湯冷ましは作り置きしておく事でミルクの調整に使用できるため、ミルク作りが時短になります。
ミルクをお湯のみで作った場合、飲めるミルクの適温になるまで時間がかかりますよね。
私はマグカップに哺乳瓶を入れてミルクを冷ます方法を行っていました。
しかしミルクを冷ましすぎてしまい、ミルクを作り直す事で余計な時間をかける事がありました。
湯冷ましは常温保存と冷蔵庫に入れて保存する方法があるため、湯冷ましの作り置きが可能になります。
湯冷ましはミルクの調整以外にも赤ちゃんの水分補給として湯冷ましを飲ませる事ができますよ♪
湯冷ましは便利ですが作り方に注意があるので知っておく事で安心して活用する事ができます。
湯冷ましの作り置きが可能な保存期間や保存容器などについても紹介しているので、参考にしてみてくださいね。
湯冷ましの作り置きが赤ちゃんのミルク作りに役立つ
赤ちゃんのミルク作りには湯冷ましを使う事で時短になります。
赤ちゃんが成長するとその分ミルクの飲む量も増えていきますよね。
お湯のみでミルクを作ると適温にするために流水を当てますが冷めるまでに時間がかかります。
赤ちゃんが泣いていたらママも焦ってしまいますよね。
私は湯冷ましの存在を知らなかったため、マグカップに哺乳瓶を入れてミルクを適温にするやり方をしていました。
湯冷ましを使ってミルク調整をするやり方のが温度調節がしやすそうだなと思いました。
湯冷ましを使ってのミルクの調整は粉ミルクメーカーからも使用が推奨されています。
雪印ビーンスタークonlineによりますと以下のように述べられています。
(前略)まず大切なのは、生後0か月から1歳まで使える粉ミルク(乳児用調製粉乳)には、一度ふっとうさせた70℃以上のお湯を入れて混ぜること(70℃以上のお湯で溶かすのは、ミルクを「殺菌するため」に必要です)。70℃以上のお湯を入れたあとであれば、清潔な湯冷ましを加えることが可能です。(後略)
引用 雪印ビーンスタークonline
また、赤ちゃんの水分補給でも湯冷ましは赤ちゃんに安心して与えられるものになります。
湯冷ましを作り置きしておく事で、好きな時に湯冷ましをあげられるのはママにとっても助かりますね。
湯冷ましの正しい作り方は15分以上の沸騰が大切
湯冷ましを作る際は沸騰してから15分以上火にかける事が大切です。
水道水を沸騰してから15分以上火にかける事で塩素や発がん性の疑いがある「トリハロメタン」を取り除く事ができます。
一般的な湯冷ましの作り方は以下の通りです。
1.やかんや鍋に水を入れ、強火にかけて15分以上沸騰させる。
(やかんやなべの蓋をせず開けた状態で火にかけます。)
2.沸騰したお湯を35〜37℃程度の人肌に冷まして完成。
15分以上沸騰させると聞くと結構手間がかかるなと思われますが、赤ちゃんの身体は大人と違って抵抗力が弱いため、正しい作り方で安心できるものを与えましょう。
作った湯冷ましには注意点があり、冷めたからと言って再沸騰させるのはやめておきましょう!
再沸騰をする事で空気中の不純物を水が取り込んでしまう可能性があるためです。
不純物を取り込んでしまったら、湯冷ましを作った意味が無くなるわね。
便利な電気ケトルや電気ポットは残念ながら湯冷まし作りには向いていません。
設定された温度に達すると沸騰が止まってしまうため、15分以上沸騰させる事ができないからです。
そのため塩素やトリハロメタンが除去されずに残ってしまう可能性があるため、湯冷ましを作る際はやかんや鍋を使うと良いでしょう。
私はもっと早く湯冷ましを使った方法を知る事で、ミルクを冷ましすぎによる作り直しの手間を無くす事ができたのになと思いました。
火にかけるだけで赤ちゃんに安心して与えられる湯冷ましを作る事ができますので、活用してみてくださいね。
湯冷ましは常温と冷蔵庫保存の2つの方法がある
湯冷ましの作り置きは常温保存か冷蔵庫に入れて保存する事ができます。
湯冷ましの作り置きをしておく事で毎回のミルク作りが時短になるため、多めに湯冷ましを作っておくと便利ですよ。
常温で湯冷ましを保存する場合は、直射日光を避けて涼しい場所に置きましょう!
暑くてジメジメした季節は湯冷ましの常温保存を避けていただいて、冷蔵庫で保存をするようにして下さいね。
常温か冷蔵庫で悩む場合は冷蔵庫にいれて保存するといいですよ。
湯冷ましの保存期間は当日中です。その日のうちに使い切るようにして下さいね。
湯冷ましは塩素が除去され雑菌が繁殖しやすい状態になります。
もし湯冷ましが余った場合でも、翌日に使うなどをせずに必ず捨てて下さいね。
もったいないと思いますが、ここは潔く捨てておきましょう。
冷蔵庫で保存する場合の保存期間は2〜3日と言われていますが、あくまでも目安になります。
衛生面の事を考え赤ちゃんに与える場合は、できるだけ当日の湯冷ましを使うようにして下さい。
私は湯冷ましは雑菌が繁殖しやすくなる事を知らなかったので、湯冷ましを作る方には気を付けてもらいたい情報だなと思いました。
湯冷ましをいつから与えるかは離乳食開始を目安に
湯冷ましをミルクで調節する場合は新生児から使う事が可能だが、湯冷まし単体で赤ちゃんに飲ませる場合は離乳食が始まる6か月頃から摂り入れましょう。
赤ちゃんは生後6か月頃までは母乳やミルクだけでしっかり水分補給が摂取できているため、必ずしも湯冷ましを与える必要はないと言われています。
昔は生後2か月頃から果汁や湯冷ましを飲ませるように言われていました。
私も母親に湯冷ましを与えなくていいの?と言われたことがあります。
今は離乳食と同じで生後6か月までは母乳以外のものを飲ませる必要が無いと言われています。
家族や友人から「湯冷ましはいらないの?」と聞かれたら、「生後6か月頃までは母乳でいいんだよ」と教えてあげましょう。
湯冷ましは離乳食を始める時期にスプーンで湯冷ましを飲ませる事で練習になり、離乳食への移行がしやすくなります。
湯冷ましは赤ちゃんに与えていいとされていますが、母乳やミルク以上に与えてしまうのはやめましょう!
赤ちゃんに湯冷ましを与えすぎてしまうと、湯冷ましだけでお腹がいっぱいになる可能性があります。
そのため湯冷ましのみでお腹がいっぱいになってしまうと、ミネラルなど必要な栄養素を摂取する事が出来なくなってしまう恐れがあります。
水分補給はお風呂上り、お出かけした後などありますが必ずミルクと母乳を与える前提で上手に湯冷ましを活用できるといいですね♪
湯冷まし代わりになる赤ちゃんにおすすめの水
湯冷ましの作る手間を無くしたい場合は、赤ちゃんに使えるお水を湯冷まし代わりに使う事ができます。
赤ちゃんのお世話で手一杯になったり、上の子がいると湯冷ましを作る余裕がない場合もあるかと思います。
お水を購入するためお金はかかりますが、湯冷ましを作る手間が無くなるためその分が楽になるのは嬉しいですよね。
私は湯冷ましの存在を知らなかったので、赤ちゃんの水でミルク調整をしていました。
簡単にミルクが適温に調整する事ができるため、ミルク作りにストレスを感じる事が無かったです。
湯冷ましを作り置きしておく事が難しい日などでも、活用できると思うので摂り入れてみるのもいいかと思います。
湯冷まし代わりになる水を紹介しますので参考にしてみてくださいね。
赤ちゃんの水で湯冷ましを作る手間を無くせる
湯冷ましを作る手間を無くしたい場合は、ペットボトル飲料として販売されている「赤ちゃんの水」がおすすめです。
すでに加熱殺菌がされた状態で販売されているため、そのまま赤ちゃんに飲ませる事ができます。
私も赤ちゃんの水を使ってミルクの調整をしていました。
水をこまめに購入していたため、赤ちゃんを抱っこしながら買い物の荷物と水を持つ事に負担を感じていました。
ネットでまとめて購入する方が水を買いに行く手間がなくなりますよ。
赤ちゃんの水は未開封の場合だと賞味期限が24か月と長く保管する事ができます。
まとめて購入しても賞味期限がすぐに切れる心配をしなくて済むのが良いですよね。
赤ちゃんの水は水分補給や離乳食作りにも安心して使用する事ができるため、あると便利ですよ!
私も赤ちゃんの水の存在を知ってからミルクの調整に使用したり、離乳食のスープや10倍がゆなどを作る時に使っていました。
赤ちゃんの水は開封後は冷蔵庫で保存をして、早めに使い切るようにしましょうね。
軟水のミネラルウォーターならミルク作りに使える
ミネラルウォーターを使う場合は「軟水」と書かれているものを選びましょう!
硬度の高いミネラルウォーターはミネラル成分が多く、赤ちゃんの内臓に負担がかかる可能性があるためです。
ミネラルウォーターを使ってミルク作りに使う際は、軟水かどうか確認してから使うようにしましょうね!
WHO世界保健機関だと硬度60mg/L以下のお水が軟水と言われています。
市販のお水だと以下のものが硬度60mg/L以下の軟水になりますので参考にしてくださいね。
・ボルヴィック
・クリスタルガイザー
・アサヒおいしい水 天然水六甲
・新潟県 津南の天然水
・LOHACO Water
・TOPVALU天然水富士
・富士山の天然水
・KIRIN 天然水
・ミライズ
・キリンのやわらか天然水
・いろはす
・カークランドシグネチャースプリングウォーター
いろはすの阿蘇の天然水は硬度71.1mg/Lなので赤ちゃんには控えましょう
軟水のミネラルウォーターは種類が結構あるため手に入りやすいと思います。
私はミネラルウォーターがミルク作りに使える事を知りませんでした。
お出かけ先で万が一湯冷ましを持って行くのを忘れてしまう事があっても、ミネラルウォーターは購入がしやすいため良いなと思いました。
ウォーターサーバーはお湯を沸かす手間がいらない
ウォーターサーバーは温水・冷水機能が搭載されているため温水と冷水を混ぜ合わせる事で、簡単にミルク作りができます。
WHO世界保健機関では調乳に使用するお湯の温度は70℃以上と定められています。
ウォーターサーバーは80〜90℃の温水が出てくるため、粉ミルクをすぐに溶かす事ができ冷水でミルクの適温に調整すれば完成となります。
70℃以上のお湯を沸かす手間がいらないのも時短になっていいわね。
ミネラル成分は基本的に母乳やミルクに含まれているため、水からミネラルを摂取する必要がありません。
赤ちゃんの内臓に負担がかかり体調を崩す恐れがあるからです。
ウォーターサーバーのRO水は、「赤ちゃんの水」と同じくミネラルが0に近い含有量になります。
そのためウォーターサーバーのRO水やミネラルの少ない天然水は、赤ちゃんのミルク作りに適していると言われていますよ。
ウォーターサーバーは設置場所が必要になりますよね。
私はウォーターサーバーを置くか悩みましたが、場所をとるかなと思い辞めてしまいました。
ですが水をわざわざ買いに行かなくても水ボトルが自宅まで配達されるため、買い物の負担が軽減されるのでいいなと思いました。
すぐに温水や冷水を出す事ができるウォーターサーバーですが、ボトルの差し込み口や注ぎ口はこまめにお手入れをして清潔を保つようにしましょうね。
湯冷ましにおすすめの保存容器をシーン別にご紹介
湯冷ましを保存する容器はガラス製やプラスチック製のものだとミルトンや煮沸消毒ができるため、清潔に使う事が出来るためおすすめです。
赤ちゃんに安全に飲む事が出来る湯冷ましを作っても、保存容器が清潔でなければ意味がないですよね。
湯冷ましの保存に適している容器ってどういうものだろう?
・熱湯を入れることができるもの
(耐熱性が100℃くらいあるものだと良い)
・洗いやすいシンプルな作りのもの
(洗い残しがあると雑菌が繁殖しやすくなる恐れがあるため)
・消毒ができるもの
(赤ちゃんに安心して飲んでもらうため)
湯冷ましの保存容器は100均などでも購入する事ができます。
お金をかけないでも準備ができる容器だと助かりますよね。
私は哺乳瓶をミルトンで消毒していたので、ミルトンの容器に入る大きさの容器だと嬉しいなと思いました。
しっかり消毒も出来て、外出時に持ち運びがしやすい容器もあるので紹介します。
冷蔵庫に保存する容器は使いやすいサイズを選ぼう
・哺乳瓶
ミルク用の哺乳瓶をそのまま湯冷ましの保存容器として使う事もできます。
冷蔵庫で保存した場合も哺乳瓶自体が小さいため、場所を取らないのが良いですよね。
ガラス製とプラスチック製がありますがどちらともミルトンや煮沸消毒ができるため安心して使う事ができます。
電子レンジで消毒する事はできるのかな?
ピジョンの哺乳瓶の場合はガラス製とプラスチック製のどちらでも電子レンジで消毒する事が可能です。
お使いの哺乳瓶は確認してから使う事をおすすめします。
引用 ニトリ公式通販HP
耐熱ガラスピッチャー
耐熱ガラスピッチャーは煮沸消毒やミルトンなどで消毒ができるため、清潔に保つ事ができます。
ピッチャータイプだと多めに作った湯冷ましも保存しやすく、注ぎやすい形になっているのも嬉しいですよね。
湯冷ましを作らなくなった場合でも、麦茶などを作った際に使用する事ができるため長く活用する事が出来るのも嬉しいポイントになりますね♪
私は一気に湯冷ましを作って保存をしたいかな。
冷蔵庫のスペースや食材なども考えてサイズを使い分ける事で、湯冷ましが保存しやすいかなと思いました。
持ち運び用の容器はお出かけ先に必要な温度で選ぼう
・ステンレス容器
ステンレス容器の場合だと保温機能が付いているため、適温で保存したい時におすすめです。
お出かけをする際に、外出先にお湯があるか心配な時などステンレス容器に沸騰したお湯を持って行く事で安心してミルクを作る事ができます。
パッキンが付いた容器など、手入れがしにくいものは避けるようにしましょう!
手入れがしにくい箇所に汚れが付着しやすく、塩素が抜けた湯冷ましは特に雑菌が繁殖しやすくなるため気を付けましょうね。
ステンレス容器は消毒が出来ないのですが、キッチン泡ハイターでステンレス容器の除菌に使う事ができます。
私は外出時に荷物を減らして持って行きたいため、ステンレス容器に沸騰したお湯だけを持って行くことが多かったですよ。
・耐熱性プラスチック容器
軽いプラスチックの容器はお出かけする時にも便利です。
赤ちゃんを連れてお出かけする場合は自然と荷物が増えますよね。
プラスチックの容器自体が軽いため、少しでも荷物の重さを軽くしたい場合に助かりますよ。
プラスチック製ならミルトンなどで消毒する事ができるため安心して使う事ができます。
100円ショップでも取り扱っているため、安く手に入れる事ができるのも嬉しいですよね。
プラスチックの容器でも耐熱温度を確認してから購入するようにして下さいね!
ミルクの調整以外でも外食でうどんなどを食べる際に、味が濃いかなと心配する方もいるかと思います。
湯冷ましを足す事で味の調整が出来る方法もありますよ。
湯冷ましを入れる事が無くなった場合でも、自分の水筒として使用する事で長く活用する事ができるのです。
自分の取り扱いしやすい容器を使って湯冷ましの保存を行ってくださいね。
まとめ
- 湯冷ましは作り置きしておく事でミルクの調整に使用できるため、ミルク作りが時短になる
- 湯冷ましを作る際は沸騰してから15分以上火にかける事が大切
- 湯冷ましの作り置きは常温保存か冷蔵庫に入れて保存し、当日に湯冷ましを使い切る
- 湯冷ましをミルクで調整する場合は新生児から使う事が可能だが、湯冷まし単体で赤ちゃんに飲ませる場合は離乳食が始まる6か月頃から摂り入れる
- 湯冷ましを作る手間を無くしたい場合は「赤ちゃんの水」やウォーターサーバー活用する事がおすすめだが、ミネラルウォーターは軟水を選ぶ
- 湯冷ましを保存する容器はガラス製やプラスチック製のものだとミルトンや煮沸消毒が出来るため、清潔に使う事ができる
私は湯冷ましがミルクの調整に使う事が出来るのを知らなかったため、ミルク作りに時間をかけていたので早く知りたかった情報でした。
赤ちゃんに湯冷ましを与えてもいい時期の目安が6か月頃からなので、湯冷ましを作り置きしてとり入れていきましょう。
赤ちゃんに安心して湯冷ましを与えるために、湯冷ましの作り方や保存期間を守って湯冷ましを活用していきましょうね。
コメント