ほったらかしで毎年咲く花で、一年中花のある暮らしを楽しむ方法があります!!
花は玄関や庭先にあるだけで生活に彩りを与えてくれますが、実際に花を育てるのは少しハードルが高いですよね。
私は子どもと一緒に花を育てることで、子どもに季節を肌で感じたり、観察力を養ってほしいと思っていました。
しかし現実は子育てや家事に追われる日々で、花の世話までできる自信がありませんでした。
でもほったらかしで毎年咲く花の植え方を工夫すれば、手間をかけずに一年中花のある暮らしを送れるのです!
今回はほったらかしで毎年咲く花を、日向と日陰に育つ多年草と宿根草に分けてご紹介します。
そして一年中花を楽しめる方法もお伝えしますよ!
私が芝桜とローズマリーを植えた様子も載せているので、ぜひ参考にしてみてください。
日向でほったらかしで毎年咲く花のおすすめ5選
仕事や育児などで忙しくても、きれいな花を見ると自然と心が和みますよね。
私は過去に一年草で寄せ植えをしていましたが、植え替えや毎日の水やりが大変で、引っ越しを理由にガーデニングから遠ざかっていました。
今回は「ほったらかしで咲く花」ということで、一度植えれば毎年咲き、しかも水や肥料が少なくても咲く花をご紹介します!!
この「ほったらかしで毎年咲く花」ですが、大きく分けて次の2つのタイプがあります。
- 多年草(たねんそう)
一度植えれば毎年花を咲かす。
冬などの育ちにくい時期でも常に葉が茂っている。 - 宿根草(しゅっこんそう)
多年草の一種。
冬などの育ちにくい時期は葉や茎などの地上部は枯れるが、根や球根は生きている。
まずは種類の多い、日向を好む多年草と宿根草からご紹介しますね。
私が今回おすすめする花の水やり頻度は下記のこれだけでいいんです。
- 地植えの場合
雨水で十分。土の表面がひび割れるほど乾燥している場合のみ水やりをする - 鉢植えの場合
表面の土が乾いたらたっぷり水をやる
私は毎日の水やりを忘れてしまうことがあるので、水やりの頻度が少なくて済むのはかなり安心です。
土壌については多年草と宿根草は水はけのよい土を好むものが多いので、今回ご紹介する花は「赤玉土7:腐葉土3」の土で育てることをおすすめします。
もちろん市販の草花用培養土もOKですが、地植えの場合は必要な土の量が多く、高額になってしまうこともあるのでご注意くださいね。
ではどこにどんな風に植えて楽しもうか想像しながら、ぜひ好みの花を見つけてください。
春らしさ満開!グランドカバーにもなる芝桜
分類 | 多年草 |
花期 | 4~5月 |
草丈 | 10cm |
肥料 | 元肥のみで良いが、鉢植えの場合は花期前に緩効性化成肥料の追加を検討 |
- 元肥とは植物を植え付ける土に事前に肥料を混ぜ込んでおくこと。
- 緩効性化成肥料とはゆっくり長く効く肥料のこと。
観光名所にもなっている芝桜ですが、自宅で楽しめるんです!
芝桜といえば、花の絨毯が観光名所になるほどきれいですよね。
それ程きれいな花なので、私はすごく手間のかかる花だと思っていました。
でも、実は芝桜も手入れが少なくて済む多年草なんです。
それに鉢植えも出来るとは知りませんでした!
グランドカバーにもなるので、自宅にあるととても華やかになりますよね。
芝桜は蒸れると育ちが悪くなるので、夏場に水やりをする場合は気温が上がる前の朝にしましょう。
私はこの鮮やかなピンクが春らしくて大好きなので実際に植えてみました。
見た目は可憐でもとっても丈夫なガウラ
分類 | 多年草 |
花期 | 5~10月 |
草丈 | 50~150cm |
肥料 | 元肥のみで良いが、鉢植えの場合は春と秋に緩効性化成肥料の追加を検討 |
ガウラは手間をかけずにガーデニングを楽しみたい方にもってこいの花です。
ふわふわと花が揺れる様子が可憐な印象のガウラですが、見た目とは裏腹に性質はとっても丈夫なんです!
夏の暑さにも冬の寒さにも強く、毎年こぼれ種でどんどん増えていく繁殖力の高さもあるので、手間をかけずに楽しめます。
その繁殖力の高さは、増え過ぎて周りの植物の生育を妨げる可能性もあるほどです。
その場合は小さい内に抜いて他の場所に移したり、どなたかにプレゼントしたりするのもいいですよ。
4月ごろに摘心(てきしん)すると背が低くなり、見た目もきれいで、風で倒れにくくなりますよ。
摘心(てきしん)とは先端の芽を摘むこと。
摘心(てきしん)すると、わき芽が出てより多くの花を咲かせることが出来る。
私は子どもと一緒に花を育てたいので、摘心(てきしん)は子どもも一緒に楽しんでやってくれそうだなと思いました♪
私はこの丈夫さと繁殖力の高さで自宅の花壇を花畑みたいにしてみたいです。
暑さに強い!夏の花壇を彩るルドベキア
分類 | 多年草(一年草の種類もあるので注意) |
花期 | 7~10月 |
草丈 | 30~150cm |
肥料 | 元肥のみで良いが、鉢植えの場合は花期中に緩効性化成肥料を置き肥を検討 |
置き肥とは肥料を土の表面に置くこと。
土に肥料を混ぜ込まないので、ゆっくり肥料を効かせられる。
ルドベキアは暑い夏でも咲いてくれる貴重な花です。
一般的に多年草と宿根草は、夏と冬は花を咲かせないものも多いです。
その中でルドベキアは暑さに強く、夏の花壇やプランターを夏らしい黄色で彩ってくれるありがたい花です。
私は、夏の空と太陽にはルドベキアの黄色い花がとてもよく映えると思います♪
花の背丈が150cm程も大きくなる品種だと倒れやすくなってしまうので、支柱を立てることをおすすめします。
7~8月に一度茎を切ると更にたくさんの花を咲かせますが、背の高い方が好みであれば無理に切らずにそのまま楽しむのもありです。
夏の花壇に背の高いまま咲いている姿は迫力があって私は素敵だと思います。
料理にも使えて一石二鳥のローズマリー
分類 | 多年草 |
花期 | 11~5月(品種によっては異なる場合も) |
草丈 | 30~200cm |
肥料 | 元肥のみで良いが、花付きを良くするには花期に緩効性化成肥料の追加を検討 |
ローズマリーは観賞用だけでなく、ハーブとして料理などに使うことも出来るお得な多年草です。
ローズマリーは小さな青紫のかわいい花を咲かせます。
さらに、そばを通るだけでとてもいい香りのするハーブなので、肉料理や自家製ハーブティーなどハーブとしても活用することができます。
スパイスとしての使用程度なら人体に害はないですが、妊婦さんや授乳中の方、アレルギー体質の方など使用を避けた方が良い方もいるのでご注意ください。
また、ローズマリーにはたくさんの品種があり、大きく分けて立性と這性に分かれます。
這性(はいせい)の品種は横に大きく広がるので、地植えの場合は他の植物との間隔をあけましょう。
立性(たちせい)の品種は、地植えでは2mほどになることもあるので、どこで育てる予定かを想像しながら選ぶことをおすすめします。
- 立性(たちせい)とは茎や枝が上に伸びていく性質のこと。
- 這性(はいせい)とは茎や枝が上には伸びずに地面を這うように横に広がる性質のこと。
私はまずはローズマリーを収穫して料理などで楽しみたくて実際に植えてみました。
色鮮やかな小花が目を引く!名脇役ムスカリ
分類 | 宿根草(球根) |
花期 | 3~5月 |
草丈 | 10~30cm |
肥料 | 元肥と、花後は緩効性化成肥料の置き肥する |
ムスカリはより一層花壇やプランターを美しくしてくれる名脇役です。
ムスカリの色鮮やかな花は、同時期に咲くチューリップやスイセンなどの花とのコントラストがとてもきれいなんです。
私は以前チューリップの地植えをした時、チューリップだけでも可愛いんですが、なんとなく物足りない気もしました。
ムスカリを一緒に植えていたらもっと華やかだったろうなと思います。
ちなみにチューリップは花が終わった後、球根を掘り起こして保管しておけば翌年も花を咲かせます。
面倒くさがりの私は1年で辞めてしまいましたが、原種系チューリップなら植えっぱなしで毎年花を咲かせてくれるので、来年はこちらで試してみたいです。
また、ムスカリは球根植物なので、花後は球根に栄養を蓄えてまた新たな球根を増やします。
球根に栄養を蓄えるには、葉で光合成を行う必要があるので、葉は枯れるまでは切らないようにしましょう。
日陰でほったらかしで毎年咲く花のおすすめ5選
庭やベランダなどが日陰だと、ガーデニングをするのは難しいかな?と諦めていませんか?
私もガーデニングと言えば日向のイメージでした。
でも、安心してください!日陰ならではのおしゃれなガーデニングを楽しめますよ!
シェードガーデンという庭づくりのスタイルもあるほどで、日陰でも素敵な庭や花壇を作れるんです。
私は引っ越す前の花壇の場所の日当たりが悪く、上手く花が育たなかった経験があります。
でも、日陰を好む多年草と宿根草をきちんと選べばきれいな花を咲かせることが出来るんですよ。
私が生育環境に合った花を選んでいなかっただけなんですね。
花壇やプランターを置ける場所が日陰の場合は、次のような多年草と宿根草がおすすめです。
強い繁殖力でグランドカバーにおすすめアジュガ
分類 | 多年草 |
花期 | 4~6月 |
草丈 | 10~30cm |
肥料 | 元肥と、花の咲き具合で緩効性化成肥料の置き肥を検討 |
アジュガは這性で繁殖力が強いためグランドカバーにぴったりの花です。
その強い繁殖力が故に広がり過ぎてしまうこともあるほどです。
広がり過ぎると同じ花壇やプランターで育てている他の植物の生育を邪魔してしまうので、その場合は剪定(せんてい)しましょう。
また、アジュガは花だけでなく葉もきれいなんです。
アジュガは多年草なので一年中葉があり、花が咲かない間も葉で花壇やプランターを彩ってくれます。
その葉は黒っぽいものやバーガンディー系のもの、斑入りのものなど品種により様々です。
私はカラーリーフが好きなので、花だけでなく葉の色や柄で選ぶのも楽しいと思います♪
カラーリーフとしても人気のヒューケラ
分類 | 多年草 |
花期 | 5~7月 |
草丈 | 20~50cm |
肥料 | 元肥と、3月と10月に緩効性化成肥料を置き肥する |
ヒューケラは花はもちろん、葉がきれいで花壇や寄せ植えのアクセントになるので、カラーリーフとしてもとても人気があります。
ヒューケラは季節の移り変わりと共に葉の色を変えます。
1つの花壇やプランターの中で四季を味わえるなんてとっても魅力的ですよね。
ヒューケラの葉は緑や赤など様々な色や柄があります。
私は日陰の花壇だと暗くなりがちなのかな?と思っていたんですが、こんなにカラフルなヒューケラがあればその心配はなさそうですね。
いろいろな品種を一緒に育ててカラフルにしたりグラデーションにしてももおしゃれですよ♪
注意点として、ヒューケラは基本はほったらかしでOKですが、蒸れが苦手です。
鉢植えの場合、夏場の水やりは葉に直接かけずに根元に水をあげるようにしてくださいね。
国内外で大人気!きれいな葉が魅力のギボウシ
分類 | 宿根草 |
花期 | 7~8月 |
草丈 | 15~150cm |
肥料 | 元肥と、9月に置き肥する |
ギボウシは元々は日本の花ですが、海外でもとても人気で新しい品種が日本に逆輸入されています。
葉が目を引く美しさのギボウシは、1つ植えておくだけでも庭がおしゃれになりますよ!
ギボウシは花の色だけでなく、葉の色やサイズや柄などでさまざまな品種があるので好みのものを探すのが楽しそうですね♪
私はギボウシを育てたかったのですが、現在の家では日差しが強く当たるので断念しました。
また、ギボウシは山菜として食べることが出来るんですよ!!
私の住んでいる地域では馴染みがなかったので驚きました。
どんな味なのかかなり気になるので、自宅で栽培するために日陰になる場所が無いか、もう少し探してみます!!
ちなみにバイケイソウというギボウシによく似た多年草は毒性があるのでご注意ください。
(前略)新芽の時の形態が山菜のオオバギボウシ(地方名ウルイ)やギョウジャニンニク(地方名アイヌネギ)と似ており、中毒事故が多い。(後略)
厚生労働省HP
バイケイソウは誤って食べてしまうと重症の場合意識不明になり死亡することもあります。
野生のギボウシの場合は正しい知識をもって食べるように気を付けましょう。
秋のおとずれを知らせるシュウメイギク
分類 | 宿根草 |
花期 | 8~11月 |
草丈 | 30~100cm |
肥料 | 元肥と、緩効性化成肥料を株から少し離して3月と11月に置き肥する |
秋の花と言えばコスモスを思い浮かべる方も多いと思いますが、シュウメイギクも秋を代表する花の1つです。
ゆらゆらと上品に秋風に揺れる様子は、秋のおとずれを感じさせてくれます。
私は子どもと一緒に花を育てることで、季節を肌で感じでほしいと思っています。
最近は秋が短くなってきているような気がするので、秋を感じさせてくれるシュウメイギクはとても素敵だと思います。
ただし、シュウメイギクには毒性があるので小さいお子さんやペットがいる方は特にご注意ください。
花を触る時は手袋をするようにしましょう。
(前略)プロトアネモニンを含み有毒。乳液に触れるとかぶれを引き起こす。(後略)
Wikipedia
我が家はまだ子どもが小さいので、万が一を考えると植えられるのはもう少し先になりそうです。
また、シュウメイギクの増やし方ですが、シュウメイギクはランナーが伸びてきて子株ができるので簡単に増やすことが出来ます。
いちごをイメージしていただくと分かりやすいと思います。
ランナーとは親株から伸びてきたツルのこと。
一輪挿しでも趣深いですし、株を増やして庭に咲かせるのもきれいですよね♪
冬の花壇を彩る世界に1つのクリスマスローズ
分類 | 宿根草 |
花期 | 1~3月 |
草丈 | 10~50cm |
肥料 | 元肥と、緩効性化成肥料を11月に置き肥、3月にお礼肥をする |
冬はどうしても花が少なくなりがちですが、クリスマスローズは冬の花壇を彩ってくれる貴重な花です。
しかもクリスマスローズは花の色や形、模様がバラバラで、同じ花は世界に一つもないんですよ!
世界で一つの花だと思うとますます愛着が湧きますね。
私はクリスマスローズという名前も季節感があってすてきだなと思います♪
クリスマスローズは夏は乾燥気味に育てますが、冬が生育期なので鉢植えの場合は水やりをします。
この冬の水やりは、気温が低すぎるとクリスマスローズが凍結してしまう可能性があります。
そのため、気温が上がってきた午後に水をあげるのがおすすめです。
春夏秋冬ずっと花を楽しめる植え方
多年草と宿根草の最大の魅力は、植え替えの手間なしで一年中花を楽しめることです。
以前、私は一年草の寄せ植えをしていましたが、花が終わった後の植え替えがけっこう面倒でした。
お恥ずかしい話ですが、重い腰がなかなか上がらず、空っぽのプランターが数か月置かれたままなんてこともざらにありました。
でも、多年草と宿根草を工夫して植えれば、ほったらかしで一年中花のある暮らしを毎年楽しめるんです!!
もっとはやくに知っておけば、花に囲まれて心穏やかに過ごせていたかも…!?
きれいに一年中花のある花壇やプランターにするポイントは次の3つです。
- 花期をチェックして、リレー方式で咲くように数種類の花を選ぶ。
- 花が咲いていない場所が無いように、花期を考えて散らして植える。
- 花壇、プランターの手前から背の低い花の順に植える
この3つのポイントを踏まえて、次は花壇づくりのシミュレーションをしてみます。
多年草と宿根草を使った花壇を考えてみる
分かりやすいように今回おすすめした花を例に、イラストで花壇をシミュレーションしてみました。
背が低い芝桜とムスカリを手前に配置しました。
ガウラとルドベキアは花期が被っているので、間にローズマリーを入れて1か所だけに開花している花が固まらないようにしてみました。
これはあくまで一例で、もっと様々な花期の花を植えると花壇がにぎわいますよ。
先程「植え替えが大変」と言っていた一年草ですが、花期は多年草や宿根草より長いのが特徴です。
一年草は華やかな花も多いので、余力がある方は一年草を組み合わせてみると、さらに素敵な花壇になりますよ。
一年草を植え替えられる自信がない方はこぼれ種で増えるタイプの花を選ぶのがおすすめです。
地植えは水やり不要で大きく育つ
ガーデニングを始める時、地植えか鉢植えか悩みますよね。
地植えができる方でしたら、私は地植えをおすすめします。
私が花を育てるのに一番大変なことは水やりです。
しかし、地植えの場合は基本は水やり不要で大きく育ってくれるんです!
基本的に土や地面の中は水分を含んで湿っていて、そこに植物が自分から根を張るので、水やりは不要ということなんです。
地植えのメリット、デメリットは以下の通りです。
基本は地植えがおすすめですが、繁殖力の強い花だと大きくなり過ぎて管理が大変になる事もあるので、花の性質で選ぶのが一番間違いがないですね。
また、植え付け時期についてですが、多くの多年草と宿根草の植え付け時期は春と秋です。
今回私は春に植え付けましたが、特に植え付けに向いている時期は実は秋です。
多年草と宿根草は秋植えがおすすめ。
暑すぎず寒すぎない秋に植えることでしっかり根が育ち、春に多くの花を咲かせることが出来る。
では次は、私が実際に芝桜を地植えしてみた様子をご紹介しますね。
多年草の芝桜を地植えしてみた
ほったらかしで毎年咲く花について分かったので、私もようやく重い腰をあげてガーデニングを再開しました!
まずは玄関の前に芝桜を地植えしてみました。
特に難しい作業はなく、簡単なので子どもがメインで一生懸命やってくれました♪
ただやはり、小さな子どもと一緒にやると時間がかかったり、必要以上に汚れてしまったりはします。
でもそれもご愛敬と思い、小言を言いたい気持ちをグッとこらえます。
一生懸命自分たちで植えたことに達成感があるようで、「これ俺が植えたんだ!」と得意気でした。
我が家の玄関は西向きなので、夕方は芝桜が苦手な直射日光が当たってしまいます。
しかし、西日の時間帯はいつも花壇の前に車が停まっているので、それで西日を遮る作戦です!!
上手く行くどうかはやってみないとわかりません!
- 手順1土壌を整える
ちなみに我が家は、手順1に「子どもが埋めた数多の石を仏の心で除去する」がありました。
皆さんも雑草などが生えていると生育の妨げになるので除去してくださいね。
- 手順2植える予定の場所に穴を掘る
株は大きくなるので、苗の間隔は20~30cmあけます。
- 手順3ポットの苗に水をあげる
ポットの土を湿らせて根が水分を吸いやすくします。
- 手順4ポットから苗を取り出して根をほぐす
根がびっしり詰まっていたらハサミで十字に切ると根付きやすくなります。
- 手順5掘った穴に苗を入れ、土を被せる
- 手順6たっぷり水をあげて完成!
キレイに花をさかせてくれるかドキドキ、ワクワクです♪
これは自分に言い聞かせていることでもあるのですが、初めから思った通りの完璧な花壇にしようとは思わない方が気が楽です。
私はまずはガーデニングの楽しさを子どもたちと一緒に感じて、長い目で理想の花壇を作っていこうと思っています。
鉢植えなら場所を選ばず育てられる
花壇や庭がない方や、賃貸の方は鉢植えが主になると思います。
先程は地植えをおすすめしましたが、鉢植えにも素晴らしいメリットがあるのでご安心ください。
それはなんといっても生育環境に合わせて花を移動させられることです。
多年草と宿根草は1年を通して生育していくので、「夏は日陰に」「冬は半日陰から日向」「直射日光を避けて」など様々な生育条件があります。
日の向きは時間帯や季節で変わったりもしますし、すべての条件をクリアするのはなかなか難しいですよね。
でも、鉢植えならプランターを移動させてしまえばそれでOK。
鉢植えの他のメリットとデメリットは以下の通りです。
やはりデメリットとしては地植えに比べて水やりの手間がかかる事です。
ただ、今日紹介した花は毎日の水やりは必要ないので、そこまで神経質になる必要はないと思います。
家の子どもは水やりが好きなようで、花が目にはいると水をあげていますし、お子さんと一緒に育てるなら、鉢植えもいいと思います。
では、ここからは私が実際にローズマリーを鉢植えした様子をご紹介しますね。
多年草のローズマリーを鉢植えしてみた
今回は管理がしやすいように鉢植えにしました。
ローズマリーは地植えすると大きく横に広がったり、2m近くまで成長することもあるので、今の私の手には負えなくなりそうな気がしたからです。
鉢植えのメリットにもあるように、大きくなりすぎないので私でも育てられるはずです。
私自身水やりが苦手なので、自分にも言い聞かせる意味で、「土が乾いたら水をあげようね。」と子どもたちに責任感をもって育てるよう話しました。
子どもたちも「お花枯れたらかわいそうだもんね。」と心なしか使命を帯びた顔つきです。
うまくいくかドキドキしますね。子どもたちは「いい香り~!」とルンルンです。
- 手順1鉢に鉢底石を薄く敷き、土を鉢の3分の1程度入れる
- 手順2ポットから苗を外し根をほぐす
- 手順3苗を鉢に入れて土を被せる
水をあげても溢れないよう鉢の縁から2~3cm下まで土を入れます。
- 手順4たっぷり水をあげて完成!
育ったら、乾燥させて料理に使うのが楽しみです♪
我が家の庭は外から見えてしまっているところがあるので、立性のローズマリーを地植えで大きく育てて、香りのいい生垣にするのもアリかもしれません。
私のガーデニングスキルがあがってからの話ですが。
まとめ
- ほったらかしで咲く花は一度植えれば毎年花を咲かせる多年草と、根や球根が枯れずに残り次も咲いてくれる宿根草がある
- ほったらかしで毎年咲く花は多年草と宿根草で、様々な花期の花を植えれば一年中花を楽しめる
- ほったらかしで毎年咲く花は日向だけでなく日陰で咲く多年草も宿根草もある
- 一年中花を楽しめる花壇にするには、背の低い花から順にまんべんなく花が咲くように植える
- 地植えは水やりや肥料の手間は少ないが大きくなりすぎるので剪定が必要
- 鉢植えは場所を選ばず育てられるが水やりや定期的な植え替えが必要
- ほったらかしで毎年咲く花は手間が少なく子育て中のガーデニングにもおすすめ
今回、育児で手一杯の私もほったらかしで毎年咲く花でガーデニングを楽しめました。
ここで紹介した花以外にも育てやすい多年草と宿根草はたくさんあります。
ぜひご自宅の環境に合った好みの花を見つけて、花のある暮らしを始めてみてください。
仕事や家事、子育てなどで忙しい毎日でもホッと心が和みますよ♪
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