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黄砂はいつからいつまで飛来してくるのか?4月がピークでその時期は洗濯物は室内に!PM2.5の情報も調べてみた!

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豆知識

黄砂はいつからいつまでが時期なのか、それは2月から5月でその期間は洗濯物にも注意が必要です。

黄砂は名前の通り「砂」です。せっかく洗濯したものにまた砂が付着するのは嫌ですね。

私は九州地方に住んでいるのですが、いつからか時期になると車のボディなどに細かい砂が付着しているのをよく見かけるようになりました。

黄砂が車に付着しているのを見るようになったら、子どもの服は特に気をつけて部屋干しするようにしています。

黄砂の時期の洗濯物の干し方や、体への影響などを調べたので、いつからどのように気をつければいいか参考にしてみて下さい。

 

 

黄砂はいつからいつまで飛んでいるのか調査

黄砂には時期があり、毎年2月から5月によく日本へ飛来します。

黄砂はそもそも、中国大陸の砂漠で風によって砂が舞い上げられ、偏西風によって日本に飛んできたものです。

環境省によると、日本へ飛来する過程で大気汚染物質を取り込んでいる可能性もあると言われています。

ピークは偏西風の影響が大きくなる4月頃です。

私が住んでいる地域では黄砂の時期は空がかすんで遠くが見えづらくなります。

気象庁は、職員の目視により大気中に黄砂粒子が浮遊していると判断された場合に「黄砂」として記録します。

その日数が多い期間が2月から5月になっています。下記の図を見ると一目瞭然ですね。

気象庁ホームページ

6月頃になると、梅雨の影響で黄砂が雨で下に落とされるのでグッと観測日数が減っています。

その後は偏西風が弱くなっていくので、黄砂が日本に届きにくくなります。

私は黄砂の観測は、大気中の成分を特殊な機器などで計測しているのかと思っていましたが、職員さんの目視で記録されていると知りとても勉強になりました。

昔は「春霞(はるがすみ)」と呼ばれていて、春の風物詩と言われていましたが、現在では少し迷惑な存在だなと思います。

 

 

黄砂の時期は洗濯物の干し方に注意

黄砂の時期は洗濯物に注意が必要です。車のボディにも砂だとわかるくらい付着してしまう黄砂です。

洗濯物を外に干しているとしっかりと黄砂がついてしまいますので、できれば部屋干しがおすすめです!

黄砂の時期の2月から5月は寒さも和らいで、天気が良いと外はすごく気持ちが良いですよね。

春は天気の良い日も多く、私は思わず外に洗濯物を干したくなります。

私が住んでいる九州地方は特に黄砂の影響が大きいため、春は洗濯物を干す時に必ず外を確認して空や遠くがかすんでいないかを確認します。

かすんでいる時には黄砂がついてしまうので、必ず部屋干しするようにしています!

黄砂はスギ花粉の10分の1の大きさの砂です。洗濯物の繊維の奥に入り込んでしまうと、せっかくキレイに洗濯した服をまた洗いなおさないといけなくなります。

エスエス製薬によると黄砂に大気汚染物質がついている場合、黄砂がついた服を着た際に吸い込むとアレルギー症状や、呼吸器系に影響が出ることもあるとのことです。

洗いなおす手間もかかりますし、何より子ども達の服に黄砂がついていた場合の体への影響を考えると室内干しをしようと思いますよね。

室内干しをする際にもポイントがありますので、簡単に紹介しますね。

1.生乾き臭を防止するために5時間以内に乾かす
2.洗濯物同士の間にできるだけ隙間を作る
3.エアコンや除湿器を活用して乾かす時間を短縮する
4.扇風機などを活用する
室内干しする際は出来るだけ早い時間で乾かすことで、室内干しで気になりやすい生乾き臭を抑制することができます。
我が家では室内干しをする際は、冬はエアコンを春・夏・秋は扇風機を使ってできるだけ早く乾燥させるようにしています。
子ども服は洗濯するものが溜まるのが早いので、雨の日などに洗濯した際は浴室乾燥を使って乾かしています。
浴室乾燥であれば洗濯物の量にもよりますが、子供3人分の服1日分を3時間ほどで乾かすことができるので、我が家ではよく活躍してもらっています。
室内干しする際は早く乾かすことを意識して干し方を工夫してみるのも良いかと思います。

外に干したいときは洗濯物カバーの活用もあり

 

黄砂がピークの4月などは天気の良い日にはやっぱり外に干したい、というときもあるかと思います。

どうしても外干ししたい時は洗濯物カバーを活用するのもありです。

洗濯物にカバーをすると、湿気によって乾きが悪くなりそうだと思いますよね。

全くそんなことはなく、両サイドがメッシュになっているので、雨を防ぎながら風を通してくれます。

100%黄砂などの付着を防止できるというものではありませんが、直接降りかかってくるものは防いでくれるでしょう。

また、衣類を痛める原因にもなる紫外線もカットしてくれるので、ひとつあると便利ですね。

我が家のタオルなどは紫外線に当てすぎてガジガジした触り心地になってしまっているので紫外線のカットは嬉しい機能です。

私も天気の良い日はできるだけ外干しできるようひとつ手元に持っておこうと思います。

 

 

よく耳にするPM2.5と黄砂の違いは?

黄砂と同じ時期によく耳にするのが「PM2.5」です。
黄砂とPM2.5の違いは、黄砂は中国大陸から飛来する「砂」でPM2.5は直径2.5マイクロメートル以下の「大気汚染物質」です。
ちなみに「1マイクロメートル」は「1ミリメートルの1000分の1」の大きさです。
かなり小さいですよね。それぞれの特徴を簡単に紹介します。

黄砂は中国大陸の砂

中国大陸内陸部のタクラマカン砂漠、ゴビ砂漠などで風に巻き上げられた砂や鉱物の粒が偏西風に乗って飛来し、大気中に浮遊や地上に降下する現象です。
黄砂には石英や雲母などの鉱物が多く含まれていて、日本に到達する黄砂の直径は約4マイクロメートルになります。
環境省によると、黄砂粒子の分析でアンモニウムイオンや硫酸イオン、硝酸イオンなど砂の成分ではないものが検出されているとのことです。
これは日本に飛来する過程で大気汚染物質を取り込んでいる可能性があるということを示していると考えられています。

PM2.5はとても小さな大気汚染物質

PM2.5は粒子の直径が2.5マイクロメートル以下のとても小さな大気汚染物質のことです。
成分は炭素や硝酸塩、酸化アルミニウムなどです。
2.5マイクロメートル以下で小さいので、吸い込んでしまうと肺の気管支の奥まで入ってしまい気管支炎などを発症する可能性があるとのことです。
とても小さいので鼻や喉の粘膜にとどまらず、吸い込んだ空気と一緒に肺にまで運ばれてしまうと考えられています。

大気中の粒子で2.5マイクロメートル以下のものであれば黄砂であってもPM2.5と呼ばれるとのことです。

私は全くの別物だと思っていたので、このことを知って黄砂とPM2.5のどちらにも気を付けていかないといけないと思いました。

小さな子どもは気管支もまだ細いので特に気を付けてあげようと思います。

 

 

黄砂やPM2.5のアレルギー症状への影響とは

黄砂やPM2.5はアレルギー症状を悪化させるとも言われています。

黄砂自体がアレルギー症状を引き起こすわけではありません。

日本へ飛んでくる過程で大気汚染物質やカビ・細菌などのアレルギーの素が付着して症状を悪化させることがあると言われています。

(前略)日本に飛来する過程でアレルギー性鼻炎の症状を引き起こす大気汚染物質や菌が付着することで、その付着した成分や飛来量の影響によって、アレルギー性鼻炎の症状を悪化させたり、他の症状を伴うなどの可能性があります。(後略)

引用:エスエス製薬 アレジオン

アレルギー性鼻炎の薬を出しているエスエス製薬では上記のように言っていました。

私は花粉症なのですが、スギやヒノキ花粉の時期が終わりかけでも鼻水やくしゃみが止まらないのは黄砂も関係していたんですね。

環境省によるとPM2.5は大気汚染物質で粒の大きさもとても小さいので、吸い込むと肺の奥に入ってしまい呼吸器系に影響を及ぼすことがあるとのことです。

PM2.5は年中飛んでいるものなので、飛散量が多い時は1日中鼻をかんでいることがあります。

熊本大学の研究報告書によると、体への影響で、PM2.5や黄砂の濃度が上がることは、急性心筋梗塞などの発症に影響を与えていると考えられています。

アレルギー症状の悪化だけでなく、人体に様々な影響を及ぼす可能性のある物質だということが分かりました。

 

 

黄砂の時期は情報をしっかりチェックしよう

黄砂の時期は黄砂の飛来が多い地域に住んでいる場合は、情報をしっかりとチェックすることが大切です

情報をチェックしていないとうっかり洗濯物を外干ししてしまうこともあるかもしれません。

私はよく情報チェックをする前に洗濯物を外に干してしまうことがあります。

その後にテレビやスマホの天気予報を見て「あっ!」と思い急いで室内に入れています(笑)

黄砂やPM2.5の情報はお天気アプリを利用したり、気象庁のホームページで確認をすることができます。

お天気アプリを入れておけば、アプリを開いてすぐに確認できるので便利ですよね。

黄砂の情報のチェックを詳しくしたい場合は環境省と気象庁が共同で運用している「黄砂情報提供ページ」を参考にすると良いと思います。

情報をチェックすることで、黄砂やPM2.5の今後2日程の予測なども見れるので、外干ししたいものをいつ洗濯するかなども計画しやすいですね。

また、外出する際に子どもにマスクをさせておくかなどの参考にもしています。

あまりに黄砂やPM2.5の飛散量が多い時は心配になりますからね。

私が住んでいる地域は黄砂が多い時は空が黄色になるので、外の状況もチェックしています。

私も花粉症があるので、黄砂の時期になると毎日必ずチェックするようにしています。

よく黄砂が飛来する地域にお住まいの場合は、黄砂の時期には情報チェックをしっかりとすることをおすすめします。

あまり飛来しない地域にお住まいの場合でもPM2.5の情報には気を付けたいですね。

 

 

まとめ

  • 黄砂は中国大陸の砂漠の砂が風で舞い上がり飛んできたもので、2月から5月が時期でピークは4月
  • 黄砂が飛来する過程で大気汚染物質を含んでしまう可能性があるので黄砂時期の洗濯物の外干しには注意が必要
  • 6月頃からは偏西風が弱くなり、梅雨で雨も降るので黄砂が飛来しにくくなる
  • 服に付いた黄砂を吸い込んでしまうことで体に影響を及ぼす可能性がある
  • 黄砂の時期は室内干しをして、早く乾くように工夫をすることがおすすめ
  • 黄砂の時期に外干ししたい場合は洗濯物カバーの利用もあり
  • 大気中の粒子で2.5マイクロメートル以下の大気汚染物質がPM2.5で黄砂も粒子が小さくなると分類される
  • 黄砂やPM2.5はアレルギー症状などを悪化させると言われている
  • 黄砂の時期は情報をしっかりとチェックすることが大切
黄砂やPM2.5について調べていくと、子供の体への影響などが心配になってしまいました。
今後は我が子達のためにも情報をしっかりと確認し、できるだけ子ども達の体に影響が少ないように対処していきたいと思いました。
黄砂について気になっているあなたの日々の手助けになれば嬉しいです。

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