子供ががんばって自分で履いた靴をみると、なんと左右が逆になっているではありませんか!
これは我が子のことなんですが、我が子は何度も注意しても毎回のように左右を履き間違えている時期がありました。
きっと多くの方が経験したであろう「靴の左右履き間違え事件」ですが、100均のシールを使って解決できるんです!
保育園の玄関でも「靴の右と左が逆よ!」と慌てるお母さんの姿をよく見かけました。
左右を間違えた靴は足にとって窮屈ですし、いつも無理に履いていては子供の足の成長が心配ですよね。
実は100均で靴の履き間違えを防ぐ便利な目印シールがあるんです!
子供の足の成長を守るためにも、100均のシールを活用して靴の左右履き間違えをなくしましょう♪
靴の左右間違えには目印シールを100均で準備!
スニーカーでもよく左右の履き間違えをしますが、バレエシューズタイプのようなシンプルな上履きになるとさらに履き間違えが多くなりますよね。
このような履き間違えの対策には、目印となるものを靴に付けるのが効果的です。
左右がまだわからない子でも、目印になるものがあればどちらが右でどちらが左か認識することができます。
この目印にするのにぴったりのシールが100均にありました!
シールの他にもぜひ試していただきたいと思うアイテムを見つけたので、合わせてご紹介していきます。
左右間違い防止のシールはダイソーにもあった
左右がまだわからない小さな子供でも、目印になるものを靴に付けてあげることで間違えずに靴を履くことができます。
靴の目印として使えるものは、探してみると実は100均にもたくさんあるんです。
お気に入りのアイテムを探して、楽しく靴を履けるように準備をしてあげましょう♪
靴の中に貼れるみぎ・ひだり目印シール
左右の目印として使えるものを100均で探してみると、「みぎ・ひだり目印シール」をいうものをみつけました!
こちらはダイソーの商品ですが、左右の中敷きに貼ると目印になるシールです。
小さく「みぎ」「ひだり」と書いてありますが、まだひらがなが読めない子供でもイラストだけで右か左かがわかりますよ。
引用 ダイソーネットストア
4セット入って、税込み110円とはお買い得ですよね♪
デザインもたくさんあり、男の子も女の子も好きなデザインを選ぶことができます。
このシールを見たときは、我が子も「かわいいね!」と絶賛でした。
セリアやキャンドゥにも同じタイプの商品があるので、それぞれのお店を見て回るのも楽しそうですね。
Amazonにも同じタイプのシールがありましたよ!
ダイソーと同じく、靴の中敷きに左右それぞれ貼るシールです。
正しく靴をそろえると、中の動物が完成する仕組みですね。
動物を完成するために、自分で靴をそろえてくれるという嬉しい効果も期待できます♪
6セット入っていて、2023年8月現在税込み880円でした。
100均に比べると割高ですが、家の近くに100均がない方やお店まで行く時間がない方は、ネットで購入できるAmazonを利用するのもよさそうですね。
靴を置く場所で左右がわかるようにする
靴の置き場所で左右がわかるようにするシールもありました!
靴に直接貼るのではなく、玄関の床に貼ることで靴を左右そろえて並べることができるシールですね。
私は靴自体に目印を付けることばかり考えていたので、こういう手があったかとまさに目から鱗でした!
引用 Watts
靴の定位置が決まるので、左右を間違えることが少なくなりそうです。
靴を置く定位置があれば、靴の片付けもバッチリですね!
我が家の場合は子供3人分の靴が並ぶことになるので、お片づけシールが3人分並ぶとなると玄関で結構幅を取ってしまうのが悩ましいところです。
しかし一人で靴をちゃんと並べられる子になってほしいなと思うと、習慣化するまではこういったガイドがあると安心ですね。
こちらはWattsで取り扱っていました。キャンドゥでも春の入園・入学シーズンに合わせて取り扱っていたようです。
私の家の近くのキャンドゥには現在置いていませんでしたので、シーズンに合わせてチェックしてみるといいかもしれませんね。
左右の目印にするならシューズタグも使える
引用 ダイソーオンライン
シューズタグで左右違う飾りを使って目印にする方法もあります。
シューズタグというアイテムをご存知でしょうか?靴のかかとにリングを通すことで目印になるアイテムです。
上で紹介しているのはダイソーで販売されている商品なのですが、この他にもいろいろな飾りがついたシューズタグがありましたよ。
セリアにはキャラクターのシューズタグもありました。
かかとに付けるものなので、靴箱に入れたときも自分の靴がすぐにわかって便利ですよ!
普通ならセットになっているものを一緒に使うと思いますが、左右の目印にするには違う飾りのものを付けてあげるといいです。
「右はくまちゃんで、左はユニコーンね」といった風に子供と一緒に確認していくと、左右の間違いが少なくなっていくはずです♪
靴箱に入れる時に我が子は片方ずつ入れていたので、靴箱の中ですでに左右が逆になっていました。
かかとに目印があれば靴箱に入れる時から気にすることができるので、私はもっと早くシューズタグに出会いたかったです。
オリジナルイラストでシールは手作りもできる
売られているシールももちろんかわいいのですが、子供の好きなキャラクターでシールを手作りすることもできますよ!
使うのはこちらのようなアイロン不要タイプのネームテープです。
引用 ダイソーネットストア
ネームテープを使って、簡単にAmazonや100均で売っているような目印シールを作ることができます。
なかなか気に入ったデザインがなかったり、他の子とは違うものがいいという場合には手作りでオリジナルのシールを作ってみましょう。
私も作ってみたので、簡単に作り方をご紹介していきます。
子供が左右を間違えるのには理由があった!
そもそも子供はどうして靴を左右逆に履いてしまうのでしょうか。
左右を逆に履いてしまう原因を解消して、自分で正しく靴を履ける環境を整えてあげましょう!
我が子はあまりにも何度も履き間違えをしているため、心配になって保育士さんに聞いてみたことがあります。
右と左が逆では、足が痛くて気にすると思うんですが。
子供の足の骨は柔らかいから、左右逆でも履けてしまうしあまり痛みを感じてはいないんですよ。
え!?そうなんですか?
痛くなければ、靴が左右逆であることを気にしていないのも納得ですね。
大人のように違和感を感じるというのもあまりないようです。
そうはいっても靴が左右逆では足の形とも違いますし、子供の足の成長にとっても心配ですよね。
子供が靴を左右逆に履くのにもなんらかの理由があるようです。
いろいろな説がありますが、代表的なものを2つ挙げたいと思います。
靴が左右逆のほうが実は履きやすいから
子供の足が大きくなるのは早いので、大きめの靴を購入した経験はないでしょうか。
私はつま先にゆとりがある方がいいと思い、少し大きめの靴を購入していました。
しかし大きすぎる靴は脱げてしまいそうで、子供は不安を感じることがあるというのです。
左右を逆に履くことで窮屈になるというよりも、足にぴったりとすることで安心感を得ているようなのです。
「すぐに大きくなるから」と思って大きめの靴を選びがちでしたが、成長に合わせてフィットした靴を選んであげないといけませんね。
3,4歳頃の子供は足の発達にも関係があるようです。
この頃は足の発達段階でⅩ脚になる傾向があり、そのためかかとが内側に傾いてしまいます。
引用 ASICS
靴が脱げやすくなってしまうのを防ごうと、左右を逆に履いてしまうこともあるようです。
X脚になるのは発達の過程の中の一時期のことなので、子供が成長していくにつれて直っていくそうです。
そうなのであれば、あまり心配する必要はなさそうですね。
そもそも左右がまだわかっていないから
一人で靴を履けるようになるのは2歳を過ぎたころが多いようです。
ところが左右の違いがわかるようになるのはもう少し後のことです。
発達の様子は個人差が大きいのですが、こちらを目安にしてください。
1歳:言葉がわかる
2歳:形や色がわかる
3歳:簡単な数がわかる
4歳:左右がわかる
5歳:ひらがながわかる
左右の違いがわかるようになるのは4歳から5歳頃と言われています。
小学1年生のわが子は未だに「左に曲がって!」など急に言われてしまうと、一瞬考えてしまうことがあるくらいです。
周りの子供たちの様子を見ていると早い頃からわかっている子もいるので、個人差はかなり大きいのかもしれません。
右と左がわかっていない状態では、正しく靴を履くのはなかなか難しいことでしょう。
左右を覚えていくことで、靴の履き間違えも少なくなっていきそうですね。
右と左を楽しく覚えて履き間違うのを防ごう
靴の左右の履き間違えをなくすためにも、子供と一緒に左右を覚える工夫をしていけるといいですね。
「お箸は右、お茶碗は左」というのは私もよく子供に声を掛けていたのですが、なかなか覚えられなかったりもします。
小さい頃から遊び感覚で左右を覚えられる工夫を取り入れていくといいと思います。
遊びながら左右が覚えることのできる手遊びなどをご紹介します。
旗揚げゲームで遊びながら覚える
旗揚げゲームは遊んだことがある方も多いのではないでしょうか。
「右上げて~、左下げて~」と、掛け声に合わせて手を上げたり下げたりするゲームです。
最初はよく間違えていた子供たちも、負けまいと必死についていくうちに自然と左右の感覚が付いてきます。
言葉だけで覚えるよりも、体を使った方が覚えるのが早いように感じました。
小さい子供から大人まで楽しめるゲームなので、家族みんなで遊びながら左右を学習していくのもいいと思います。
私はよく保育園に送迎するときに、「右上げて~♪」と子供に声を掛けて遊んでいました。
慣れてきたら、道順を「次は右でしょうか?左でしょうか?」とクイズにしてみるのも楽しいですよ。
右手と左手を使った手遊びをしながら覚える
手遊びは旗揚げゲームと同じように手を使っていくので覚えやすいですよ!
両手を使う手遊びといえば「グーチョキパーでなにつくろう」があります。
「右手はグーで、左手はチョキでかたつむり~♪」など想像力もはたらく手遊びですよね。
歌いながら右手、左手と動かしていくので自然と左右の感覚が身についていきます。
我が家でも子供たちは新しい形をいろいろと創作してよく遊んでいました。
絵本を読みながら右手と左手を使ってみよう
子供が好きな絵本で一緒に左右を覚えていくというのもいいですね。
絵本が好きな子にはぜひこちらの絵本を一緒に読んでみてください。
新井洋行さんの「ひだり みぎ」という絵本がおすすめです。
絵本の中で右手と左手を絵本の上にのせてみたり、絵本の中のいちごを食べる真似をしたりと、実際に手を動かしながら楽しむ絵本です。
「右手」「左手」とどちらの手を使うのか書いてあるので、動かしているうちに左右を覚えていく仕組みです。
小さな子供は気に入った本は何度でも読みますよね。
我が家の子供たちも絵本が好きなので、同じ絵本を何度もリクエストされて読んでいるうちにひらがなが読めなくても内容を覚えてしまっていました。
それくらい繰り返していれば自然と、左右も覚えていきますね。
余談ですが、絵本の表紙にも注目してみてください。
ひだりの「り」は左方向へ、みぎの「ぎ」は右方向へ文字が伸びています。この文字の伸びる方向のイメージで覚えるのもいいですね。
まとめ
- 子供が靴の左右履き間違え対策には目印シールを100均で準備するのがおすすめ
- 子供が靴を左右履き間違えるのには、成長過程の身体的な特徴や左右がわかっていないなどの理由があった
- 左右の履き間違え防止になる目印シールはダイソーなどの100均でもいろいろな種類から選べる
- シューズタグを左右違うものを付けて目印として使うのもおすすめ
- 左右の目印シールはネームテープを使って自分で手作りすることもできる
- 旗揚げゲームや手遊び歌、絵本などで左右を覚える工夫を取り入れて、靴の左右履き間違いを防ぐ
子供が靴を左右履き間違えるのにも理由があったんですね。
成長過程でのかかとの傾きによるX脚は見守っていれば大丈夫とわかれば安心ですね。
それでも右と左がわかるようになるまでは靴の履き間違えを減らすために一緒にサポートしてあげたいですよね。
右と左を覚えるのは小さい子供には最初はなかなか難しいと思います。
でも100均で左右がわかりやすくなるための目印シールを準備できるのであれば、子供が一人で靴を履くためのサポートができますね。
いずれは左右がちゃんとわかるようになるだろうとは思っても、足の成長のためにも早いうちから、正しく靴を履けるようになってほしいと思います。
100均でもかわいいアイテムがたくさんあるので、子供と一緒に好きなアイテムを探しに行ってみると楽しいと思いますよ。
オリジナルのシールを作ってみるのも、簡単なのでぜひ作ってみてください。
左右を覚える工夫も遊びの中に取り入れていけば、自然に身についていくと思います。早いうちに右と左を覚えることもできるかもしれませんね。
左右の目印がわかったら、しっかりと靴を履いて今日もいってらっしゃい♪
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