おもちゃの寄付を考えているけど、怪しいと感じて躊躇しているあなた!
おもちゃの寄付は、全てが怪しいものではありません。
残念ながら、転売して自分の利益にしたり、手続き料や登録料と偽って現金を搾取する業者も実在します。
しかしきちんとしたnpo団体があるのも事実です。
寄付先を間違えなければ、詐欺にあったりおもちゃを搾取されることはありません。
我が家も、不要になったおもちゃがたくさんあり、散らかって困っています。
寄付は部屋が片付き、寄付した子供達にも喜ばれ、双方が幸せになれる方法です。
こちらでは寄付の流れや仕組み、いろいろな寄付方法をご紹介しています。
おもちゃの寄付は、決して怪しいものではないことが分かると思います。
この機会に使わなくなったおもちゃの寄付に挑戦してみてはいかがでしょうか。
おもちゃの寄付は全てが怪しいわけではない
おもちゃの寄付は、全てがあやしいものではありません。
子供が成長すると、使わなくなるおもちゃがどんどん増えていきますよね。
我が家も、気がつけばおもちゃ箱からあふれていて、部屋が片づかず困っていました。
まだ使えるし、捨てるのはもったいないおもちゃ達をどうしようかと考えている方もいるのではないでしょうか。
そんなときは、思い切っておもちゃを寄付してみませんか?
おもちゃの寄付は部屋も片付き、届け先にも喜ばれ、環境にもよく、良いことばかりです。
寄付したものって
ちゃんと届けられて
いるのかしら・・・
おもちゃの寄付はあまり馴染みがなく、仕組みも分からないので怪しく感じてしまいますよね。
事実、寄付した物を転売したり、追加料金を請求する悪徳な業者も存在するため、きちんと見極める必要があります。
まずは寄付の仕組みや、クリーンな団体を知ることから、はじめましょう。
そうすることで、正しい寄付ができるようになります。
せっかくの善意ですので、みんなが幸せになれるところへ、寄付ができるといいですね。
寄付したおもちゃの行方を知れば納得できる
寄付されたおもちゃは、必要としている人へ全て寄付しているわけではなく、販売され利益化されているものもあります。
え?!販売ってことは
お金に換えられているって事?!
一部のおもちゃは、児童施設や発展途上国にきちんと寄付されていますが、それらには費用がかかります。
寄付の多くは、非営利団体(npo)がおこなっていますが、その方達が運営費を出資している訳ではありません。
おもちゃを海外に届けるには、それなりにお金がかかるのです。
販売の売り上げを、寄付にかかる費用として使っているのです。
また、売り上げの一部を募金活動に回している団体もあります。
おもちゃを、おもちゃだけで終わらせるのではなく、いろいろな形に変えて活用していると言うわけです。
私もこのことを知って、今まで抱いていた怪しいと思う気持ちは、なくなりました。
収納に困るぬいぐるみも寄付で生まれ変わる
使わなくなったぬいぐるみは寄付することで、新たな使い道が見つかります。
寄付されたぬいぐるみは、いろいろな使い道があります。
かわいいぬいぐるみは、捨てるタイミングが分からず、気がつけばおもちゃ箱がいっぱいになっていたりしませんか?
下の娘はぬいぐるみが大好きで、上の娘はクレーンゲーム機が大好きなため、わが家にはぬいぐるみがたくさんあります。
なかなか捨てられないから
お部屋も片付かない
ずっとおもちゃ箱に入りっぱなしはかわいそうですし、思い切って寄付をしてみましょう。
ぬいぐるみも他のおもちゃと同様、必要な子供達に届けられたり、販売した売り上げの一部が寄付にまわっています。
NPO法人グッドライフが運営しているセカンドライフでは、寄付されたものや届けられた先の写真を一部掲載しています。
引用 セカンドライフ
自分の寄付したものを、写真で見ることができれば、きちんと届いたことを確認できるので安心ですね。
ぬいぐるみはどんなものでも良いわけではない
寄付するぬいぐるみは、どんな状態のものでもいいわけではなく、ルールを守る必要があります。
不要になったものを寄付するのですが、次の人が使えるような状態のものを、寄付するのが基本です。
においや動物の毛などは、衛生的にもよくないので寄付は基本NGです。
また、電池入りのおもちゃの受け入れを不可にしている団体もあります。
わが家にも、電池で動く犬のおもちゃがありましたが、電池の部分はネジで固定されていました。
最近のおもちゃは電池の飲み込み防止のため、電池部分が簡単に空かないようになっています。
使えないぬいぐるみの寄付は、処理にもお金がかかり迷惑です。
団体のホームページに、寄付できるものや注意点が書かれています。
寄付する前にはしっかり確認をして、迷惑にならないように心がけましょう。
寄付をするなら信頼度の高いnpo団体を選ぼう
詐欺にあわないためにも、信頼できる団体に寄付をすることが必要です。
たくさんある寄付団体の中には、悪質な詐欺を行う団体もあるからです。
あなたはユニセフという団体を、耳にしたことがありますか?
ユニセフは、世界のこどもたちのための国連機関で、「非営利団体」です。
私が調べたところ、非営利団体は民間にも複数あり、おもちゃの寄付を受け付けているところがあります。
取引がクリーンな団体は寄付の行き先や、使い道をホームページで公開するなどきちんとしています。
自分の寄付したものの流れが
わかるのは嬉しいし安心ね
おもちゃを団体に届けるための送料がかかることはありますが、登録料などの他の費用は基本かかりません。
運営方法や寄付の写真がきちんと掲載されていているおすすめの団体を、ご紹介しますので参考にしてみてください。
特定非営利活動法人が運営するおもちゃバンク
おもちゃバンクは、ホームページに細かく寄付の報告を行っている団体で、信頼度が高いと言えます。
ホームページには「みんなのこえ」というカテゴリーがあり、実際に届いたおもちゃで遊んでいる子供達の写真が多く掲載されています。
それ以外にも、Twitterで寄贈したおもちゃの写真や、どこへ寄付したのかもしっかり発信されていました。
私も実際のTwitterを見たのですが、おもちゃで遊んでいる写真などがあり、信頼できるなぁと感じるました。
次の5つの行動で、おもちゃバンクへ寄付をすることができます。
- step1整理して不要になったおもちゃをピックアップ
- step2専用ホームで寄付するおもちゃの内容を送る
引用 おもちゃバンク
- step31~3日でおもちゃバンクからくる「可」「不可」の返事を確認する
- step4「可」の場合は、配送方法URLが添付されているので確認する
- step5URLの内容通りに郵送する
メールで判定があるのは、使い物にならない物を送って来られないようにするためだそうです。
先ほどの寄付NGのおもちゃを、送らないように気を付けましょう。
ありがとうブックの応援企業はあの安田生命
ありがとうブックは、明治安田生命が運用の手伝いをしている団体で、信頼度が高いと言えます。
保険の大手である安田生命が応援企業ということで、安心して寄付ができますね。
ありがとうブックは、名前の通り本の寄付ができ、寄付されたを本必要としてれる子ども達や施設に送る寄付活動の団体です。
引用 ありがとうブック
わが家も、毎月絵本が届くサービスを利用していた時期があり、たくさんの絵本があります。
娘は気に入った同じ絵本ばかり読むので、不要となったものがたくさんあり困っていました。
絵本はサイズがバラバラで収納しにくく、読まない本は特に邪魔になります。
使わなくなった絵本をありがとうブックに寄付をすると、希望する個人や施設に無料で届けられます。
どういった形で届けているかも、写真で掲載されていたので、こちらも安心材料のひとつですね。
送料無料ではないため寄付には少し費用がかかる
おもちゃを寄付するには、おもちゃを団体に届けなくてはならず、その費用は自分持ちです。
寄付団体が近くて持ち込みがOKな団体であれば、おもちゃを持ち込むことで送料をカットすることができます。
しかし、寄付したい団体が近くにあるとは限りませんし、近くにある方が少ないと思います。
お金がかかるのかぁ
ちょっとためらっちゃう
私も、最初は送料がかかることを知ったときは、少し迷いました。
しかし粗大ゴミに出すことを考えれば、送料とそう変わらないと思いました。
私の地域では大型のおもちゃを処分する場合、400円~800円程度の粗大ゴミ代がかかります。
粗大ゴミ代も送料も大きく変わらないのであれば、リサイクルという面でも寄付する方がいいですよね。
送料で迷われている方は、おもちゃを処分する費用の事を含めて考えてみてはいかがでしょうか。
専用回収キットは郵送の準備が簡単にできる
専用回収キットがあるリボーンプロジェクトは、寄付先への郵送がとても簡単にできます。
寄付をするには、団体におもちゃを郵送しなければなりません。
しかし郵送には段ボールの準備も必要ですし、大きさや重さによって送料も変わってくるので少し心配です。
詰め込みすぎて大きな荷物は
送料もかかりすぎないか
ちょっと心配
私は送料の事を忘れて、どんどん寄付してしまいそうだなと思いました。
私と同じように心配な方には、リボーンプロジェクトの「専用回収キット」がおすすめです。
引用 リボーンプロジェクト
ホームページから、1セットが2600円で購入できます。
紙袋の中に、寄付するおもちゃを入れ封をしたら、付属の伝票を貼ります。
佐川急便に電話で集荷依頼をして引き取ってもらうだけで終了です。
専用回収キットは、段ボールの準備も送料の心配もなく、簡単に郵送できます。
紙袋なので、割れものと30kg以上の品物は入れる事ができないので注意しましょう。
寄付初心者の方には、リボーンプロジェクトの専用キットが、安心で使いやすいと思います。
やり方が分からなくて足踏みしている方は、ぜひ検討してみてください。
直接持ち込める保育園への寄付は送料が不要
送料などにも、お金をかけたくないという方には、保育園への寄付がおすすめです。
近所の保育園への寄付は、自ら持ち込むことができるので、送料がかからないからです。
保育園への寄付は、確実に寄付することができますし、感謝の気持ちを間近で感じることができます。
実は私も先日、娘が使わなくなったおままごとキッチン一式と、おもちゃのキーボードを保育園に寄付しました。
近所に0~2歳児までの保育園が新しくでき、散歩しているかわいい園児たちを時々見かけていて、寄付しようかと考えていたのです。
そして事前に訪問し、受け取って頂けるか確認してから、持って行きました。
園長先生には「メルカリで売れるのにいいんですか?とっても助かります」と感謝されました。
また私がおもちゃを取りに行っている間に、練習していたのでしょうか。
おもちゃを持って行くと「せーの!おもちゃ、ありがとーございます!」と2歳児さんが声をそろえて、お礼を言ってくれました。
かわいすぎる~
持って行ってよかった!
こどもたちが遊ぶものですから、危険なもの(飲み込めるような小さなもの)や不衛生なものは避けなくてはなりません。
寄付をするときには、事前の確認や安全性や衛生的な事にも注意しましょう。
手順や注意点については、次項で詳しくお話しますね。
まずは保育園が受け取ってくれるかの確認が必要
すべての保育園が、寄付を受け付けているわけではないので、事前の確認が必要です。
設置するおもちゃの種類を決めている保育園もあり、突然持って行っても受け取ってもらえない場合があるからです。
スムーズに寄付するためには、事前に寄付したいおもちゃの内容を伝え、受け取ってもらえるか確認してから持ち込みましょう。
おもちゃは子供達が遊ぶものなので、安全性や衛生的な事がとても大切です。
私は、「こえだちゃんと木のおうち」も持って行こうと思ったのですが、付属品がとても小さく誤飲の心配があるので、それはお断りされました。
またモンテッソーリ教育などを取り入れている保育園には、寄付が難しいと思います。
なぜなら、こだわりの知育玩具を取り入れているからです。
モンテッソーリについて知りたい方は、こちらで詳しく紹介していますのでご覧くださいね。
保育園には積み木や絵本の寄付が喜ばれる
保育園への寄付で喜ばれるのは、積み木や絵本です。
なぜなら、みんなで遊べて、かつ衛生的(簡単に消毒可能)だからだそうです。
事前にどんなおもちゃなら良いか、園長先生に聞いてみた時に上記の答えが返ってきました。
キャラクターものや変身ベルトは人気はあるのですが、みんなで遊べず取り合いが激化するそうです。
つみきやブロックは年齢を問わず長く遊べ、絵本も先生が読み聞かせをするので重宝するそうです。
私もお米で作った積み木を寄付したら、とても喜ばれました。
お米で作られている口に入れても安心という積み木なので、小さい月齢のお子さんでも安心して遊べます。
お米でできているけど、
見た目は、木のつみきだよ
保育園に寄付すると喜ばれるものは、ほかにもまだあります。
私が寄付した保育園は、キッチンをとても喜んでくれましたが、小さな保育園では置き場所に困ることがあるそうですので、事前に確認しましょう。
また、赤ちゃんのおもちゃが意外と少なく寄付を求めている保育園もあります。
音がなるおもちゃは需要が高いようですので、保育園に寄付してみてはいかがでしょうか。
買取サービスを使って寄付の範囲を広げる
買取サービスを利用することで、寄付先の選択肢が増えます。
寄付したい団体がおもちゃの受け入れ不可の場合には、買取サービスで現金化し寄付する方法があります。
おもちゃの寄付にはいろいろな条件があり、自分の不要になったおもちゃがすべて寄付できるわけではありません。
わが家にも、日曜日の朝にテレビ放送している女の子ヒーローアニメのお人形やフィギュアが、たくさんあります。
しかし、これらは保育園には寄付できませんでした。
しかし現金の寄付には受け取り条件がありませんので、一手間は必要ですが寄付ができます。
一手間と言っても、わざわざお店に持ち込んで査定してもらう必要はありません!
次の項で、簡単おすすめの無料買取サービスを、紹介しますね。
ブックオフオンラインはネットで買取が完了する
ブックオフオンラインの買取サービスを使えば、家から出ることがなくおもちゃの買取を依頼できます。
段ボールや紙袋に買い取って欲しいおもちゃを入れて、ホームページから申込をして待つだけの簡単作業です。
配送業者が自宅に来てくれるのでおもちゃを渡します。もちろん無料です。
後日申込時に申請した振込先に、買取料が振り込まれます。
え?!これだけ?
超簡単じゃない
ブックオフオンラインの買取サービスでは、買取してくれる品数がとても多いのも特徴です。
npo団体や保育園や寄付しづらいものも、ブックオフオンラインでは買取が可能なものが多いです。
また嬉しいことに、段ボール19箱までOKなので、一度でたくさんの取引ができます。
お部屋が一気に片付く予感がするので、私も近々利用しようと思っています。
もともとは破棄する予定のものだったものを寄付に回すだけなので、お財布への負担もないので安心です。
まとめ
- おもちゃの寄付は、全てが怪しいものではなく、きちんとした団体も存在する
- 寄付したおもちゃは全て寄付されているわけではなく、一部は販売され収益化されている
- 収益は、保管料や輸送量など寄付に必要な費用に充てられており、一部はワクチンへの寄付などにまわっている
- 収納に困るぬいぐるみも寄付することができるが、条件があるため確認が必要
- ホームページに寄付の流れをきちんと報告している信頼できる団体へ寄付しよう
- 初心者には、専用回収キットを利用しての寄付がおすすめ
- 保育園への持ち込みは送料がかからないが、迷惑がかからないように事前に連絡と確認をしてから訪問しよう
- 保育園へ寄付するおもちゃは、みんなで遊べるような積み木やブロック、絵本などが特に喜ばれる
- 寄付しにくい物は、買取サービスで現金化することで寄付の幅が広がる
- ブックオフオンラインは無料買取で自宅まで取りに来てくれるため、負担なく買取作業が行える
おもちゃの寄付は怪しいと思っていましたが、すべてが怪しいものではありませんでした。
寄付団体の中には、詐欺のような団体も実在します。
正しい知識を身につけ、寄付先を間違えなければ、みんなが幸せになる寄付を行う事ができます。
寄付は、自身のお部屋もスッキリ片付き、子供達の笑顔も増える、とても素敵なものだと思います。
この記事で、寄付をはじめる方が少しでも増えてくれると嬉しいです。
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