学級閉鎖を行う目的は感染症を拡大させないことであるため、基本的に外出は控えましょう。
学校では、新型コロナウィルスやインフルエンザなどの感染症が流行し欠席者が一定の割合を超えると、学級閉鎖になりますよね。
私の子供たちも何度か経験し、最初の1~2日は元気なだけに浮かれていましたが、だんだん退屈になり親も子もストレスが溜まりました。
ゲームや動画ばかり観て嫌になっちゃう
外出を控えることが大前提ですが、習い事などに行って良いものなのか判断に迷いますよね。
そこで、学級閉鎖になる人数や外出についての基準があるのか、また、家での過ごし方などについて調査してみました。
親子で有意義な時間を過ごせるよう、我が家が実際にしていたことも教えますので、ぜひ参考にしてくださいね♪
学級閉鎖中は感染拡大を防ぐため外出を控えよう
学級閉鎖は感染を拡大させないために行うものであるため、基本的に外出は控えましょう。
感染症が流行すると、学校の中の1つ、またはいくつかのクラスで学級閉鎖になることがあります。
なぜ学級閉鎖を行うのかというと、生徒や先生の間で感染症が拡大するのを防ぐためです。
インフルエンザによる学級閉鎖は私も経験したことがありますが、その時は自分も感染していたため喜べませんでした。
辛かった思い出しかない
2021年頃から新型コロナウィルスが流行したため、私の子供たちも何度か経験しました。
上の子の学級閉鎖が終わったと思ったら、入れ替わりで下の子が学級閉鎖になったりと、何度か繰り返されて私も疲れ果てた記憶があります。
本人が元気な場合は少しくらい外出しても良いのではと思いますが、みんなが自由に外出していたら、本来の目的の意味がなくなってしまいますよね。
周りの人のことも考えて、基本的には外出を控え、自宅で過ごすようにしましょう。
何人から学級閉鎖になるか明確な基準はない
学級閉鎖になる人数の基準は明確には定められておらず、各自治体に委ねられていますが、一般的には欠席率が20%を超えると検討されることが多いです。
感染症には潜伏期間がありますが、2023年現在の新型コロナウィルスとインフルエンザの潜伏期間は以下の通りと言われています。
新型コロナウィルス | 2~3日程度 (長くとも7日以内) |
インフルエンザ | 1~5日 |
学級閉鎖の期間は一般的に5日間程度(土日祝を含む)が目安で、私としては長いと感じますが、潜伏期間を考えるとちょうど良い長さだとわかりますね。
以前私の娘のクラスでインフルエンザが流行したのですが、クラスの約1/3の人数が欠席や早退をしても学級閉鎖になりませんでした。
後から聞いた話では、週末の時点ではあと1人欠席者が出たら学級閉鎖になる段階でしたが、週明けに回復した子が多かったことが理由とのことです。
たまたま間に土日が挟まり、2日間生徒同士の交流がなかったことにより、感染拡大が最小限に抑えられたと考えられます。
以上のことから考えると、学級閉鎖は、感染拡大を防ぐために有効な措置だと言えますね。
習い事などに行きたい場合は一度確認が必要
学級閉鎖中に習い事や塾などに行って良いかどうかは、学校や習い事先の指示に従うと良いでしょう。
潜伏期間が過ぎて本人が元気な場合、習い事や塾に行かせたいと考える方もいますよね。
しかし先ほどからお伝えしているように、基本的には学校から外出を控えるよう要請があると思いますし、潜伏期間は意外と長いので、自宅で過ごす方が安心です。
今日元気でも、明日どうなるかの保証はないもんね
もし学校側が「習い事などは各家庭に任せる」という場合は、習い事先に確認しましょう。
習い事先の答えとして、以下のようなパターンが考えられます。
- 欠席してほしい
- リモートで対応する
- 振替をする
- 自己判断で来て良い
我が家は、当時娘が英語教室、息子がそろばん教室に通っており、どちらも本人が元気ならば来て良いと言われました。
娘の場合は、生徒2人の少人数制、消毒や換気、離れた席に座るなどの対応を常にしてくれていることを考慮し、学級閉鎖期間の後半は行かせました。
息子の場合は、リモートレッスンがあり参加したのですが、自宅で習い事ができる仕組みはありがたいですよね。
このように習い事先によって対応が異なるため、確認の上、よく考えてから決めましょう。
突然の学級閉鎖でお仕事ママはてんやわんや
学級閉鎖がいつ行われるかは予測できるものではないため、仕事をしているママは突然のことで困ってしまいますよね。
普段は学童や祖父母に預けている人でも、学童は行けなくなってしまいますし、感染の恐れもあるため、祖父母に預けるのも不安です。
子供が学級閉鎖だからといって仕事を休まなければいけないわけではないですが、1人で留守番ができない、預け先がないなどの場合は、仕事を休む必要があります。
在宅勤務ができない職場だからどうしよう
このような事態を予測し、普段から以下のような対策をしておきましょう。
- 感染症が流行する時期に入ったら、学級閉鎖の可能性があることを職場に言っておく
- 初めは少しの時間から、留守番の練習をしておく
- パパやママの電話番号をメモし、電話のかけ方を教えておく
学級閉鎖は、感染の拡大を最小限にするためのやむを得ない対策です。
しかし、学級閉鎖中の子供を他人に預けるのは気が引けますし、職場でも突然休むと言ったら肩身が狭いものです。
私は専業主婦のため経験がありませんが、ママ友から「1日しか休めなかった」「休みたいと言ったら嫌な顔をされた」という話を聞いたことがあります。
仕事をしているママたちが頭を悩ませることなく、気兼ねなく休める環境になると良いですよね。
学級閉鎖中のお家での過ごし方!おすすめ3選
学級閉鎖中、体調が良い場合におすすめの過ごし方は「家族で楽しめるゲーム」「親子で料理」「お家映画館」です。
体調が悪い場合は当然のことですが、体調を整えることが一番大事なのでゆっくり安静に過ごしましょう。
悩みのタネとなるのはむしろ、普段通り元気な場合ですよね。
学校によってはオンライン授業が行われると思いますが、我が家の子供たちが通う小学校では実施されませんでした。
最初の1~2日目は「休みになってラッキー♪」と喜んでいますが、すぐにすることがなくなり、退屈してしまいます。
出された宿題を早々に済ませて、あとはゲームやタブレットなどに夢中になっていました。
やることを終わらせてからなので自由にしても良いのですが、親としては長時間させたくないものです。
そんな時に我が家が実際に行い、おすすめしたい過ごし方が3つありますので、この後順にお伝えしていきたいと思います!
カードゲームやボードゲームを家族で楽しむ
同じゲームでも、カードゲームやボードゲームなら目を酷使することもありませんし、家族で楽しむことができます。
トランプなら持っているご家庭も多いと思いますが、久々にやるとけっこう楽しいものですよ♪
我が家は他にもUNOや人生ゲーム、オセロ、カルタなどを所有しているので、数日間に渡って楽しむことができました。
いつの間にか子供の方が強くなってる!
なかなか決着がつかず、気づいたら2~3時間あっという間に経っていたこともありました。
こちらは私の息子がプレゼントでもらった物ですが、たくさんのボードゲームとビリヤードがセットになっていておすすめです!
家族みんなで遊ぶことで、会話も笑顔も増えるので、ぜひやってみてください♪
親子で料理!自分で作るとたくさん食べてくれる♪
親子で一緒に料理をすることで、会話も弾み、子供がいつもよりたくさん食べてくれます!
ずっと家にこもっていても、時間になれば必ずお腹は空きます。
さっき朝ごはんを食べたと思ったらすぐにお昼ごはん、おやつ、気づけば夕飯の時間になっているという経験、ありますよね。
1日中ご飯の準備してる気がする
そんな時は、一緒に料理をしてみるのもおすすめですよ。
ここで大事なのは、最初のうちは炒めるだけ、混ぜるだけ、捏ねるだけなど、簡単な作業をしてもらうことです!
初めから大変な作業をさせてしまうと「もうやりたくない!」と言われかねません。
何度かしていると、我が家の子供たちはだんだん物足りなくなって「全部やりたい!」と言うようになりました。
今では、調味料や調理器具、食器の場所なども覚えてくれたので、普段の家事の戦力にもなっていますよ!
危なっかしくて見守る側としては落ち着きませんが、子供たちの成長につながるので、根気強く付き合いましょう。
部屋を暗くしてお菓子を準備するだけ!お家映画館
映画館のように部屋を暗くし、お菓子やジュースを準備して、DVDや録画した映画やドラマ、アニメなどを鑑賞する「お家映画館」もおすすめです。
いつもと雰囲気が変わるだけで子供たちのテンションが上がり、レジャー気分を味わうことができますよ!
我が家の場合は、息子が座椅子を並べたりお菓子を紙コップに入れるなどして、より映画館っぽく演出していました。
ジュースにはストローを挿そう!
このように準備の段階から楽しめますし、終わった後に感想を言い合ったりする時間も持てます。
片付けも「映画館なら自分でゴミ箱に持って行くでしょ?」などと促すことで率先して協力してくれるので、私も楽ができました♪
ここまで紹介してきた3つの過ごし方は、学級閉鎖だけでなく長期休暇中にもおすすめです!
また、当時低学年の息子はもちろんのこと、高学年の娘も喜んでくれました。
大きくなってくると、家族と過ごすより自分の好きなことをしたがるお子さんも多いかもしれません。
しかし、どれもやり始めると楽しんでくれると思うので、積極的に誘ってみて下さいね。
まとめ
- 学級閉鎖の目的は、感染症の拡大を防ぐことであるため、外出は控えた方が良い
- 何人から学級閉鎖になるという明確な基準はないが、一般的には欠席者が20%を超えると検討されることが多い
- 学級閉鎖中に習い事などに行きたい場合は、学校や習い事先の指示に従って判断する
- 学級閉鎖中、仕事が休めず子供が留守番することを想定し、普段から対策をしておくと良い
- 学級閉鎖中、おすすめのお家での過ごし方は「家族で楽しめるゲーム」「親子で料理」「お家映画館」の3つ
学級閉鎖中は、感染症の拡大を防ぐことを目的としているため、外出を控えましょう。
突然数日間休みだと言われると、私としても早起きの必要がないので初めは嬉しいですが、だんだん退屈になってくる物ですよね。
休みといっても自由に外出して良いわけではありませんし、どこまでならOKなのかという明確な基準もありません。
学校側から習い事や塾なら良いと言われたとしても、それも1~2時間なので、残りの時間をどう過ごすか悩ましいです。
おすすめした過ごし方以外にも、ゆっくり読書をしたり、部屋の片付けや断捨離をするなども良いのではないでしょうか。
睡眠不足や疲れが溜まっている場合は、この機会にゆっくり体調を整えるのも良いですね。
ダラダラと過ごすだけでなく、何かすることを見つけて有意義に過ごすようにしましょう♪
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