転園する子へのプレゼントに、何か思い出に残るものを渡したい!
そんなときは、転園する子へのプレゼントを手作りしてみましょう。
手作りのプレゼントは気持ちを伝えやすく、またクラスの全員が関われるという良さがあります。
私の娘が転園するときに頂いたものも、クラスの皆とママたちが手作りしてくれたメッセージアルバムでした。
忙しいママたちが話し合い考えて作ってくれたこと、一人ひとりが娘のために温かいメッセージを寄せてくれたことが本当に嬉しく、幸せな気持ちになりました。
記事の中では、我が家が頂いたメッセージアルバムの他にも、みんなで作りやすく気持ちも伝えられるプレゼントのアイデアを紹介しています。
クラスのお友達とのお別れは悲しいものですが、転園する子へのプレゼントを手作りして喜んでもらいましょう!
転園する子へのプレゼントを手作りしよう
転園していくお友達に何か贈り物をするのなら、プレゼントを手作りしてみましょう!
その子のことを考えながら、時間や手間を費やして作るオリジナルのプレゼントは、もらったときにとても嬉しいものです。
我が家も娘が転園するときに、クラスのお友達とママ達から、お別れにとメッセージアルバムとハンドタオルをいただきました。
娘は可愛いハンドタオルも喜んでいましたが、一人一人からのメッセージが綴じられたアルバムを何度も、それこそ小学生になっても読み返していましたよ!
お別れのプレゼントに手作りをおすすめする理由
子供達がメッセージや絵などを通じて、転園する子への気持ちを伝えることができる、ということ以外にも手作りのプレゼントがおすすめな理由があります。
それは、クラスのみんなが直接関われるという点です。
品物を選んで贈るということになると、代表のママ数名がお金を集めプレゼントを手配し、みんなから、という形で渡すことになります。
しかし、手作りであれば一人ひとりがメッセージを書いたり、折り紙を折ったりして、クラスのみんながプレゼントに直接関わることができます。
私の娘も見送る側になったとき、転園する子へのメッセージカードを一生懸命書いていました。
皆で集まることが難しくても、描いたり作ったりしたものを持ち寄る形にすれば、各自が家で作業することができます。
また、少ない予算でも工夫次第で、華やかなプレゼントにできる良さもあります。
メッセージが伝わる手作りプレゼント4選
手作りすることが決まれば、次に考えるのは何を作るかですね。
私も幼稚園の役員のとき見送る側になり、
他の役員さん達とどうしようかと悩みました。
お別れに相応しい、予算がかからず作りやすいプレゼントを4つ紹介していきます。
皆からのメッセージが綴じられたアルバム
転園する子へのメッセージを綴じたアルバムは、気持ちをそのまま伝えることができるプレゼントです。
ハガキホルダー、人数分のハガキサイズのカード、表紙のデコレーション素材があれば作ることができます。
ハガキホルダーを選ぶときはポケットの数に注意してください。
人数に対してポケットの数が多すぎると、空のポケットが目立ってしまいます。
カードには、それぞれ転園する子へのメッセージを書いてもらいましょう。
マスキングテープやシールなどを使い、デコレーションしてもらうことで、見た目にも楽しいものになります。
私の娘がもらったアルバムのメッセージカードには、書いてくれた子の写真を貼ってくれているものが沢山ありました。
幼稚園や保育園時代にお別れすると、どうしてもお友達の顔を忘れていってしまいます。
でも、写真が貼ってあるこのメッセージアルバムのカードを見ることで、いつでも懐かしく皆の顔を思い出すことができます。
色とりどりの折り紙で作られた花束
折り紙で作られた色鮮やかな花束も、お別れに相応しいプレゼントです。
折り紙と台紙となる包装紙があれば作ることができます。
みんなが折ったお花を台紙に配置したり貼り付ける必要があるので、代表のママは少し大変かもしれません。
立体のお花が作れる折り方もありますが、こちらは難易度が上がります。
私の娘が小さい頃に、立体のチューリップを一緒に折ったことがありますが、茎を工作したりして、中々手がかかりました。
また、立体にするとボリュームがかなり出るので、持ち帰るときに相手が困らないかなど注意が必要です。
人数が少ないときにおすすめ!カードを使った寄せ書き
人数が少なくてアルバムのポケットが余ってしまう場合には、寄せ書きにしてみてはどうでしょうか。
可愛いメッセージカードを、色紙に貼っていく方法がおすすめです。色紙を華やかに、また余白を少なくして作ることができます。
各自が家でカードを書けるので、集まったり色紙を回す必要もありません。
私が幼稚園の役員だった時に、この方法で先生への色紙を作ったのですが、皆からのカードを集めるだけだったので、とても助かりました。
集まったり色紙を回す時間があるのであれば、色紙自体を華やかなものにして皆に寄せ書きをしてもらってもいいですね。
皆の写真を入れたオリジナルのフォトフレーム
クラスの皆を思い出してもらえるよう、手作りのフォトフレームに写真を入れて贈るのもおすすめです。
枠はダンボールなどで手作りしてもいいですし、100均でも購入することもできます。
皆に作ってもらう物は、枠に飾りつけるパーツです。
転園する子が好きなもの、例えば恐竜、車、お花、動物などをテーマにして折り紙を折ったり絵を描いてもらいましょう。
ビーズなどを貼り付ける場合は、本人や兄弟に誤飲の心配がないか注意してください。
私も子供の頃に引っ越しをして、友達の写真が入ったフォトフレームを贈ってもらった経験があります。
見るたびに懐かしく、進学して家を出るまで、ずっと部屋にそのフォトフレームを飾っていました。
手作りのプレゼントに便利な100均アイテム4選
プレゼントを手作りするときには100均を利用すると便利ですし、予算が抑えられます。
私もクラスからの贈り物を作るとき、マスキングテープやシールを買いにいきました。
上で紹介したプレゼントを作るときに100均で揃えられる、おすすめの商品はこちらです。
- ハガキホルダー
- 折り紙
- フレークシールやカード
- フォトフレーム
どのように使えばいいのか、ひとつずつ紹介していきますね。
メッセージアルバムに使えるハガキホルダー
引用 ダイソーネットストア
ダイソーのこのハガキホルダーはポケットの数が40枚と多くないので、空のポケットが少なくて済みます。
表紙は少し凸凹でニュアンスのある、おしゃれなデザインになっています。
凸凹があるので、デコレーションするときは、ボンドなどでしっかりと貼り付けた方が安心です。
私の娘がもらったメッセージアルバムは、全体に可愛い柄の布が貼ってありました。
全体をデコレーションしたい場合は、表紙がクラフト素材のものがおすすめです。
引用 ダイソーネットストア
豊富な種類とサイズから選ぶことができる折り紙
引用 ダイソーネットストア
100均の折り紙のなかで私がおすすめするのは、両面折り紙です。
両面折り紙なので裏の白い部分がなく、作品がより華やかに見えますよ!
ダイソーには他にも柄があるもの、色がついた透明タイプ、キラキラしたホイルカラーなど種類豊富な折り紙が揃っています。
サイズも標準的なもの以外に、倍近いサイズのもの、一辺が11.7センチとやや小さいもの、4分の1サイズの小さいサイズのものがあります。
カットなど準備する人の手間を省くことができますね。
キャンドゥには3種類のサイズがセットになったものも売られています。
引用 キャンドゥネットショップ
同じものを作っても、いろんなサイズの折り紙で作るだけで、更にかわいくなりますよね。
寄せ書きを華やかにするフレークシールやカード
引用 キャンドゥネットショップ
寄せ書きにメッセージカードを貼る場合は、シールタイプや両面テープが付いているタイプがおすすめです。
人数が多いと、裏に1枚1枚のりをつけていく作業も大変です。
シールであれば色紙に貼りやすく、すぐにはがれてしまう心配もありません。
私も先生への色紙で使いましたが、とても作業がしやすかったです。
デザインも豊富に揃っているので、色紙を可愛くデコレーションすることができます。
引用 ダイソーネットストア
私のおすすめは、厚みのある両面テープがついているカードです。色紙に貼ったときに立体的になって素敵ですよ♪
飾り付けがしやすい幅広のフォトフレーム
引用 ダイソーネットストア
フォトフレームに子供達の作品などを飾り付けたいときは、枠の幅が広いものが作業しやすくおすすめです。
ダイソーのこのダブル枠のシリーズは幅が広いので飾り付けがしやすく、L判、ハガキサイズ、2L判と3サイズの中から選ぶことができます。
2L判であれば、枠から少々飾り付けがはみ出しても、写真に被り過ぎることがありません。
引用 ダイソーネットストア
クラスの人数が少ない場合に、私がおすすめしたいのがこちらです。
横長タイプになっていて、縦向きにした写真であれば、3枚並べて入れることができます。
私が作るのであれば、人数が少ないことを活かして、写真の周りに可愛いメッセージカードをデコレーションしたいなと思いました♪
転園する子にプレゼントを贈るときの注意点
プレゼントを手作りして贈る場合、気を付けたいことが何点かあります。
私は登園最後の日は荷物が多く持ち帰るのが大変だったのですが、プレゼントがコンパクトなサイズでとても助かりました。
ここからは相手により喜んでもらえるよう、注意したいポイントを紹介していきます。
幼稚園や保育園に対して事前に確認をとる
転園する子にプレゼントを贈りたい場合は、贈っていいかをまず園側に確認しましょう。
園によっては一切の贈り物を禁止しているところもあります。
また先生が主導して、クラスの子供達から転園する子にプレゼントを用意していることもあります。
私の娘も、先生が可愛く装丁したアルバムに、一人ひとりが娘との思い出のシーンを描いた絵が綴じられたものをいただきました。
園側からのプレゼントと被らないように、クラスからは何を贈るのか先生に聞いておくと安心です。
プレゼントする相手の負担にならないようにする
プレゼントを贈るときは、相手の負担にならない大きさや金額のものにしましょう。
大きさのあるプレゼントだと園から持って帰るのも、家に置いておくのも大変です。
転園する場合は引っ越しを伴っていることも多いので、荷物を増やしてしまわないようにしましょう。
私の娘がもらったアルバムは、荷造りで乱雑になった部屋のなかでも管理しやすく、娘の希望通り、荷造りの最後まで手元に置いておくことができました。
また、あまり高額なものだと相手にお返しなどの気を使わせてしまいます。
手作りであれば、そういったことを相手に感じさせにくいのもメリットです。
お金をかけて凝ったものを作ることは避けましょう。
用意する側の負担が大きくならないよう配慮する
クラスの皆に協力してもらってプレゼントを手作りする場合は、各家庭にかけるお金や労力の負担が大きくならないようにしましょう。
各家庭によって事情がありますし、プレゼントに対する考え方も様々です。
協力してもらいやすいように、予算を高くしすぎない、作るのが大変なものにしない、などの配慮が必要です。
私は贈る側として皆に協力してもらったことがありますが、集めたものを形にするため提出期限を決める必要がありました。
期限を守ってもらうためにも、あまり凝ったものにはしないようにしましょう。
皆でプレゼントを贈る場合、クラスの人数にもよりますが、各家庭へお願いする負担は100円から300円位が平均的です。
渡すタイミングは登園最終日にこだわらない
プレゼントを渡すタイミングは登園最終日がいいとは限りません。
登園最終日は、転園ということで持ち帰る荷物が多かったり、体調不良などでお休みして会えない可能性もあるからです。
私の娘がプレゼントをいただいたのは、登園最終日でした。
プレゼントはコンパクトなサイズで、とても助かったのですが、やはり園から持ち帰る荷物が多くありました。
お別れのプレゼントは登園最終日に渡すイメージが強いと思いますが、早めに渡す方がお互い助かる場合もあります。
食べ物を手作りしてプレゼントすることは避ける
クラス全体ではなく個人として手作りのプレゼントを贈る場合、お菓子などを手作りすることが候補にあがることもあるかもしれません。
しかし食べ物はアレルギーや衛生面の心配があるので、手作りのプレゼントとしては避けたほうが無難です。
手作りのものは原材料名が確認できません。アレルギーの原因となるものを除いてくれていたとしても、様々な可能性を考えて、不安を感じる人もいます。
また、家族以外の人の手作りのものを食べるのが、苦手な場合もありますよ。
私の娘も、症状の出方が軽いものから重いものまで、数種類の食べ物アレルギーを持っています。
普段は制限していないものでも、少し体調が悪いときに多く食べたりすると、症状が出たりすることもあります。
アレルギーっ子の親としては、原材料が分かるものが有り難いです。
予算が余ったときはプチギフトを添えよう
予算が少しだけ余ってしまったときには、手作りプレゼントにちょっとしたギフトを添えてみましょう。
転園した先でも使えるポケットティッシュやハンカチ、キーホルダー、アレルギーがないのであればお菓子などもいいですね。
中からおもちゃが出てくるバスボム、男の子であればトミカ、女の子であればヘアアクセサリーなどもおすすめです。
私の娘がもらったハンドタオルも、新しい幼稚園、さらに小学校と長く使わせてもらいました。
今でも娘のタンスに大事にしまわれています!
まとめ
- 転園する子へのプレゼントには、気持ちが伝えやすく、クラスのみんなが関わることができる点から手作りがおすすめ。
- 作りやすいプレゼントは、メッセージアルバム、折り紙で作った花束、カードを使った寄せ書き、枠を飾り付けたフォトフレーム。
- ハガキホルダー、折り紙、フレークシール、両面テープ付きのメッセージカード、フォトフレームなどの材料は、100均の商品がおすすめ。
- プレゼントのやり取りが禁止ではないか、プレゼントが被らないように園からの贈り物は何かを事前に確認しておく。
- 相手の負担にならないように、大きなもの、お金をかけすぎたものは贈らない。
- 用意する側のお金と労力の負担が大きくならないよう配慮する。
- クラスの人数にもよるが、各家庭へお願いする金銭的負担は、100円から300円位が平均的。
- 登園最終日は、持ち帰る荷物が多かったり体調不良などでお休みして会えない可能性もあるので、少し早めに渡すのも良い。
- アレルギーと衛生面に配慮して、食べ物を手作りすることは避ける。
- 予算が余ったときは、プチギフトを添えるのがおすすめ。
お別れはお互い寂しいものですが、プレゼントにはぜひ手作りのものを贈りましょう。
みんなが心をこめて作ったプレゼントは、きっと新しい場所に向かうその子の支えになります。
娘も私も大好きだった幼稚園から転園することになり、不安や寂しさがありました。ですが、皆が作ってくれたプレゼントが私達を励ましてくれました。
みんなで手作りしたプレゼントで、転園する子が幸せな気持ちになってくれたら嬉しいですね♪
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