100均で売っている車用のサンシェードでも、十分に効果が期待できます。
夏の車は、ハンドルが熱くすぐに乗ることができませんよね。
そこで活躍するのが、100均のサンシェードです。
太陽の熱を遮断し、ハンドルやダッシュボードの温度上昇を妨げてくれます。
最近は、100均でもたくさんの種類のサンシェードが販売されています。
ですが、100均のサンシェードって効果があるの?と思うことはありませんか?
ここでは、100均で買える商品や効果、傘型のサンシェードやおすすめアイテムを詳しくご紹介しています。
またフロント用は車別に分かりやすくご紹介しているので、あなたの車にあうものがきっと見つかると思います。
効果十分、コスパ抜群の100均のサンシェードを使って、暑い夏を乗り切りましょう!
車用のサンシェードは100均でも販売している

夏の暑い日に、車内の温度上昇を防ぐサンシェードは、100均で買うことができます。
100均一のサンシェードは、太陽の熱を遮る効果が十分あり、夏の車内で活躍します。
夏の車は、ハンドルやダッシュボードが熱くなって、大変ですよね。
私は車用のサンシェードは、車用品店で買うものと思い込んでいました。
オートバックスのサンシェードは、数千円から数万円します。
あれば便利ですが、金額を考えると後回しになっていました。
そのサンシェードが、100均で買えるなんてとってもお得ですよね。
100均では、少ないですが、商品は年中置いているそうです。
ですが、5月頃から需要に応じてデザインや種類も増えてくるそうです。

お店の人に聞きました
かわいいデザインや大きいサイズは、すぐに売り切れるそうです。
5月に入ったら、こまめにお店をのぞいて探してみましょう。
セリアで販売している車用のサンシェード

セリアでは、フロント・サイド・リアと全方向用のサンシェードが購入できます。
セリアの良いところは、100円(税別)で販売しているところです。

100均なんだから
当たりまえじゃないの?
最近は100均でも、250円や300円のものが販売されています。
セリアは、全方向のサンシェードに100円の商品があります。
私も100円と思って買ったら、300円だったということがたびたびあります。
その点では、セリアは安心して買い物ができますね。
商品は100円とは、思えないくらいしっかりしていますよ。

キャラクターものは見かけませんが、夏前には迷彩柄やパイナップル柄などのデザインも販売されます。

女性ウケしそうな
おしゃれな柄が多いですね
ダイソーで販売されている車用のサンシェード

タッチアップ式をお探しの方は、ダイソーがおすすめです。
ダイソーには、タッチアップ式のフロント用サンシェードが2種類あります。
- ジュニアサイズ:縦70cm×横128cm
- ジャンボサイズ:縦87cm×横140cm
引用 ダイソーネットストア
ジュニアサイズは、軽自動車にちょうど良い大きさですね。
引用 ダイソーネットストア
ジャンボサイズは、コンパクトカーに合うサイズで、真ん中に切れ込みが入っています。

どちらも300円(税抜)です。
タッチアップ式のメリットは、使わない時に邪魔にならないことです。
たためば車内もスッキリしますが、たたむには少しコツが必要です。
わたしはとても不器用なので、時間がかかりました。
8の字のひねりがうまくいかず、中の針金が飛び出てしまいました(笑)
たためることを確認してから、残りを購入することをおすすめします。
100均のサンシェードでも効果は十分にある

100均のサンシェードでも、十分に太陽の熱を遮ることができます。

サンシェードをしても
車内は暑かったわ

やっぱり100均じゃ
だめなのかな
私もはじめサンシェードを装着すれば、涼しい車内が手に入ると勘違いしていました。
そしてドアを開けたときの暑さに、落胆したことがあります。
実はサンシェードは、車内の温度を下げる(上げない)効果は大きくありません。
サンシェードの役割は、ハンドルやダッシュボードを直射日光から守り、熱くなるのを防ぐことです。
ダッシュボードやハンドルの温度が上がらないことで、室温にも多少関係しますが、車内温度を大きく下げる効果は、あまり期待できません。
サンシェードを装着した車内温度の実験結果

サンシェードの役割を知っておくと、正しく使え快適に過ごせます。
サンシェードを装着しても、室内平均温度はあまり変わりません。
引用 JAF
こちらは、JAFが室内温度の実験をした結果です。
車内 | 最高 温度 | 平均 温度 | ダッシュ ボード |
①対策なし(黒) | 57℃ | 51℃ | 79℃ |
②対策なし(白) | 52℃ | 47℃ | 74℃ |
③サンシェード | 50℃ | 45℃ | 52℃ |
④窓開け | 45℃ | 42℃ | 75℃ |
⑤エアコン | 27℃ | 26℃ | 61℃ |
②対策なし(白)と③サンシェード装着の車内の平均温度をご覧ください。
2台の室内平均温度は、2℃しか差がありません。
次に、対策なし(白)とサンシェード装着の、ダッシュボードの最高温度をご覧ください。
サンシェードのあるとなしでは、22℃も差があります。
74℃はスマホを入れて置くと、高温状態で一時使用不能になるレベルです。
結果からサンシェードの有無で変わるのは、ダッシュボードの温度であって、室内の温度は大きく変わりません。
確かに車内は暑かったですが、私が乗ったときハンドルはすぐ触れましたし、すぐに発車できました。
100均のサンシェードでも、ハンドルに当たる熱を遮断してくれていました。
車内温度を下げるには窓を開けて走行しよう

車内の温度をいち早く下げることができれば、快適に運転ができます。
残念ながら停止時の温度上昇は防げず、エアコンを付けない限り車内温度は下がりません。
ですが少しでも早く快適な温度まで下げる方法はあります。
車内の温度を最も早く下げる方法は、窓を全開+エアコン外気導入+走行だそうです。
引用 JAF
サンシェードを使ってハンドルが熱くなることを防いでおくと、すぐに走行できます。
そう考えると、サンシェードの効果はやはりあると言えますね。
またダイソーのハンドル専用のカバーも優秀です。
サンシェードと同じ素材のハンドルカバーで、100円(税抜)で販売されています。
引用 ダイソーネットストア
ハンドルは少しの時間で、すぐに熱くなりますよね。
ちょっと買い物だけなのに、わざわざサンシェードを広げてって面倒だな・・・ということはありませんか?
これはハンドルにかぶせるだけなので、とても簡単です。
めんどうくさがり屋の私にもぴったりでした。
フロントは折りたたみ型サンシェードがおすすめ

車のフロントには、サイズが豊富な折りたたみ型のサンシェードがおすすめです。
太陽の熱をきちんと遮断するためには、車にあったサイズのサンシェードを選ぶ必要があります。
我が家には自動車が2台ありますが、同じサンシェードは使えません。
軽自動車にはスタンダード型がぴったりなのですが、普通車には小さくて両サイドがフォローできません。
これを解決してくれたのが、サイズが豊富な折りたたみ型のサンシェードです。
ダイソーのフロント用サンシェードのサイズは3種類です。
- 200円(税別)
- 縦68cm×横130cm
- 例)スイフト・Nボックス・パッソ
- 300円(税別)
- 縦78cm×横145cm
- 例)プリウス・ノート・フリード
- 350円(税別)※無地は300円
- 縦90cm×横146cm
- 例)ヴォクシー・エルグランド・ステップワゴン
折りたたみ型は、サイズの豊富さだけではなく、取り扱いも簡単です。
扇子のように折りたたまれているだけですので、使うときもパタパタと開くだけです。
不器用な私でも、壊さず無事に使うことができました。

逆に
壊しようがないです(笑)
100均ではないけれど傘型もフロントにおすすめ

各サンシェードの良いところを全部欲しい方には、傘型のサンシェードがおすすめです。
- 取り付けが簡単
- 片付けも簡単
- 固定の跡が残らない
- 小さく収納できる
車のサイズと合えば、これほど使い勝手の良いサンシェードはないと思います。
ところで、傘型のサンシェードってイメージが湧きますか?
私は、傘型と言われても、全く想像できませんでした。
一言で言うと「台風の日の傘」という感じです(笑)
引用 3coins

強風でひっくり返った
傘みたいな形です。
運転席の側から柄の部分を、ダッシュボードに固定するので吸盤も不要で、跡が付かず窓をきれいに保つことができます。
引用 3coins

たしかにコレは便利ですね
販売先は100均ではなく、300均の3coinsで販売していました。

いいとこ取りで300円なら
考えてもいいかも
残念ながら300円ではなく、1100円(税抜)でした。
ですが調べてみると傘型は、ネットでは2000円台での販売が多く、1100円は決して高い価格ではありません。
フロント以外にもサンシェードを取り付けよう

車の窓全体にサンシェードを取り付けることで、熱遮断の効率を上げることができます。
サンシェードを全面につけると、太陽の熱をあらゆる方向から防いでくれます。
100均には、フロント用だけでなく、サイド用、リア用のサンシェードも販売されています。
サンシェードはフロントにするイメージが強くありませんか?
私も100均で、いろいろなタイプのサンシェードを見て、他の窓用があることを知りました。
サイド用はもちろん、リア(後ろの窓)用のサンシェードまでありました。

サイドに取り付けるサンシェードもいろいろなタイプがあります。
窓に合わせて取り付け、快適に過ごしましょう。
サイドはカーテン型がサイズを合わせやすい

カーテン型は隙間が少なく、車に合わせてサンシェードを探す手間が省け、失敗も少ないです。

このタイプは吸盤で貼るだけで簡単ですし、デザインもたくさん揃っています。
ですがいざ購入して取り付けると、窓に合わないということがあります。
- 窓の形が四角ではなく、所々に隙間ができる
- 窓の縦×横の対比が合わず、一辺だけ足りない
私もこのタイプを買って、幅が足りず失敗しました。
カーテン型は、吸盤で窓の上部に貼り付けるだけです。
吸盤の貼る位置を変えるだけで、幅が変えられ調整しやすいです。

運転中のカーテンやサンシェードは交通違反です。
運転するときは、必ず窓が見えるようにカーテンを開けておきましょう。
合うサイズがなければクリップで取り付けよう

カーテン型の取り付けも難しい車には、クリップを使えば車にあったサンシェードが作れます。
カーテン型は付けやすいですが、中には吸盤の位置調整が難しかったり、カーテンの長さが合わない場合もあります。
そういうときにはクリップのついた吸盤を使いましょう。

こちら独立した吸盤+クリップになっています。
カーブのかかった窓などや好きなところに付けられるので、とても使いやすいです。
窓にあった大きさのカーテンがない場合でも、窓にあった大きさのものを自分で用意でき、クリップに挟むだけです。
娘は、これでお口のケチャップなどを拭くことがあったので、クリップにタオルを挟んでいた時期がありました(笑)
このクリップを使えば、サイド部分の日よけが上手にできます。
車にあったサイド用のサンシェードがないときは、ぜひ活用してみてください。
吸盤の跡が気になる人は静電気で取り付けよう

静電気で装着できるサンシェードは、吸盤の跡が付かず窓をきれいに保つことができます。

取り外したら
吸盤のあとがくっきり
吸盤での装着は簡単なんですが、取り外したときに丸い跡が残りますよね。
この丸い跡が気になる人も多いのではないでしょうか。
吸盤を使わず、静電気で窓に張り付くタイプのサンシェードがあります。

こちらは、セリアで販売しているタッチアップ式の商品です。
ガラス面に隙間ができないように、中央部分から外側に向けて貼り付けていきます。
静電気でくっついているだけですので、取り外しも簡単です。

何の跡もないので
窓がきれい
取り付けは、吸盤に比べると数秒かかりますが、全然苦になりませんでした。
静電気装着タイプも100均で買えるなんてうれしいですね。
吸盤の跡が気になる方は、ぜひ一度お試しください。
おしゃれで可愛いサンシェードはたくさんある

100均のサンシェードは、デザインの種類が多く、好みのものが見つかりやすいです。
毎年販売されるデザインは変わりますが、複数のデザインが販売されます。
セリアは、スタイリッシュでおしゃれなデザインが多いです。
色味はカラフルなものより、白黒やカーキが目立ちます。
- ボーダー
- 迷彩
- ヤシの木/フラミンゴ
- パイナップル
- 英字
ダイソーではディズニーキャラクターが多く販売されています。
フロント用だけでなく、サイドのサンシェードにもディズニー柄がありますよ。
どちらのお店も素敵なデザインが多いですが、私はどちらかというと、セリアのデザインが好きです。
ヤシの木柄やパイナップル柄は、夏を感じられるデザインがいいなと思いました。
キャラクターとのコラボ商品がかわいすぎる

人気のキャラクターとコラボしたサンシェードは、可愛くて癒やされます。
100均店ではないのですが、キャラクターとコラボしたサンシェードが話題になっているお店があります。
ファッションセンターしまむらというお店をご存じですか?
衣料品や日用品を扱っているお店なのですが、定期的にキャラクターとのコラボ商品を出しています。

人気のキャラクターとのコラボということで、子ども達にも大人気です。
株式会社サンリオのキャラクターや、人気ゲームのキャラクターなどとコラボしています。
私は大人ですが、癒やし系ゆるキャラのコラボサンシェードを買おうかなと思ってしまいました(笑)
セール時は1980円が、990円で買える時があります。
ですが、やはり人気のキャラクターはすぐになくなるようです。
こまめにチェックして、見つけたらすぐに手に入れましょう。
近くにお店がない方は、しまむらオンラインストアもありますよ。
好みによってお店を使い分けて、自分好みのサンシェードを見つけましょう。
自作するとドラレコの故障リスクが下げられる

手作りのサンシェードは、車にぴったりなものができるので、ドラレコの故障のリスクを下げることができます。
ドライブレコーダーは熱に弱く、サンシェードの内側に入れることで、故障のリスクを下げることができます。
逆にドライブレコーダーの後ろにサンシェードを設置すると、照り返しの熱でドライブレコーダー部分に熱がこもり、故障の原因になります。
我が家も1度、熱でドライブレコーダーが作動しなくなったことがありました。

炎天下でやられましたね
ディーラーに持って行くと、即答でした。この時期は、同じような相談が多いのでしょうか(笑)
サンシェードの使い方には、十分注意が必要だなと実感しました。
ドライブレコーダーは種類が多く、車に合うものをみつけるのは至難の業です。

ないなら、作っちゃおう
サンシェードのdiyの材料は、100均で全てそろいます。
簡単に作れますので、この際挑戦してみてはいかがでしょうか。
100均のグッズでサンシェードのdiyに挑戦しよう

自作のサンシェードは簡単に作ることができます。
また道具は、100均で全てそろえることができます。
- 45Lのごみ袋
- アルミシート
- 吸盤
- ハトメ(12mm)
- ハトメ工具
- 布生地※
私の同じように、切り口が気にならない方は、裁縫の工程は不要です。

見た目もそんなに悪くなく、切り口から何か出てくることもありません。

不器用な私にでも作れました
数百円で車にぴったりのサンシェードができるなら、やってみる価値はありますよね。
お店にお目当てのサンシェードが無い場合には、ぜひdiyも検討してみてくださいね。
まとめ

- セリアやダイソーには、デザインやサイズが豊富なサンシェードが販売されており、効果も十分ある
- サンシェードは、車内温度の上昇を防ぐためのものではなく、ハンドルやダッシュボードの温度上昇を防ぐものである。
- エンジンを切った車内の温度上昇を防ぐ術はなく、窓を開け外気導入にして走行することが、車内の温度を早く下げる方法である
- 折りたたみ型のサンシェードは、サイズが豊富で取付も簡単であり、車のフロント部分の装着におすすめ
- 100均ではないが、傘型はメリットが多くコスパが良いため、サンシェードの購入検討に入れるものアリ
- サンシェードは全面に装着することで、熱遮断の効率を上げてくれるため、フロント以外のサイドやリア部分にも装着するのがおすすめ
- サイド部分は窓の形が違うため、カーテン型やクリップを活用して、窓にあったサンシェードにする必要がある
- サンシェードはお店によってデザインが違い、シンプルなものからキャラクターとコラボした商品まであるが、人気商品はすぐに売り切れる
- サンシェードの使い方を間違うと、ドライブレコーダーの故障に原因になるので注意が必要
- 車にあうものがない場合は、100均で材料をそろえ自分でサンシェードを作ることもできる
100均のサンシェードは、デザインやサイズも豊富にあり、効果も十分にあります。
ですがせっかく買っても、間違っていたら効果はほとんどありません。
サンシェードは役割を知って、正しく使うことで効果を発揮します。
サンシェードを選ぶときには、書いていたことをぜひ思い出してください。
そうすれば、サンシェード選びに失敗しないと思います。
私も今年はなんの柄を買おうか、今から楽しみです。
みなさんも車にあったサンシェードを選び、暑い夏を乗り切りましょう!
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