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服についた油シミの落とし方は軽度なら食器用洗剤がおすすめ!時間が経った油シミのクレンジングオイルでの取り方を実践!

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豆知識

食べこぼしの油シミの落とし方で手軽にできるのは、食器用洗剤を使った方法です。

子どもがいるご家庭ではお子さんの食べこぼしで、服に油シミができてしまうことがよくあると思います。

そんな時には油シミがついてすぐであれば、手軽に食器用洗剤で落とすことができます。

我が家の子ども達も、よく食べこぼして服に油シミを作ってくれます。

私は最近まで適切な落とし方を知らず、時間が経った落ちない油シミに苦戦していました。

クリーニングに出すまでもないし、毎回クリーニングに出していたら費用もかかりますよね。

調べてみると意外にも簡単に、それも家にあるものでできる油シミの落とし方があったのでまとめました。

食べ物の油シミの落とし方は食器用洗剤で簡単に

食べこぼした食べ物の油シミを落とす際は、食器用洗剤を使うのがおすすめです。

子どもが自分で食べる練習などをしていると、どうしても食べこぼしがあり洋服が汚れてしまうことありますよね。

我が家の2歳の息子は何でも自分でやりたがる時期に入っていて、食事も手伝おうとすると怒ってきます。

なので、手伝わずに様子を見ているのですが、まあ食べこぼしが多いこと多いこと(笑)

しかし、子どもの成長のために手伝うことを我慢し、汚れた洋服を一生懸命洗っています。

私はよくキッチンで汚れた服を食器用洗剤で洗いながら、子どもの様子を見守っています。

食べ物の油シミができた際には、食器用洗剤で下洗いすることがおすすめです。

食器用洗剤で油シミを落としてみよう

食器用洗剤は、日ごろ食器を洗うときに使用すると思います。

食器についている油などもスッキリ落としてくれますよね。

油汚れに良いというようなキャッチコピーで販売されているものもあります。

そのため、食べこぼしの油シミにも効果的な洗剤なのです。

私の義母がよくミートソーススパゲティを作って、子どもたちに食べさせてくれるのですが、ほぼ100%の確率で胸元がオレンジになっています。

我が家ではミートソースを食べた後は、すぐに食器用洗剤で下洗いをしています。

簡単に下洗いの方法をチェックしていきましょう!

準備するもの
  • 食器用洗剤
  • 歯ブラシ
  • ティッシュかキッチンペーパー
  • ぬるま湯
  • 桶や洗面器、バケツなど
食器用洗剤での下洗い方法
  • 1
    油汚れの部分に固形物がついている場合はティッシュやキッチンペーパーでふきとる
  • 2
    桶にぬるま湯(40℃から60℃程度)を溜め、汚れた箇所を浸ける
  • 3
    油汚れの部分に食器用洗剤を垂らし、歯ブラシでこする

    細かくこするようにして、汚れを広げないことを意識しましょう。

  • 4
    水で流しながら手洗いする
  • 5
    いつも通り洗濯機などで洗う

    服が乾いたあと、油シミが落ちているかどうかチェックしてくださいね。

    Before
    After

油をゆるめようとあまりに熱すぎるお湯につけると、服が傷んでしまう恐れがあります。

服についている洗濯表記はしっかり確認しましょう。

子どもがズボンにカレーを食べこぼしたのですが、きれいに落とすことができました!

食器用洗剤は軽度な油汚れに適していますし、家にあるものなので新たに準備しなくて良いというメリットがあります。

家での食事であれば、シミがついてしまってもすぐに対処することができますね。

難しい方法ではないので、子供が食べこぼして油シミがついてしまったというときは試してみてください。

服につくシミは油シミだけではない

服についてしまうシミは、油溶性・水溶性・不溶性のものに分けられます。

それぞれどのような性質を持っているか簡単にまとめました。

種類性質原因例
油溶性油に溶けやすいが、水には
溶けにくい。シミは酸性の
汚れとなる。
バター
カレー
揚げ油
口紅
ファンデーションなど
水溶性水に溶けやすいので、比較
的落としやすい。
コーヒー
ジュース
お茶など
不溶性水にも油にも溶けにくいの
で、界面活性剤と使うと落
としやすい。

墨汁

ススなど

服の油シミは油溶性(脂溶性)に分類されます。

油シミは名前の通り、油に溶けやすいという性質を持っていますね。

水溶性のシミは水に溶けやすい性質なので、水洗いで落としやすいです。

しかし、時間が経つと落ちにくくなってしまいますので、早めに水洗いしてくださいね。

不溶性のシミは、界面活性剤などを使用しないと落とすことが難しい場合が多いです。

時間が経ってシミに気づいた場合、何性のシミか分からない時があるかもしれません。

そんな時は簡単な方法で、油シミなのか違うシミなのかを見分けることができます。

私が以前、結婚式に招待された際にパーティドレスを着て行ったのですが、食事中にシミができてしまいました。

気づいたときにはシミになっていたので、どんな性質のシミか分からず、水で手洗いなどしましたがきれいになることはありませんでした。

今思うと、水でしか洗っていなかったため、油シミだったのかもしれません。

油シミかどうかを見分ける簡単な方法は水を使う

気づかないうちに服についてしまったシミが、油シミなのかそうでないのかを見分ける簡単な方法をご紹介します。

油シミかどうかは水を使って簡単に見分けることができますよ。

どこでも出来る簡単な方法なので、シミに気づいた時には試してみてください。

油シミかどうか見分ける方法
  • 1
    水を少量用意する
  • 2
    シミの上に2、3滴垂らす
  • 3
    少し待って、シミがにじんでいるかどうかを確認する

    にじんでいれば水溶性、にじんでいなければ油溶性です。

水なら外出中でも手に入れられるので用意しやすいですよね。

この方法でシミの種類を特定したら、それぞれの性質にあった方法で処置をしてあげてください。

パーティドレスについたシミをこの方法で見分けていれば、会場でも簡単に応急処置ができたかもしれません。

シミが目立ってしまい着れなくなったので、ドレスは処分しました。やはり、少し後悔が残りますね。

時間が経った油シミはクレンジングオイルで落とす

時間が経ってしまった油シミには同じ油分でできているクレンジングオイルが効果的です。

油は水をはじくので、水洗いだけでは落ちにくいですよね。私のパーティドレスがまさしくそうです。

時間が経った油シミはなかなか頑固になっています。

そんな時にはクレンジングオイルで下洗いをすると頑固な油シミが落ちやすくなります。

クレンジングオイルは化粧品や、ウォータープルーフのものも落としてくれるほどの洗浄力があります。

化粧品の中には「○○油配合」と書かれたものなどもよく見かけますよね。

私は「ホホバ油」「パーム油」などをよく見かけることがあります。

油と油なのでなじみやすいため汚れが取れやすいのですね。

今まで特に意識はしていなかったですが、今後はお化粧が服についてしまったらすぐに対処するようにしようと思いました。

しかも、油シミにも活用できるのは嬉しいですね。

クレンジングオイルを使った簡単な下洗い方法を紹介していきます。

クレンジングオイルを使って油シミに対処しよう

クレンジングオイルは、名前の通り主成分は油でできています。

そこで、油シミの油とクレンジングオイルをなじませてシミを取っていきます。

カレーを作っていると飛んできて服についてしまったので、クレンジングオイルを使ってシミを落としみました。

準備するもの
  • クレンジングオイル
  • 桶や洗面器など
  • 歯ブラシ
  • ぬるま湯
クレンジングオイルでの下洗い方法
  • 1
    クレンジングオイルをシミ部分に垂らす

    乾いた状態でクレンジングオイルをつけてくださいね。

    濡れていると水と乳化してしまい効果が薄れてしまいます。

  • 2
    歯ブラシで軽くトントンし、なじませる

  • 3
    そのまま5分ほど放置して繊維の奥までなじむのを待つ

    待っている間にぬるま湯を準備しましょう。

  • 4
    桶にぬるま湯を溜め、しっかりとすすぐ

    濁りがなくなるまですすぎましょう。

  • 5
    いつも通りお洗濯をして、完了です
    Before
    After

自分でもどこにシミがあったかわからないくらいにキレイに落とすことができました!

クレンジングオイルがシミになってしまったらどうしようと思いましたが、キレイに取れたので良かったです。

油シミの対処方法を調べる中で、「クレンジングオイル」で油同士をなじませるというのは「なるほど、確かに!」と感動しました。

水で落とせないような化粧品も落としてくれる洗浄力があるので、今後我が家では強力な味方になってくれるでしょう。

クレンジングオイルを使わずにメイクオフしている方でも、薬局やディスカウントストアで手軽に手に入れることができるので、1つ家に置いておくと良いですね。

なかなか落ちない場合はオキシクリーンでつけ置き

なかなか油シミが落ちない場合は、オキシクリーンなどの酸素系漂白剤につけ置きするのもおすすめです。

頑固な油シミになってしまった場合は、重曹やオキシクリーンなどの使用が効果的です。

オキシクリーンって掃除で使う洗剤じゃないの?

実はワインなどの色素汚れや汗ジミの皮脂汚れにもオキシクリーンは活躍してくれます。

準備するもの
  • オキシクリーン
  • ぬるま湯(40℃から50℃)
  • 桶や洗面器
  • ゴム手袋
オキシクリーンでの浸けおき方法
  • 1
    桶にぬるま湯を溜め、オキシクリーンをスプーン1杯程度入れる

    ゴム手袋をしてよくかき混ぜておきます

  • 2
    油シミの部分がしっかりと浸かるように入れる
  • 3
    1時間程度放置する

    汚れがひどい場合は少し長めに浸けてくださいね

  • 4
    浸けおきが終わったら、洗濯機に入れていつも通り洗濯をする

オキシクリーンは普通の洗濯洗剤よりも強い洗剤なのでゴム手袋をして肌を守りましょう。

つけおきしている間にお子さんが触らないよう置き場所にも注意してくださいね。

我が家では、オキシクリーンやハイターなど少し強めの洗剤で浸けおきをする際は、洗面器に洗剤液を作っています。

そしてその中にシミ抜きしたいものを入れて、水を抜いた浴槽の中に置いています。

子ども目線では見えない位置なので、浸けおき中のものを触られる恐れが激減ですよ。

オキシクリーンでの方法は、洗剤液を作って放置しておくだけなので簡単にできますね。

オキシクリーン公式サイト

ちなみに、オキシベイビーという赤ちゃん衣類用のオキシクリーンもあります。

赤ちゃんの衣類に、強すぎる洗剤はちょっと…と思う時はこちらを使ってみるのも良いですね。

外出先で服に油シミがついてしまった時の取り方

外出中に服に油シミができてしまった時は、手元にあるもので早めに応急処置をしましょう。

外出している時だと、どうしてもすぐに洗うことができないと思います。

しかし、放置しておくと頑固な油シミになってしまいますので、早めにある程度の汚れを落としておくのが良いでしょう。

手元にあるものなどを使って応急処置をしていく方法をご紹介しますね。

応急処置に必要なもの
  • ティッシュやハンカチ
  • ハンドソープや石鹸(近くにあれば)
外出先での応急処置方法
  • 1
    固形物などがあれば、ティッシュなどでふき取る
  • 2
    油汚れ部分をティッシュやハンカチなどで軽く叩くようにしてふく

    ティッシュやハンカチに油汚れを吸収させるイメージです。

  • 3
    水で濡らし石鹸を含ませたティッシュやハンカチで油汚れ部分を叩く

    石鹸などがなければ水のみでもOKです。

    汚れが広がらないよう汚れの周辺から中心にかけて叩いていきます。

  • 4
    水で洗い流し、乾かす

    石鹸などを使用した際は水で洗い流し、乾かしましょう。

    乾いたティッシュなどで濡れた部分を挟んで水分をとると良いですよ。

この方法で外出中はとりあえずの応急処置をしておきましょう。近くにトイレ等があれば石鹸もそろうので手軽にできますね。

家に帰り着いたらすぐにシミを確認して、シミ残りがあればシミ抜きをして洗濯してくださいね。

我が子たちに外行きの服を着せ、外食をすると大抵食べこぼして油のシミができてしまうのでこの方法で対処していこうと思います。

せっかくの外行きの服が、一度で保育園用の服になってしまうのは悲しいですからね。

以下の記事では、不溶性汚れの落とし方や、衣服以外の油汚れにおすすめな洗剤の紹介もしていますので、チェックしてみて下さいね。

まとめ

  • 服についてすぐの軽度な油シミなら食器用洗剤を使うのがおすすめ
  • シミの種類は水溶性、油溶性、不溶性がある
  • 油シミは油溶性に該当し、油に溶けやすくなじみやすい
  • 油シミかどうかを簡単に確認するには、水を数滴垂らしてチェックする
  • 時間が経った油シミには、同じ油分をなじませて落とせるクレンジングオイルがおすすめ
  • 頑固な油シミを落とすには、オキシクリーンなどの酸素系漂白剤を使って、つけ置きをして洗うと良い
  • 外出中にできた油シミの応急処置はティッシュと水と石鹸で早めに対処をするべし
  • 洗剤系を使う際は、衣服の洗濯表記を必ず確認して下洗いしよう

油シミの下洗い方法もたくさんあるということが分かりました。

食べこぼしが多い時期は洗濯など本当に大変ですが、適切に対処してきれいになった服を子どもに着せてあげましょうね。

私ももうしばらく、子ども達の食べこぼしと戦っていきたいと思います。

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