安全ピンがついた名札などを付ける時に、身近な物を使うことで服に穴を開けない方法があります。
お子さんが幼稚園や小学校に通い始めると、服に名札を付けますよね。
何も対策せず安全ピンを服に刺したら、外した時に穴が開いてしまったという経験はありませんか?
私も子供の頃は服にそのまま刺していて、お気に入りの服に穴が開いてショックを受けたことがあります。
現在は様々な便利グッズが販売されており、服に穴を開けない方法がたくさんあるため、我が子たちは穴が開かずに済んでいます。
しかしわざわざ便利グッズを購入しなくても、身近にある物を使うことで安全ピンで服に穴を開けない方法があるんです!
この記事では、身近にある物を使って息子が実践した結果や、様々な便利グッズの紹介をしていますので、ぜひ参考にして下さい♪
身近な物を使って安全ピンで服に穴を開けない方法
身近な物を使用することで、安全ピンで服に穴を開けない方法があります。
安全ピンが付いている名札を直接服に刺して1日過ごすと、外した時に穴が開いてしまいますよね。
そもそもなぜ穴が開いてしまうのかというと、理由は大きく分けると2つ考えられます。
- 子供が自分で付け外しをするのは難しいため
- 服が引っ張られることで生地に負担がかかり、繊維が切れてしまうため
特に低学年では、安全ピンを自分で扱うことに慣れていないので、付ける時に手間取って何度も刺し直したりしてしまいます。
私も小さい頃、慣れるまでは最後の留める工程がうまくできず、気付かない間に服を引っ張っていました。
お気に入りの服だったのにー
大事な服を守るために、何か対策できる方法があると嬉しいですよね。
調べてみると、身近な物を使用して一手間加えるだけで、穴が大きく開かずに済むとわかりました。
針を刺しているので、まったく穴が開かないというのは無理ですが、最低限の大きさで済みますよ!
今回は、我が家の元気いっぱいな小学生の息子に、3つの方法を試してもらうことにしました。
3つの方法すべて、条件は以下に統一して実施しています。
- 時間は、登校から帰宅まで
- 天気の良い日に実施し、休み時間は外で元気に遊ぶ
- 何も気にせず、普段通りに過ごす
- 洗濯後に、再度穴の部分をチェック
実践中、息子が「今日は何を使うの?」「昨日と比べてどうだった?」と聞いてきたりして、親子で楽しみながら行えました♪
ではさっそく、それぞれの方法について詳しくお伝えしていきますね。
フェルトであて布!繰り返し使えてコスパが良い
フェルトであて布をすることで、服に穴が開きにくくなります。
フェルトは100均で購入可能ですし、汚れたり破れたりしなければ繰り返し何度も使用できるため、コスパが良いですよ。
ダイソーネットストア
たとえ毎日取り替えたとしても、フェルト1枚でかなりの回数分あるので、しばらく買い足す必要はありません。
それではさっそく、フェルトで当て布をする方法を説明していきますね。
- 1フェルトを好きな大きさに切る
私は、安全ピンと同じくらいの幅にしました。
- 2位置を決めて、名札を付ける
服の裏側にフェルトを入れて、服と一緒に名札を付けています。
服の裏は、このようになっています。
「切って名札と一緒に付ける」たったこれだけなので、子供でも自分でできますね。
息子の帰宅後名札を外すと、写真のように針の太さ分の穴が開いていましたが、洗濯をしたらどこに穴があるかわからなくなりました!
あて布をするのは、服に穴が開きにくくする効果的な方法であるとわかりました!
ここで大事なポイントは重ねる順番なのですが、以下は私の失敗例です。
重ねる順番を変更して実践してみた結果、大きな穴が開くことはありませんでした!
私のような失敗をしないために、あて布をする場合は重ねる順番に注意してくださいね。
絆創膏やテープ類なら貼るだけで簡単に対策
次に紹介する身近な物は、貼るだけで簡単に対策できるという特徴があります。
- 絆創膏
- マスキングテープ
- セロハンテープ
- ネームテープ
ネームテープ以外は、各家庭で所持していることが多い、身近な物ではないでしょうか。
ちなみにネームテープは100均で購入可能で、アイロン接着タイプやシールタイプがあり、また、幅や色、柄も様々な種類があります。
ダイソーネットストア
絆創膏、セロテープ、マスキングテープは、毎回張り替える必要がありますが、ネームテープは取れるまでそのまま洗濯もできるので便利ですよ。
ただ、すべての洋服につけるのは大変なので、私なら、制服のブラウスなど数が限られている場合に使用したいアイテムかなと思いました。
今回は、我が家にあった絆創膏とマスキングテープを使用して実践してみましたので、この後順に結果をお伝えしますね。
絆創膏のガーゼ部分に付ける!家にあればすぐできる
絆創膏を服の裏側に貼り、ガーゼ部分に安全ピンを刺すという方法もあります。
絆創膏は常備しているという家庭が多いと思いますが、我が家もわざわざ買いに行く必要がなかったので、すぐに使用できました。
やり方はこちらもとても簡単なので、さっそくお伝えしていきますね。
- 1服を裏返す
- 2名札を付ける位置に絆創膏を貼る
- 3服を表に戻し、ガーゼ部分に名札を付ける
裏を見るとこんな感じです。
このようにとても簡単な手順なので、不器用な私でも1分もかからずにできました。
実際やってみてわかったのですが、ガーゼ部分はしっかりしているので、安全ピンを刺す時に少し力を入れる必要があります。
対策として、服に貼る前に一度ガーゼ部分に安全ピンを刺して、穴を開けておくと良いでしょう。
服を表にしたら穴の位置がわからなくなってしまいますが、裏から貫通しない程度に刺して印を付ければわかると思います。
息子の帰宅後、さっそく名札を外して穴をチェックしました!
2つ穴が開いていることがわかりますが、針を刺しているのでこれくらい開くのは想定内です。
絆創膏を剥ぐ時の注意点ですが、粘着力が強くしっかりくっつきますので、服が伸びないように生地を押さえながらゆっくり剥ぎましょう。
洗濯後に穴が開いた位置をチェックしましたが、穴がどこにあったかわからなくなっていました!
絆創膏が服にしっかりくっつき、ガーゼ部分の素材がしっかりしていた結果、たくさん動いても名札がずれなかったんでしょうね。
実践した結果、こちらの方法も効果的だとわかりました♪
切って貼るだけだから簡単!マスキングテープ
マスキングテープを使用した方法は、切って貼るだけなのでより簡単にできますよ。
先ほどの絆創膏とやり方は同じで、服の裏側に適当な長さのマスキングテープを貼り、表側から名札を付けるだけです。
私が朝急いでいたため、マスキングテープを手でちぎっている写真で恥ずかしいですが、服の裏側はこのようになっています。
我が家にあったマスキングテープは粘着力が弱く、すぐ剥がれてしまうのではないかと不安な気持ちで送り出しました。
息子の帰宅後に確認すると、マスキングテープの端っこがくるくる巻かれた状態になっていましたが、安全ピンの部分は剥がれることなくホッとしました。
私は、絆創膏のガーゼ部分よりも破れやすそうだと思いましたが、マスキングテープは意外と強い素材なんですね!
黒い服でわかりにくいですが、黄色で囲んだ部分に少し穴が開いているのがわかります。
しかし、こちらの方法も洗濯したらどこに穴があったかわからなくなり、効果がありました!
3つの方法すべて、安全ピンの針と同じくらいの太さの穴が開くが、洗濯すれば元通りになる!
ぜひあなたも、どれも簡単ですぐできるので、気になる方法を試してみてくださいね♪
服に穴を開けない100均の便利グッズ3選
様々な名札用の便利グッズがありますが、100均でも購入できますよ。
名札用の便利グッズは、雑貨屋やホームセンター、ネットショッピングなど、色んな場所で販売されており、種類も豊富です。
ちなみに私の息子が実際に使用しているのは以下の商品で、ネットショッピングで購入しました。
少し値段が高いですが、息子が乱雑に扱っても壊れたことはないので、元は取れていると思います!
こちらの商品にするまでに別の商品も試したのですが、息子がただ挟むだけでないと難しいと言ったので、こちらに決定しました。
ただこちらの商品は、付け外しがとても簡単なのが魅力ですが、名札を裏返すことはできませんし、付け方によっては外れやすいです。
これまで3回ほど下校時に落とし、友達が拾ってくれるということがありました。
お友達ありがとう!
そしてごめんね
頻繁に買い替える物ではありませんが、息子のようになくしたり壊したりすることがあるので、できれば安く済ませたいですよね。
そんな時に頼りになる100均にも、名札用の便利グッズは販売されていますよ!
100均で3つのおすすめグッズを見つけたので、順にお伝えしていきますね。
名札クリップは名札を裏返して安全対策ができる
ダイソーネットストア
まずご紹介するのは、ダイソーで販売されている「名札クリップ」です。
ピンクとベージュの2色展開で、回転パーツ(色がついた丸い部分)に名札の安全ピンを通し、透明な部分を服に挟んで付けることで、服に穴が開きません。
他にも形がほぼ同じで、ラメ、ピンク、ミントグリーンの名札クリップもありましたので、お子さんの好きなカラーを選ぶと良いですね。
こちらは服に挟むだけなので、付け外しが簡単にできる仕組みとなっています。
私が魅力的に感じたのは、回転パーツを回転させると名札を裏返すことができるため、登下校時に名前を隠すことができるという点です。
税込110円で安全対策が簡単にできるなら、試しに買ってみる価値があります!
私は、息子用に予備の購入を考えていたところなので、こちらを候補の1つに入れることにしました。
服を表裏両側から挟む!外れにくい名札留め
ダイソーネットストア
次にご紹介するのは、ダイソーの「服に穴を開けない名札留め」です。
こちらは、カラーパーツの下部に安全ピンを通し、カラーパーツと白いパーツで服を挟んでロックするという商品となっています。
先ほどの商品は服の表側で挟むだけでしたが、こちらは服の表側と裏側両方から挟むので、より外れにくい仕組みですね。
また、こちらの商品も安全ピンを通す部分が回転パーツとなっています。
私の息子が通う小学校では、名札自体が裏返せる物がありますが、名札は学年が上がれば買い直しますし、普通の名札より少し価格が高いです。
ご紹介した2商品を購入すれば、名札を付け替えるだけで6年間使用できますし、同時に安全対策もできますよ!
こちらの商品も息子の予備候補に入れて、比較検討してみようと思います。
ブラウスや遊び着におすすめ!名札付けワッペン
ダイソーネットストア
幼稚園や保育園などに通っている未就学のお子さんであれば、こちらの「名札付けワッペン」がおすすめです。
未就学児にとって、名札用の便利グッズの扱いはまだ難しく、外れてしまった時に自分で付け直すことができない場合がありますよね。
また、数が少なく繰り返し使う物であれば、洗濯もできるこういった商品が便利です。
我が家の子供たちも、幼稚園時代に制服のブラウスや遊び着にアイロンで接着し、名札を付けていました。
洗濯を繰り返すうちに剥がれてしまうことがありますが、こちらは2個入りで、購入する時点で予備があるのはありがたいですね。
このタイプの商品はデザインが豊富なので、きっとそれぞれのお子さんが気に入る物に出会えますよ。
ご紹介した商品だけでなく、色んな便利グッズを試し、お子さんに合った商品を見つけてあげましょう!
大人におすすめなマグネットタイプは用途が色々
大人におすすめの名札用の便利グッズは、マグネットタイプの物です。
大人の場合は、写真のような吊り下げタイプや、裏側にクリップと安全ピン両方が付いたネームプレートを使用することが多いと思います。
私も会社員をしていた頃は吊り下げタイプを使用していましたが、首からかけるだけなので楽でした。
100均でも購入できますし、デザインがおしゃれな物もたくさんあるので、好みの物を探すのも楽しいですよね。
大人になると安全ピンを服に刺す機会がなくなるため、なかなか必要になることはないかもしれません。
しかし、名札用としてだけでなく多用途で使用できる良い商品を見つけたので、紹介させて下さい♪
こちらは両面テープをネームプレートなどの対象物に貼り、裏側からマグネットパーツで挟むという物です。
強力な磁力が特徴の磁石を使用しており、外れにくいというのが嬉しいですよね。
商品画像を見ると、ネームプレート以外にも、布製の厚みのあるバッグにも付けられるとわかります。
私の娘は、アクリルキーホルダーを集めるのが好きなのですが、ボールチェーンが外れやすいからバッグに付けられないと嘆いていました。
こちらの商品を使用すれば、娘の悩みが解決できそうなので、試しに購入してみようと思います!
形も、長方形の他に円形もあり、色んな使い方ができるところが良いですね♪
まとめ
- 名札などを付ける時、身近な物を使って安全ピンで服に穴を開けない方法がある
- フェルトであて布をする場合、フェルトは服の裏側にして名札を付けると良い
- 絆創膏は服の裏側に貼りガーゼ部分に名札を付けるが、ガーゼ部分がしっかりしているため、付ける前に一度穴を開けておくと良い
- マスキングテープは、切って貼るだけなので事前準備が一番簡単
- 3つの身近な物を使用した方法では、外した時どれも安全ピンの針と同じくらいの太さの穴が開くが、洗濯すると元通りになる
- 100均のダイソーで販売されている名札用便利グッズは、回転パーツで名札を裏返すことができるため、名前が隠せて安全対策になる
- 大人におすすめの名札用の便利グッズはマグネットタイプで、長方形や円形の物があり、色々な使い方ができる
私が子供の頃と比べると、様々な便利グッズが販売されているため、名札を服に直接付ける人は減っていると思います。
実際、子供の参観日にクラスの子たちを見ると、ほとんどの子が色んなタイプの名札用の便利グッズを使用していました。
しかし、そのまま付ける方もまだまだいると思うので、参考になると嬉しいです。
紹介した方法は、どれも身近な物を使用していますし、安価でやり方も簡単なのでおすすめですよ。
あなたが気になる方法を、ぜひ試してみて下さいね♪
コメント