トーカンスーとは大豆100%で糖質が低く、たんぱく質が豊富なスーパーフードです。
スーパーフードと聞くと、モデルさんや健康志向の方が食べているようなイメージで、値段が高そうなイメージがありませんか?
業務スーパーのトーカンスーが一番コスパよく購入できますよ。
調べてみると他の商品は大体が1000円以上で販売されていました。
私は、トーカンスーがどんな食べ物なのかも知らなかったので詳しく調べてみました。
日本では馴染みがないですが、中国や台湾では昔から日常的に食べられている中華食材の一つです。
試してみたいけど躊躇されていた方は、コスパのいい業務スーパーのトーカンスーを試してみてはどうでしょうか。
私も実際に作って食べてみましたので、参考にしてみて下さい。
業務スーパーのトーカンスーは大容量なのに嬉しいお手頃価格!
他の販売店と比べると、業務スーパーのトーカンスーが一番コスパよく購入できますよ。
トーカンスーは店舗以外にも、Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング・TOMIZ(富澤商店のオンラインショップ)、オイシックスなどで購入ができます。
購入できる店舗と値段を比較してみました。
店舗名 | 容量 | 価格 | 商品名(販売元) |
業務スーパー | 500g | 328円 | 豆腐皮 |
Amazon | 200g×1袋 | 2480円 | 豆腐干絲(おとうふ工房いしかわ) |
楽天 | 200g×4袋セット | 3024円 | 豆腐干絲(おとうふ工房いしかわ) |
Yahoo!ショッピング | 500g | 1589円+送料950円 | 泰山千絲 |
TOМIZ(富澤商店) | 500g | 800円 | 泰山千絲 |
オイシックス | 200g | ー | ※現在取り扱いなし |
大体が一袋あたり200gで販売されていますが、どれも2000円以上です。通販の中では一番安いTOМIZ(富澤商店)でも800円です。
こうしてみると、業務スーパーの豆腐皮は500gで300円台なので、いかにリーズナブルかが分かりますね。
私は業務スーパー歴が長いのですが、豆腐皮とういう商品は見かけたことがありませんでした。
本当にあるのか気になって確かめようと思い、いつもの業務スーパーに行ってみることにしました。
業務スーパーのトーカンスーは中華の食材で冷凍品
トーカンスーは、中国語で「豆干絲」と書きます。
別名が多く、押し豆腐、豆腐干(トウフカン)、干豆腐(カントウフ)、豆腐麺(トウフメン)、豆腐干絲(トウフカンス)とも呼ばれています。
豆腐を圧縮して水分を抜き、干して麺状にしたもので、歯ごたえがあります。
この過程によりたんぱく質が4倍ほどアップし、糖質制限とたんぱく質強化のスーパーフードになるのです。
原材料は、大豆(遺伝子組換えではない)と凝固剤(塩化Caと塩化Mg)のみです。
保存は-18℃以下の冷凍保存で、賞味期限は約1年と長めです。
加熱済みの商品ですが、再加熱してから食べましょう。
調理方法は、冷凍のまま1分ほど茹でると出来上がりです。サラダにご使用の場合は、凍ったまま熱湯に入れて約1分茹でた後、冷水で冷ましてください。
茹でるだけで食べられるのは、簡単で嬉しいですね。
業務スーパーのトーカンスーの商品名は「豆腐皮(トウフーピー)」
引用 業務スーパー
業務スーパーでのトーカンスーの商品名は「豆腐皮(トウフ―ピー)」と「豆腐皮(トウフ―ピー)スライス」の2種類です。
中国産で最初にご紹介した通りお値段はすべて500gで328円(税込み)と、お手頃価格です。
私が行った時は、残念ながら豆腐皮(トウフ―ピー)スライスは売り切れでした。
引用 業務スーパー
どうして商品名がトーカンスーではないの?
それは、トーカンスーとは加工方法が少し違い、豆腐を圧縮した後の水分を抜かずにシート状に伸ばしたものだからです。食感は柔らかくて、まるで湯葉のようです。
では、豆腐皮(トウフ―ピー)を麺の代わりに主食として食べると、どれだけの糖質がカットされると思いますか?
豆腐皮(トウフ―ピー)の100gあたりのエネルギーは198kcal 、たんぱく質は20.3g、糖質はゼロです。
ラーメンの中華めん(ゆで)のカロリーは133kcalに対し、27.7gの糖質が含まれているので、角砂糖3g×9個分ぐらいの計算になります。
ヘルシーなイメージのうどんやそばも、糖質は21.4gや23.1gと高めだよ。
豆腐皮(トウフ―ピー)を麺の代わりに使うと、ヘルシーで栄養満点なんですね♪
豆腐皮と豆腐皮スライスの解凍と保存方法
私が購入したシートタイプの豆腐皮(トウフ―ピー)は、袋の厚みが薄くてただの塊が入っているというイメージでした。
中身がこんな形状になっているとは、想像もつきませんでした。
豆腐皮(トウフ―ピー)スライスは、1~1.5㎝にカット済みなので、切る手間が省けてより時短に食べられます。
時短で一品できると、お腹を空かせて待ちきれないお子さんにも、パパっと作れて助かりますよね。売り切れなのも、納得です。
私が購入した豆腐皮(トウフ―ピー)は、冷凍庫で眠っていたせいか、完全にくっついていました。
そこで、レンジで少し温めた後、口コミを参考にお湯で洗っては常温でしばらく置き‥を繰り返して、少しずつ剥がしていきました。
すると、濡らしすぎたせいか、ぽろぽろ剥がれてきたので、重ねた状態で切っていくことにしました。半解凍の状態なので結構ザクザクという切り心地でした。
触るとベタベタするので、気になる方はビニール手袋をした方が良いかもしれません。
今回は解凍に15分以上もかかってしまったので、前日に冷蔵庫に移しておくとスムーズかと思います。
常温で少し置けば剝がれるので、キッチンばさみでカットすることもできるそうです。
カット済みの豆腐皮(トウフ―ピー)スライスは袋から出すと、カチカチの大きな塊になっているので、ある程度自然解凍してから、小分けに割ると使いやすいそうです。
アルミのバットに置くと熱伝導率が良いので、解凍時間が短縮されますよ。
半解凍したら、ジップロックに入れて保存がおすすめです。
量が多すぎて、使いきれない場合は?
実際、ちょっと癖のある食材なので、一日で500gを消費するのはかなり厳しいと思います。
なので、適当な長さにカットして、キッチンペーパーでぎゅっと絞り、水気を切ります。
ジップロックの形に沿わせるようにキッチンペーパーを敷き、豆腐皮の残り約300gを入れて冷蔵庫で保存しました。
加熱していないので3日で使い切りましたが、傷む可能性が高いので、なるべく早めに食べきってしまう方が良いでしょう。
SNSでも話題の国産「いしかわ」のトーカンスー
数年前にテレビ番組の「青空☆満点レストラン」で、愛知県にある「おとうふ工房いしかわ」のトーカンスーが紹介されました。
1袋(200g)あたり492kalと高めですが、このトーカンスーは国産大豆100%で作られています。
たんぱく質が57.0gに対して糖質はわずか2.6gです。
前述した表のとおり専用の調理用水(アルカリ水)がセットになっていて、ネットで買うと200g×4袋のセット品で、3000円以上とかなりお高めです。
それでも、「歯ごたえがあっておいしい」と、SNSでは焼きそばやサラダといったアレンジ調理が人気なので、ぜひセールの時に試してみたいと思います。
写真で見ても麺にしか見えないのに、グルテンフリーとは驚きですよね。
こちらの商品は冷蔵品なので、解凍する必要はありませんが、賞味期限は発送日より20日となっています。
そんな魅力的な食べ物も、できれば安く手に入れたいですよね。その願いを叶えてくれるのが、業務スーパーなのです。
業務スーパーの豆腐皮で作ってみた3つのずぼらレシピ
上の写真は豆腐皮(トウフ―ピー)をカットしたものです。
実物を見ると、表面が凸凹していたのが驚きでした。
豆腐皮(トウフ―ピー)を茹でたままで食べると、「高野豆腐と湯葉の中間のような食感で、豆腐の風味が強い」そうです。
そこで、私は茹でずに炒めてみました。(お湯で洗って水分を含んでいたため)
味見をしてみると、豆腐皮の凹凸部分がザラザラとして薄あげを食べている感じ
食べた感想:麺というよりは野菜炒めの具になっていて、食べ応えがありました。
レトルトカレーをかけても意外と合いましたよ。
豆腐皮(トウフ―ピー)は食べていると満腹感がすごいので、まずは少量がよいと思います。
次は、レンジでできる簡単な煮物です。
食べた感想:炒めた時と全然違って、食べてみると風味も食感も高野豆腐で家族にも好評でした。
最後はおやつ系♪混ぜて広げるだけなので、お子さんとも作れますよ。
食べた感想:ベビースターラーメンの太い麺タイプを食べている感覚で、コンソメ味がちょうど良いです。
食べ始めたら止まらないけど、スナック菓子と違って栄養もあるので、罪悪感がなく食べられました♪
作った時はカリカリでしたが、時間が経つと固くなり、おつまみの鯛のシートのような食感になりました。(これはこれで味わいがあります)
豆腐皮(トウフ―ピー)は重ならないように、箸などで広げるのがポイントです。
トーカンスーに似た商品を試すならコンビニの「とうふ麺」
引用 ローソン
最近では業務スーパーに行っても、手に入らない!という声もちらほら聞きます。
そんな時は、コンビニでも探してみると、似たような商品が見つかります。
店名 | 商品名 | 特長 | 値段(税込み) |
セブンイレブン | とうふそうめん風 | 本枯れ節入りの麺つゆ付き | 198円 |
ファミリーマート | お母さん食堂/ごまだれ豆腐そうめん風 | 麺つゆ付きとごまだれ付き | 198円 |
ローソン | とうふそうめん風 | 3 種の合わせだし
麺つゆ付き |
198円 |
この表を見ると、コンビニ3店のお値段は198円、108kcalと統一されています。
その理由は、作られているメーカーがすべて紀文だからです。パッケージこそ店舗ごとに個性を出していますが、味はどれも変わりません。
この商品の良いところは、茹でずに食べられること。そして、味は豆腐なのにつるっとのどごしが良いところです。
ただし、とうふそうめん風は糖質が11.6gあるので、糖質制限されている方は気を付けて下さいね。
食べてみると結構な量なので、満腹感が半端ないです。梅干しや塩昆布などの塩味やマイルドなごまドレをかけると、食欲のない時にもおすすめです。
糖質をもっと抑えたい場合は、糖質0.2gのイオンのとうふ麺もありますよ。
引用 トップバリュ
税込み98円ととてもお買い得ですので、気になる方は探してみて下さいね。
その他にも輸入食材を多く取り扱うスーパーと言えば、カルディや成城石井があります。
カルディでは豆腐干(トウフカン)、成城石井では豆干絲(トーカンスー)という商品名で販売されています。
ネットで調べてみると、2022年以降の情報が見つかりませんでした。
実際に足を運んで買えなかったらショックですよね。某モールの各店舗に問い合わせをしてみました。
その結果、どちらも取り扱っていませんでした。お店の方によると、「店舗によっては取り扱いはあると思うが、確認してみないとわからない」とのことでした。
ちなみに、「トーカンスー」と言うより「とうふ麺」と言った方が店員さんには伝わりやすかったです。
確実に手に入れたいなら、ネットが良さそうですね
まとめ
- 業務スーパーのトーカンスーは他の商品と比べると大容量でコスパが良い
- トーカンスーは昔から中国で食される中華食材で、業務スーパーで「豆腐皮(トウフーピー)」という商品がある
- トーカンスーは大豆100%で、糖質ゼロの低カロリー&高たんぱくなヘルシー食材
- 業務スーパーの豆腐皮(トウフーピー)は味付けが濃い目の方が食べやすく、麺の代用品にもなる
- 業務スーパー以外では、トーカンスーの取り扱い店舗は少ないので、通販もおすすめで、コンビニにも似た商品がある
トーカンスーを試したことがない方でも、コスパもよく、購入しやすい値段なら手に取り入れやすいのではないでしょうか。
実際に作ってみると、豆腐皮(トウフーピー)スライスの方が断然使い勝手が良く、長持ちすると思いました。
コシがあっておいしい!と評判のいしかわのトーカンスーも、ぜひ試してみたいと思います。
トーカンスーは糖質を気にされている方に特におすすめできる商品ですので、参考になれば嬉しいです。
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