」「カラー層」「クリア層」の4つの層から出来ています。

この2番目のカラー層に留まった傷であれば、コンパウンドで消すことができます。

見極めのポイントなんてあるのかしら。

コンパウンドで消せない傷の見極めポイントはありますよ。

「爪でなぞった時に、ひっかかりのある傷」と「車体の色と違った色が見える傷」です。

この2つの傷は、コンパウンドで消すことはできません。

こちらの写真のように、車体と違った色が見える傷にコンパウンドを使ってしまうと悪化させる危険性があるので注意しましょう。
コンパウンドが使えない傷や、材質、手順を参考にして細かい傷がピカピカになるといいですね。

 

 

初心者に使いやすいコンパウンドは油性の液体タイプ

コンパウンドには、研磨力の強さや性質の種類があり、使いやすさも変わっていきます。
初心者には、油性の液状タイプのコンパウンドがおすすめです。
油性タイプのコンパウンドは、研磨力は低いですがその分、失敗する可能性も低いので、初心者は油性の液状タイプのものを使いましょう。
私はコンパウンドを使ったことがないのですが、今回調べてみて購入するときは液体タイプを買おうと思いました。
それぞれの形状と特性についてのメリット等を説明します。
ペーストタイプ
粘度が高いので、垂れる心配がなく使用する場所を選びません。
ただし、伸びづらい為広がりづらかったり、磨きムラになりやすいです。固まりやすいので、長期保存には向いていません。
リキッドタイプ
広がりやすく、ムラにもなりづらいのですが、液状なので薬剤が飛び散りやすくもなります。使用中は乾燥に弱いため、手早く作業することが必要になります。
水性
研磨力が高いので、作業効率は高くなります。ただし磨き残しが目立ちやすかったり、研磨カスが出てしまいやすいので、慣れていないと使いずらいです。
油性
研磨力は落ちますが、傷を埋めて目立たなくする作用もある為、失敗の可能性も低いです。慣れていない人でも使いやすいです。

慣れていたり得意な人は、水性のコンパウンドの方が効率がよいわね

またコンパウンドは、研磨力に応じて「中目」「細目」「極細目~超微粒子」「艶出し」と4つに分けられます。

傷消しをする際は、必ず研磨力の低い物から使用し、徐々に研磨力をあげていくようにしましょう。
研磨力ごとにセットになっているものがおすすめですよ。

こちらの商品は、中目は入っていませんが、中目はかなり研磨力が強い物になります。

一度削ってしまうともとに戻せないので、研磨力の弱い物を使って傷消しをすることをおすすめします。

研磨力の強い物を使って余計傷だらけになってしまったらショックだもの

今回、コンパウンドのセットを調べてみると「水性」「油性」と記載されていない物が多く感じられました。

ただ初心者でしたら、リキッドタイプの研磨力ごとのセットになっているものを購入するといいと思います。

セットになっていないものだと、容量が多いので使い切れなかったり、研磨力ごとに買い揃えたりと、無駄になってしまうかもしれません。

私は、初めて購入するもので大きい物を選ぶと大体失敗します。使い切れないまま使用期限が切れてしまったり、使いこなせないことが多々あるんですよね。

細かな傷であれば、それほど多くのコンパウンドは使わないですし、何より小さいサイズの違う研磨力の物が揃っているのは使いやすくていいですよね。

傷消しを初めてする際は、リキッドタイプのセットの物を選んで、研磨力の弱いものから使うと失敗なくできそうですね。

 

 

まとめ

  • プラスチックの傷消しには、浅い傷であれば100均で購入可能な重曹やコンパウンド、身近な歯磨き粉などを使って消すことが可能
  • 金属磨きで有名な「ピカール」でもプラスチックの傷消しは可能
  • ピカールネリは研磨力が強いので、いきなり使うと余計傷をつける可能性があるので注意が必要
  • 車も浅い傷であればコンパウンドを使って目立たなくすることができる
  • 車の傷で「爪でなぞった時に、ひっかかりのある傷」と「車体の色と違った色が見える傷」は、コンパウンドでは消すことが出来ない
  • 初心者に使いやすいコンパウンドは油性の液体タイプ

今回、プラスチックの傷消しについて調べた結果100均で購入可能な重曹やコンパウンド、歯磨き粉で浅い傷でしたら消すことができると分かりました。

車の傷もコンパウンドを使用して消すことは可能ですが、傷の深さの見極めやタイヤや樹脂部分に付かないようにするなど注意が必要です。

細かい浅い傷であれば、身近なものや100均で消すことができますので、一度試してみるといいですね。

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