4歳の子供にパズルをプレゼントする時、何ピースを選べばよいか迷いませんか?
結論からいうと、4歳の子供ができるパズルが何ピースかは子供によって違います。
なぜかというと、小さい頃からパズルに慣れている子供、4歳で初めてする子供とでは、取り掛かりの難しさが違うからです。
我が子もパズルを集中して取り組んでいると思えば、時にはイライラしてぐちゃぐちゃにすることもありました。
今思えば、合っていないピースを与えていたのかもしれません。
調べていると子供のパズルには、勉強やスポーツに役に立つ効果があるという情報を入手したと同時に、パズルができない、苦手なときの親の対応も見つけました。
この記事では、4歳の子供ができるパズルは何ピースなのか、パズルの効果やパズルでつまづいたときの対処法を紹介していきます。
4歳児のパズルは経験により何ピースか決まる
冒頭でもお話したように、4歳の子供ができるパズルは、何ピースとは断定できません。
小さい頃からパズルをしていて慣れている子供と、全くしたことがない子供では、同じ4歳でもできるピースに差が出るからです。
パズルだけでなく、ブロックや積み木、縄跳び、鉄棒など子供が遊ぶものすべてそうですよね。
保育園や小学校低学年の頃は、小さい頃から続けている事に関しては、他の子よりスムーズにできることが多いと感じるのと一緒です。
私も子供の頃は、皆よりも後から初めた活動を一生懸命できるように頑張った覚えがあります。
我が子も、最近スイミングを習い始めましたが、同年齢の子と比べるとレベルが低く、保育園の子供と一緒にしています。
これを踏まえると、パズルも小さい頃からしていると4歳でできるレベルも高くなる可能性がありますね。
目安のピース数はパズルの裏面をチェック
4歳の子供が出来るパズルのピースは、子供によって違うと言いましたが、パズルを販売している会社は目安を記してくれています。
パズルを購入する時に、裏面を見たことがありますか?
裏面に年齢の目安が書いてあることが多いのでチェックしてみてください。
エポック社は、板パズルのピース数は以下のような数で売られています。
1歳 | 1~2ピース |
2歳 | 9~11ピース |
3歳 | 10~34ピース |
4歳 | 30~35ピース |
5歳 | 46~85ピース |
・板自体にパズルのピースの形が記されている
・雲形のピース
・ジグソーパズルよりは難易度が低い
くもんのジグソーパズルでは以下のような目安でした。
1~2歳 | 1~20ピース |
2.5歳 | 24~48ピース |
3歳~ | 54~234ピース |
・土台がなく手がかりがない
・同じようなピースの形の集まり
・見た目も内容も難易度が高い
会社によっても、板パズルやジグソーパズルなどの種類によっても、目安となるピース数は異なるようですが、おおむねこのような感じです。
ジグソーパズルは、目安を見ると少し難易度が高いようにみえます。
私は、イラストによっては同じ色のピースばかりの集まりとなるジグソーパズルに対して、苦手意識を持っています。
そして、恥ずかしながらジグソーパズルを完成させたことがありません。
集中してできる人を見ると凄い!
って思ってました♪
だからこそ私は、2歳や3歳で本当にこのピースできるの?とびっくりしてしまいました。
パズルが出来る出来ないは子供の興味で決まる
子どもが興味を持つか持たないかで、パズルの難易度や出来る出来ないといった能力も変わります。
色々調べていると、4歳で目安以上の100ピースや300ピースが出来る子供も中にはいました。
我が子は、保育園の先生から3歳頃「板パズルするのめちゃくちゃ早いですよーすごいです」と言われて私は期待して浮かれていました。
しかし、小学1年生になった我が子は、80ピースのパズルでも時間をかけてします。我が子は、すでに興味を持っていないのです。
友人の子供は4歳の時点で80ピースのパズルをしても一瞬で終わるくらい速いです。
Yahoo!知恵袋でも、このような質問を見つけました。
(前略)4歳になってばかりの子供がパズル40~60ピースくらいがやっとですが、できないほうでしょうか?それとも普通でしょうか。(後略)
引用 yahoo知恵袋
この質問に対して、回答者はこのように答えています。
(前略)保育園の4歳児クラス(誕生日が来た子は5歳)で30ピース~40ピースの板パズルを出してみましたが、早く出来る子もいれば、時間がかけてじっくりやれば出来る子、出来なくて怒り出しぐしゃぐしゃにする子、そもそもあまり興味がない子など、さまざまでした。(後略)
引用 yahoo知恵袋
このように、本人が興味を持つか持たないかで、できるピースも変わってくるのです。
実際取り組むとなると目安は参考にする程度にして、子供ができる難易度で決めるほうが良いことが分かりますね。
保育園・幼稚園関係の知り合いがいたら、聞いてみても良いかもしれません。
4歳児の遊びでパズルを取り組むと嬉しい効果がある
パズルを遊びに取り入れることで以下の5つの効果があります。
・想像力がつく
・集中力・記憶力が高まる
・空間認識力がつく
・考える力がつく
では、一つずつ紹介していきますね。どれも興味深くて、我が子にパズルを続けさせておけば良かったと、今更ながら思っています。
でもまだ遅くはないので
してみようかな~♪
手が器用になり細かな作業が得意になる
手が器用になるとは、巧緻性がよくなるということです。
巧緻性とは、紙を破る、ハサミを使う、紐を結ぶなど、指先を使用して細かな作業をするための能力です。
パズルのピースを「さぐる」「つかむ」「はめこむ」という作業は、子どもにとっては簡単ではないので、遊んでいくうちに手先が器用になるメリットがあります。
反対に巧緻性が低いと、ちょうちょ結びや細かな作品が不格好になったり、鉛筆の操作でさえ苦手かもしれません。
指先を使うということは脳の刺激にもなるので脳のトレーニングができます。
子供のうちの身体的な発達が大人になってからのベースとなるのでこれは大切ですね。
遊びのパズルで指先と脳のトレーニングになるので簡単でとりくみやすいなと私は感じました。
大人になっても役立つ想像力が鍛えられる
パズルは、ピースの絵や形を見て、完成後の絵をイメージしながらはめこんでいく遊びなので、必然的に想像力がつきます。
どんな向きでどこにピースをはめれば1枚の絵を完成させることができるのか、想像力を使って考える時間が頭をフル回転させますね。
私の周りでも想像力豊かな人は、作品や絵を見てもクオリティ高く、アイディアマンなことが多いなあと思います。
逆に想像力が低い人は、視野が狭く、知識や経験のみで物事を判断する傾向にあります。
大人になってからも必要なスキルなので、ぜひ鍛えたい部分だと思います。
集中力と記憶力が高まり達成感にも繋がる
パズルは、絵を見てはめる箇所を考えることの繰り返し作業なので、集中力と記憶力が高まります。
最初は諦めてしまうこともあるかもしれませんが、集中した後の完成は達成感満載ですよね。
達成感を体験することで更に集中して取り組む力もつくのではないかと感じます。
いつもは騒がしい我が子はパズルをしていた時だけ、いるかいないか分からないくらい静かに集中していました。
だからこそ、好きなことはもちろん、苦手なことも集中して取り組むという姿勢は身についたかなと感じています。
集中力をがないと、何かをしていても気が散ったり、物事が中途半端になるので親も子供も辛いですよね。
同じ集中力でも、テレビを見るより、自分で作り出していくパズルは、達成感も味わえるのでとても良いですね。
スポーツや勉強に役立つ空間認識力がつく
空間認識力とは、物体の向き・大きさ・形・速さ・位置関係などをすばやく正確に認知する能力のことです。
パズルは形や向きなどが分かったうえで、適切な箇所にはめるため、空間認識力が必要となります。
その空間認識力を鍛えると、スポーツや作品、絵を描くなどの力を伸ばせるとよく聞きますよね。
スポーツではコートの中にいる味方や相手の位置を確認をして動いたり、作品や絵だと印象的に残るようなバランスで完成させていく能力ということですね。
逆に空間認識力が低いと、地図が読めない、迷子になる、交通事故に遭いやすいというデメリットがあり、少し恐怖を感じました。
さらに空間認識能力を鍛えると、このような能力も得られますよ。
私は、空間認識力がこんなところまで影響しているとは驚きました。
また、3~5歳が空間認識力の鍛え時ともいわれていますが、5歳を過ぎている場合でも、鍛えることは無駄ではないですよ。
気付いたときが一番早いので、今がベストな鍛えどきです。
エポック社のパズルの裏面に載っている、脳科学者の篠原菊紀教授はこのように言われています。
ジグソーパズルは遊びながら脳に「空間を認知する」知的活動を促します。遊びの難易度がステップアップすることで、できた喜びがより難しいものへ挑戦する意欲を高め、お子さまに大切な「頭を使う楽しさ」を伝えます。
引用 エポック社
脳科学者の方が言われると説得力ありますよね。
私は、パズルを購入する時はいつも裏面に篠原先生が載っているものを買っていました(笑)
論理的に考える力や発想力が豊かになる
「どうしたら早く完成できるか」を論理的に考えながら作業するようになるので、推測する力や発想力を鍛えます。
論理的に考えられる能力が低いと、結論がはっきりしない、段取りが悪い、理解能力が低いなどのデメリットがあります。
パズルは「絵柄の分かりやすい箇所」「外側から埋める」など、どの作戦でいくかを考えながら行うので論理的な思考が鍛えられるのですね。
パズルって奥深いなあ~
パズルの効果を、ぜひ
皆に教えてあげてくださいね♪
このような沢山の効果を知るうちに、親の私がしっかりとした考えをもって、子供に関わってあげないといけないなと思います。
パズル一つにしても、奥深いなあと感じますよね。
4歳児のパズルができないや苦手を克服するコツ
ここでは、パズルをする子供に対しての関わり方を紹介します。
では、子供にパズルを与えても、子供はしたくない、苦手、できないとき、親はどう関わりますか?
まず、パズルを取り組んでほしいという気持ちばかりで無理強いはせず、さらに苦手にならないように関わってあげることが大切です。
子供にとってパズルは難易度の高い遊びでなので、子供に合った難易度の物でないと失敗に繋がり、嫌いになってしまいます。
子供がつまづいているとき、タイミングよく助け船を出してあげることで失敗に対してのハードルの下がり、取り組みやすくなります。
我が子も、4歳の頃は保育園でもパズルが出来ていた方だったので、得意と思い「パズルしよ~?」と何度も言ったことがあります。
案の定、私が声をかける時は取り組んでくれませんでした。
では、パズルをしたくない、苦手、できないときの関わりは具体的にはどのようにすればよいでしょうか。
・出来たということを体験させること
・年齢を参考にして子供に合ったパズルの難易度を与える
このように、親子一緒にパズルを楽しみ褒めてできたことを体験させることが大切です。
苦手意識がある子供は、
ピース数を年齢目安より
下げてもいいかも!
また、よくあるのがデザインが好きではないといった理由で、パズルを取り組まない子供もいるので、パズルの絵柄を一緒に選びに行くことも良いですね。
我が子も気に入らない絵柄のパズルはあっても手をつけませんでしたよ。
パズルを購入する時に
「帰って一緒にしようね」と
話すのはどうかな?
子供は約束事があることで
それを楽しみに過ごせるね♪
色々な試みをしても、パズルが嫌になることもありますが、適切に関わってあげることで、好きに近づけますよ。
4歳でパズルがもっと好き!得意になるコツ
先ほどとは逆に、パズルがもっと好きになる方法はどうでしょう。
前提として、パズルが好きで取り組んでいる子供に対しての関わり方です。
苦手克服と似ていますが、パズルがもっと好きになるためには、親はしっかり褒めて時には見守ることが大切です。
子供が「楽しい」と感じられてこそ、知育になるので親としても嬉しいですよね。
ただ、親の関わり方で、好き嫌いが決まるのは少しプレッシャーでもあります。
しかし、知っておくだけでも関わりに気をつけることができるのではないかとも、私は思います。
苦手な時の対処法と被りますが、復習としてご覧くださいね。
パズルが出来たら、褒めることで子供は達成感を感じます。
完成した結果だけでなくチャレンジする姿勢を含めて褒めることが大切です。
「パズルは楽しい」「またやってみよう」と思えたり、達成感を感じれることで、自己肯定感に繋がり、やる気や自信にも繋がっていきます。
出来ないときも諦めず、試行錯誤すればできるということが分かれば、強い精神力もつきます。
自主的に取り組むことが大切なので、子供がしたくないときは無理強いしないことが大切です。
取り組んで欲しいと親は思っても、したくないときはそっと見守るのも親の仕事です。
興味の有無や遊びたいタイミングがあるので、パズルが嫌にならないように子供の意思を尊重することが大切ですね。
言葉では簡単にいえますが、意識しないとなかなかできないですよね。
私自身も、褒める能力と見守る能力を鍛えないといけないと感じました。
4歳でできるパズルは100均やアプリもある
4歳でもできるパズルは100均やアプリにもあります。
私の経験上、100均は商品の入れ替えも激しいので、定期的にチェックしに行く方がよいかなと思います。
ダイソーでは、パズルの効果だけでなく、ひらがなの練習にもなるパズルを見つけたので紹介しますね。
これは「知育ジグソーパズル(ひらがな)」という商品で46ピースのパズルです。
4歳だと子供によっては、ひらがなにも興味を持っていると思うので、ひらがなの練習にもなりちょうどいいと思いました。
アプリであれば、wi-fi環境でいくつもダウンロードできて、いらないものは簡単に削除できるところがおすすめです。
「パズル、子供」でアプリを検索するとたくさん出てきましたよ。
いくつかダウンロードしましたが、土台に手がかりがあるジグソーパズル、動物の形にはめ込むパズルなどいろいろな種類がありました。
ピースの置く場所が合っていれば、アプリが反応してくれてはめ込んで入れたり、音も出るので可愛らしかったですよ。
ピースもあちこち動かないのでイライラ防止になりますね。
ただ、アプリだと「手先が器用になる」という効果は得られないので、メリットデメリットを上手く活用しないといけませんね。
我が子の場合はパズルをする時に、ピースをはめると違うピースがずれたりしてよく怒っていたので、アプリでもよかったかもと感じました。
4歳の誕生日プレゼントはパズルがおすすめ
以上を踏まえると、パズルは4歳の誕生日プレゼントの候補の1つになります。
パズルはそこまで値段が高くないので、メインのプレゼントとパズルといったように組み合わせるのがいいですね。
パズルはイオンやトイザらスなどのおもちゃ屋、エディオンなどにもおいてありますよ。
お店は探すのは簡単で良いですが、選ぶ商品も固定されてしまうと思います。
今回パズルを調べてみて、個人的に気になるパズルがあったので紹介しますね。
「くもんのジグソーパズル」は、完成時間の目安があり、時間を計りながら取り組むようになっています。
完成時間をクリアすると、次のステップに進んでいき、集中できる時間を養えるようになっているので、学習効果もありますね。
楽天、Amazon、SNSで調べるとお店ではなかなか手に入りにくいパズルもあるので、調べてみてください♪レア物に出会えますよ。
補足ですが、私はパズルの収納を100均のケースに入れて収納しています。
この記事に詳しい情報があるので参考にしてみてくださいね。
まとめ
- 4歳の子供ができるパズルは何ピースが良いかというと、目安はあるが経験に左右されることがあるので一概には言えない
- パズルの裏面に年齢と目安となるピース数が記載されているが、あくまで参考にして子供に合ったピースを与えてあげる
- 板パズルは手がかりがあり分かりやすいが、ジグソーパズルは同じピースの集まりで難しい
- パズルは、「手が器用になる」「想像力がつく」「集中力と記憶力が高まる」「空間認識力がつく」「考える力がつく」という効果がある
- パズルが苦手な子供には無理強いせず、タイミングよく助け船を出してあげる
- パズルをもっと好きになるコツは、褒めることと時に見守ること
- 4歳でできるパズルは100均にも売っていて、ひらがなの練習にもなるパズルもあるのでおすすめ
- パズルはアプリにもあり、アプリだとピースが不意に動いたりしないので、子供によっては適している可能性がある
- 4歳の誕生日プレゼントの候補の1つとしてたくさんの効果があるパズルは最適
4歳の子供ができるパズルは何ピースか調べたところ、目安はあるが、子供の経験によってピース数が変わることが分かりました。
パズルを子供に与えるときは、目安だけでなく、子供の得意不得意なども考慮して買いたいですね。
そしてパズルには、大人になって役立つたくさんの効果もありましたね。
私も、効果を知ったからには子供に取り組んでもらいたいなと思っています。
4歳の子供にパズルをプレゼントする時は、この記事を参考にしてみてくださいね。
あなたとあなたの子供の笑顔が、待ち遠しいです!
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