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育休を2年取りたいけど後悔する?そんなことはありません!!延長するメリットとデメリットを知って後悔しない育休を過ごそう!

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豆知識

働く女性が出産後も仕事を続けるためには、育休(育児休業)はなくてはならない制度ですね。

育休は最大2年まで延長できるのですが、長く職場を離れることでキャリアを断念するなど後悔するのではと不安に思う方もいると思います。

育休を2年まで延長することはデメリットだけではなく、子供の成長を間近で見守ることができるメリットが多くあります。

私は育休を3回取得したのですが、2歳までの延長を申請したこともあります。

実際に長い育休を取得してみて、不安に思うことがなかったわけではありませんが、振り返ってみて後悔はありません。

私が体験したことも踏まえて、育休を2年まで延長することのメリット・デメリットをお伝えするので、後悔のない選択をするお手伝いができればと思います。

 

 

育休を2年取らなかったら後悔する!

女性の就業率が高くなるのに伴い、今では第1子出産後も継続して働く女性が7割を超えるそうです。

働く女性が育休を取るのも当たり前のような時代になってきましたが、職場を長く離れることに対する不安や悩みを抱える女性も多いかと思います。

育休を取ることによるデメリットは確かにありますが、メリットも多くあるのです。

私が育休を取ってよかったと思うのは、子供の成長を間近で見守れたことです。

「育児」というのは、一般的には小学校入学前までを指しています。

小学校入学前というと6歳です。人生100年時代と言われるなかで、育児を通して子供と関わるのはほんの少しの期間なんですね。

とくに乳児の時期は寝返りしたり、はいはいしたり、と成長が大きい時期でもあります。

Yahoo知恵袋をみてみると、こんな相談がありました。

(前略)最近ずっと保育園の申込をしたことを後悔、 子供ともっと一緒にいたい、保育園に入れるのはかわいそうなんじゃないかと思ってしまってます。(後略)

引用 Yahoo知恵袋

仕事への復帰意欲があっても、子供と離れるのはやはり後ろ髪を引かれる思いです。

幼い我が子と離れるのはやっぱり寂しい!!

もちろん各家庭の事情もあるので、これが正解というのはないと思いますが、メリット・デメリットを知ったうえで後悔しない選択をしたいですね。

 

 

育休はいつまで取れる?延長できる条件を確認

平成29年に育児・介護休業法が改正され、育休が最長2年まで取れるようになりました。

しかし、育休は誰でも2年取れるというわけではありません。

条件に該当する場合は2年まで育休を延長することができるとなっているので、条件を確認しておく必要があります。

 

育休を2年まで延長できる条件とは?

育休を2年まで延長するには、厚生労働省が定めた条件を満たしている必要があります。
その条件とは大きく2点ありますので、確認してみましょう。

1)対象の子が1歳6か月に達する日に、本人または配偶者が育休を取っている

2)保育所への入所ができないなど、育休が特に必要と認められる場合

この2点のどちらも該当していないと延長は認められないんですね。
特に2)が重要です。保育所へ入所の希望があるのに入所ができない、配偶者の死亡や傷病により養育が困難、などの延長が必要とされる理由が認められないといけません。
私も実際、保育所の入所申請を行い、不承諾通知書で保育所に入れなかったという証明を提出しました。

保育所への入所が決まると、そこで育休は切り上げないといけないですよ!

私の住んでいるところの区役所では、申請をした際に「育休は延長する予定ですか?」と聞かれました。

延長をしたいと思っていることを素直に話したところ「では、審査はしませんね。」と言われました。
育休延長の趣旨からは少し外れてしまう気がしますが、待機児童が問題になっていた時期でもあったので、緊急性が高い方が保育所に入れるようにという配慮だったのかなと思います。
自治体によっては、育休の延長を希望していることを申し出ると、選考時の優先順位を下げるような取り組みをしているところもあるようです。
育休を延長したいとの考えがあれば、保育所の空き状況などを含め相談してみるといいですよ。

 

育休延長すると、育児休業給付金の延長もできる

育児休業給付金についても平成29年より2年まで延長できることになりました。

こちらも育休の延長と同様に該当していないと給付金は受け取ることができませんのでご注意ください。

こちらも育休の延長と同様に条件がありますので、確認してみましょう。

1)保育所などの利用を希望し、申込みを行っているが、1歳6か月に達する日後の期間について、実施が行われない場合

2)養育する予定であった配偶者が死亡、負傷、疾病等に該当した場合

1)については、申し込みをしていない場合には条件に該当しないので注意が必要です。
役所で相談したが希望する保育所の待機児童が多いため、申し込むのをあきらめた、というのは条件に該当しませんよ。

無認可保育所も対象外なので注意してくださいね!

 

私も育休の延長をするときに給付金の延長申請をしたのですが、「不承諾通知書」というものを一緒に提出しました。

保育所に入所できない事実のわかる書類などが必要になるので、必要書類についても事前に確認しておくと安心ですね。

 

 

保育園入れない可能性などのデメリット

育休を延長することで起こりうるデメリットもあります。

ご自身の状況とデメリットとを確認することで、こんなはずじゃなかったという後悔を防げるでしょう。

私も育休に入るまで知らずに、もっと早く知りたかったと思うようなこともあったので、私の体験も含めて想定されるデメリットを挙げてみます。

・保育所への入所が難しくなる
・兄弟が保育所を利用している場合、退所することになる可能性がある
・キャリアの中断期間が長くなる
・収入減の時期が長くなる

どういった点がデメリットとなる可能性があるのか、それぞれみてみたいと思います。

 

兄弟が保育所を利用している場合は要注意

兄弟が保育所に通っている場合、育休中もそのまま利用できるかは自治体によっても対応が異なるようなので、注意が必要です。

調べてみると、内閣府では保護者が育休を取得する際に、市町村が必要と認めるときには継続して入所が可能となることを通知しています。

すでに保育所に通っている子が小学校への入学を控えていたり、同居中の親族の介護や看護といった理由が認められれば、継続入所してもよいということです。

ただし、対応については自治体によって異なっているのでまとめてみました。

新宿区 出産した子供の2歳の誕生日が属する月の末日まで
千葉市 出産した子供が満1歳になる月の末日まで
宇都宮市 3歳児~5歳児クラス⇒出産日から1年間
0歳児~2歳児クラス⇒保育の必要性が認められる場合に継続を認める

元になっている内閣府の通知は同じなのに、これだけ対応が異なるんですね。

私が育休を取ったときも「妊娠届」というものを区役所に提出し、保育所の所長先生と面談した記憶があります。

場合によっては保育所を退所したり、幼稚園に転園する子もいました。

育休を2歳まで延長する場合には、上の子が継続して保育所に通えるか確認をしておくと安心ですね。

上の子が一度退所した場合、出産した子と一緒に保育所の申請をすると優先順位が高くなる措置を取っているところもあるようです。

しかし、年齢が上がると保育所の空きが出づらいこともあり、同じ保育所に通えない可能性もあります。

そういった点も含めて、兄弟が保育所に在籍している場合には注意をしましょう。

 

キャリアの中断期間が長くなることへの不安

育休中は仕事から離れることになるので、その期間はキャリアを積み重ねるのも中断することになります。

私自身、育休中に同期がどんどんキャリアアップしていく姿をみて、不安を感じたことがあります。

しかし育休という時間を有効に使って、自己啓発やこれまでできなかったことに取り組むのもいいと思います。

2年も仕事から離れていると、復帰したときに業務内容が変わっていたりで浦島太郎状態です。

今まで当たり前に取り組んでいたことを忘れてしまっているのは、思った以上に不安になりますよね。

仕事を忘れてしまうのが怖いと、半年も経たないうちに復帰した後輩もいました。

仕事の感覚を忘れてしまうのは仕方がないですが、私は育休の期間でも時間を有効に使うことができると思います。

育児で多忙な毎日ですが、今はオンライン教材もたくさんあるので、すきま時間を活用できますよ。

私は子供が寝ている時間などを使って資格試験の勉強をしていました。

実は育児の経験自体も、効率的な時間の使い方や事前の調整能力など、意外なところで仕事に活きてくることもあります!

仕事から離れている期間だからこそ、いろいろな経験をしてみるのがおすすめですよ。

 

収入減の時期が長くなることで家計の負担増!

育休の期間が長いということは、その分収入のない期間が長くなるということです。

育児休業給付金は条件を満たしていれば2年まで延長することができます。

ただ給与と比べると少なくはなるので、ご家庭によっては負担を感じることもあるでしょう。

給付金の受給額は下の表で計算することができます。

180日まで  休業開始時賃金日額×支給日数×67%
181日以降  休業開始時賃金日額×支給日数×50%

休業開始時賃金日額というのは、育児休業開始前6か月間の総支給額(保険料等が控除される前の額)を180で除した額のことです。

 

180日を過ぎると、給与の半分ほどになるイメージですね。

子供が生まれたタイミングなので、この機会に家計の収支のバランスを見直してみるのがおすすめです。

私は子供が生まれた後に、教育費の準備や自分の保険の見直しなどをしてみました。

ライフイベントがあるときはマネープランについても見直し時ですよ!

 

 

育休を延長するメリットもたくさんある

育休を延長することによるデメリットもありますが、乳児の育児期だからこそ得られるメリットもたくさんあります。

子供が成長していく姿をそばで見守ることができるのは、育休を取ってよかったと実感する瞬間でした。

育児期だからこそみられる子供の姿や必要になるサポートもあるので、メリットとして感じられたのがこちらです。

・子供が大きく成長する時期を一緒に過ごせる
・離乳食完了期まで終えることができる
・卒乳してから保育所に入ることができる
・予防接種の目途が立つ
子供とじっくり向き合うことができる期間なので、何事も気持ちに余裕をもって取り組むことができますよ。

 

子供が大きく成長する時期を一緒に過ごせる

乳児期は人生の中でも最も成長する時期と言われています。

寝返りをしたり、はいはいをしたり、毎日成長する我が子の姿を見るのは本当に楽しいですよね。

私が育休を取ってよかったと思うのは、子供の成長する時期を一緒に過ごせたことです。

できることが毎日増えていくので、感動の連続でしたね。

先輩ママからは「仕事はいつでもがんばれるけど、子供と過ごせる時期はほんの一瞬だからね」と言われたことがあります。

個人の価値観にもよるところですが、よちよち歩く子供とのんびり散歩したり、たどたどしいおしゃべりを聞いたりできるのもこの時期だからこそですよね!

 

離乳食完了まで終えることができる

離乳食は生後5か月頃から始まり、18カ月頃に完了を迎えます。

5、6カ月頃 離乳食初期
(ゴックン期)
7、8カ月頃 離乳食中期
(モグモグ期)
9~11カ月頃 離乳食後期
(カミカミ期)
12~18カ月頃 離乳食完了期
(パクパク期)

食材を柔らかく煮たり、細かく刻んだりと、離乳食は意外に手間が掛かります。

便利なベビーフードもたくさんありますが、最初は様子がわからないこともあり、私は手作りもしていました。

離乳食を完了するまで子供と向き合えるのは気持ちにかなり余裕が持てましたね。

時間のない中でご飯をあげてると、イライラしちゃったりするんですよね。

幼児食になると、大人と全く同じとはいかなくても、ずいぶん楽になると思います。

 

卒乳してから保育所に入ることができる

おむつで有名なムーニーによると、卒乳の目安は離乳食が完了する1歳6カ月頃からだそうです。

2歳まで育休が延長できると、子供もお母さんも納得して卒乳できるタイミングを待つことができますね。

保育所に入ると、日中はおっぱいを欲しがってもあげるわけにもいきませんね。

私は長男が少し早めに保育所に入ったので、卒乳に苦労しました。

保育所に入るからと卒乳に挑んだのですが、泣いておっぱいを欲しがる我が子を見ると心が痛かったです。

 

予防接種のスケジュールの目途が立つ

2歳までで予防接種のスケジュールはある程度終えることができます。

出産してから、子供の予防接種のラッシュに驚いたのは私だけではないと思います。

毎月のように小児科に通い、次に何の予防接種が必要かわからなくなり、看護師さんに一緒に母子手帳を確認してもらったこともありました。

引用 VPDを知って、子どもを守ろう。

スケジュール表を見ると、2歳でだいぶ定期接種も落ち着いてきますね。

小児科に予約をとって、出掛ける支度をして病院に向かうというのは、自分ひとりなら簡単に出掛けられるのですが、小さい子供を連れてとなると大変なんですよね。

時間のゆとりがあるうちにしっかりと確認して、予防接種を進められると安心ですよ!

 

 

育休中に二人目の妊娠という選択肢も

兄弟が欲しいと思っている場合は、育休中に二人目の妊娠を検討するのも一つの選択肢です。

私は子供が2歳差だったのですが、一度復帰して数カ月でまた産休に入るというとても慌ただしいスケジュールでした。

職場の方にも手続きなどで面倒を掛けてしまったなと、申し訳ない思いもしました。

そのため、上の子の育休中に二人目の産休にそのまま入るような人もいます。

仕事から離れる期間は長くなってしまいますが、子供二人の育児に専念できる期間が長くなるのはいいですね。

第一子の育休がいつまでとするかによって、育児休業給付金の支給は変わってきます。

第二子の産前休業が始まると、第一子の育休は終了となるため、育児休業給付金の支給も終了となります。

第二子の産前休業を取らない場合は出産日の前日までとなります。

第二子の産前休業をとる場合と取らない場合を表にまとめてみたので、具体的にみてみましょう。

第一子の育休
第二子の産前休業前日まで
第二子の
産前休業
第二子
出産日~産後休業

第二子の
育休
第一子の育休
第二子の出産日前日まで

第二子の
出産日~産後休業
第二子の
育休

第二子の産前休業を取らない方が、第一子の育児休業給付金を受け取れる期間が長くなります。

もちろん条件を満たしていれば第二子の育休でも育児休業給付金がもらえますよ。

詳しくは職場でも確認ができますので、ご自身の場合はどうなるのか確認してみてくださいね。

 

 

まとめ

  • 育休を2年取ることで後悔するかどうかは、メリット・デメリットをしっかり知ったうえで選択できるかどうかによる
  • 育休は最長2年までとれるが、条件を満たした場合に限られるため事前に確認をしておく必要がある
  • 育休延長した場合のデメリットは保育所への入所が困難になる、兄弟の保育所継続利用が制限される可能性などがある
  • キャリアの中断期間が長くなる、収入減の時期が長くなるなどのデメリットも想定される
  • 育休延長した場合のメリットは子供の成長を見守れることである
  • 離乳食を完了できる、卒乳までゆとりを持てる、予防接種の目途が立つなどのメリットもある
  • 兄弟が欲しいと考えている場合には、育休中に二人目の妊娠という選択肢もある

育休を2年まで延長することによるデメリットもメリットもありますが、ご自身の状況によっては、それがデメリットとならないケースもありますよね。

大事なことはどのようなデメリットやメリットがあるのかを知り、ご自身に合わせて選択をすることだと思います。

私は育休を長くとったことで、子供とじっくりと向き合う時間が増えたのがよかったと感じています。

育休の延長についてしっかりと情報を確認して、大切な子供との時間を楽しんでくださいね!

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