ちくわは塩分や添加物が含まれているため、体に悪いと思われることがあります。
しかし、ちくわの主原料は魚なので栄養が豊富であることから体に悪いということはなく、むしろ体に良い食材なのです。
私はちくわの栄養成分を調べてみてタンパク質などが豊富に含まれていることがわかり、普段の食事にもっと取り入れたくなりました。
だからといって食べ過ぎると塩分や添加物の摂り過ぎになり、体に悪い影響を与える可能性もありますので、適量を食べるようにしましょう。
ちくわに含まれる塩分と添加物について調べた上で、どのくらいなら食べても良いのかをお伝えしますので、食べる際の参考にしてくださいね。
また、ちくわの正しい保存方法や私が実際によく作るレシピもご紹介します。
日々の食事やお弁当にちくわを取り入れましょう。
ちくわは適量ならば体に悪いということはない
私は「ちくわは体に悪い」と耳にしたことがあるのですが、そんなことはありません。ちくわは適量であればむしろ体に良い食材ですよ。
ちくわは実は栄養豊富で、日々の食事に取り入れたい優良食材なのです。
ちくわの栄養についてはこの後お伝えしますね
ちくわが体に悪いと言われる理由は「塩分」と「添加物」にあります。
確かにちくわには塩分も添加物も含まれているのですが、適量を食べるのであれば問題ありませんよ。
ただし、過剰摂取すると体に悪い影響をおよぼす可能性もありますので注意しましょうね。
では、一体どのくらいの塩分や添加物が含まれているかご存じですか。
ちくわに含まれる塩分や添加物について調査してみましたので、ご紹介しますね。
ちくわに含まれる塩分量を調査!食べる量を調整しよう
ちくわには塩分が含まれていますので、塩分の摂り過ぎにならないように食べる量には気を付けましょう。
ちくわなどの練り物には弾力を出すために塩を使って作られているので、どのちくわにも塩分は少なからず入っています。
ちくわの気になる塩分量は、こちらになります。(商品によって若干違いますのでパッケージをよく見てみてくださいね。)
ちくわの重量 | 塩分量 |
100g | 2.5g |
30g(1本) | 0.8g |
1日の食塩摂取量の目安は、男性が7.5g未満、女性が6.5g未満と言われています。
1本だけ食べる分には問題ありませんが、食べ過ぎると塩分摂取量が増えるので気を付けなければなりません。
どのくらいまでなら食べてもいいの?
1日に食べる量は3本くらいが良いでしょう。大きめのちくわの場合は1本約90gあるので、1日1本程度を目安にしましょうね。
また、茹でるとちくわの食塩が湯に溶け出すので、塩分を控えたい方におすすめの方法です。調理の時に少し塩分を控えるだけでも違いますよ。
私はちくわの磯部揚げが好きで作るとよく食べてしまうので、食べる量は気を付けようと思いました。
減塩のちくわも販売されているので、塩分が気になる方におすすめ!
ちくわに含まれる添加物を調査!無添加ちくわもある
ちくわには添加物が含まれていますが、商品によって添加物の種類の違いがあり、無添加のものもありますのでよく確認しましょう。
ちくわに含まれる添加物の主なものにはこのようなものがあります。
- 保存料
- 着色料
- 加工でん粉
- 調味料(アミノ酸)
- 貝Ca
近所のスーパーで2種類のちくわを買い、保存料を比較してみました。
原材料名の「/」の後ろにあるものが添加物で、表示が義務付けられています。
どちらも100円前後のお手頃なちくわなのですが、使われている添加物には大きく違いが見られます。
ちくわに使われている添加物は「安全を考慮した量」となっているため、適量を食べるのであれば健康に影響はないのでご安心ください。
ただ、添加物を気にされるのであれば、比較的添加物が少ないものを選ぶようにしましょう。
我が家には小さな子どもがいるので、今後は添加物に注目しながら購入したいと思いました。
無添加のちくわも販売されているので、添加物を控えたい方におすすめ!
ちくわはタンパク質などの栄養が豊富な食材
ちくわは魚を原料に作られているので、タンパク質やカルシウムなどが豊富に含まれている食材ですよ。
ちくわに使われている魚は、例えばこのようなものがあります。
- スケソウダラ
- イトヨリダイ
- ホッケ
- エソ
- タチウオ
- ハモ
- ニシン
- アジ
- マイワシ
いろいろな種類の白身魚が使われているんだね!
それでは、ちくわの栄養成分について詳しく見ていきますね。
100gあたり | 1本(30g)あたり | |
エネルギー | 107kcal | 32kcal |
タンパク質 | 13.2g | 4.0g |
脂質 | 0.4g | 0.1g |
炭水化物 | 13.3g | 4.0g |
カルシウム | 48mg | 14.4mg |
鉄 | 0.2mg | 0.06mg |
食塩相当量 | 2.5g | 0.8g |
タンパク質やカルシウムが豊富に含まれており、鉄分も含まれていることがわかりますね。脂質が少ないという嬉しい点もありますよ。
ちなみに高タンパクな食材と言われている卵は、100gあたり12.2gのタンパク質が含まれています。
ちくわは卵と同じくらい高タンパクな食材なんだね!
栄養豊富なちくわを料理で使わない手はないですね!
私は、これからちくわを積極的に取り入れていきたいと思います♪
賞味期限切れではないか確認して安全に食べよう
ちくわは日持ちする食材ではないので、食べる際に賞味期限切れになっていないか確認が必要です。
ちくわの商品によって誤差はありますが、基本的にちくわの賞味期限は製造から1週間程度が目安となっています。
パッケージに記載されている賞味期限を見てみよう!
ただし、未開封で冷蔵保存していることが前提ですので、開封した場合は早めに食べるようにしましょう。
保存状態が悪ければ、賞味期限内であっても傷んでいることがあるので、次のことを確認してください。
生臭いにおいがする、色が変わっているなどの違和感が感じられたら、食べることは避けましょうね。
未開封で保存状態が良ければ、賞味期限が切れていても食べられる可能性はあります。
その場合、できれば食べる際は加熱調理をしましょう。
賞味期限から3日以上経ったものは体調を崩す可能性がありますので、あまりおすすめしません。
私は、ちくわに限らずですが「賞味期限が切れてた!」と慌てることがあるので、改めて気を付けようと思いました。
賞味期限の日付はよく確認してね
続いてちくわを安全に美味しく食べるために、正しい保存方法をご紹介しますね。
ちくわの正しい保存方法をご紹介!冷凍保存も可能
ちくわを安全に美味しく食べるために正しい保存方法がありますので、ぜひ覚えておいてくださいね。
冷蔵で保存する場合
ちくわは生ものなので、常温ではなく10度以下の冷蔵で保存することが必要です。
開封前でも、必ず冷蔵庫で保存するようにしましょう。
開封した場合は、1本ずつラップに包んで冷蔵庫で保存すると良いですよ。
開封後は傷みやすくなるため、早めに食べるようにしましょうね。
冷凍で保存する場合
ちくわは冷凍保存することもできますので、ぜひ活用してみてくださいね。
1本ずつラップで包んで、冷凍用保存袋に入れて冷凍庫で保存しましょう。
約1ヶ月保存することができますので、すぐに使いそうにない時は冷凍保存をおすすめします。
私は、ちくわを買って冷蔵庫に入れたままにしておいたために「賞味期限が切れてた」という悲しい思いをしたことがよくあります。
そのため買ってすぐ使わないときは、冷凍保存しておこうと思いました。
ちくわはお弁当におすすめ!ただし夏場は要注意
ちくわはお弁当のおかずにぴったりなのでおすすめです。しかし、夏の暑い時期は注意が必要で、加熱調理が必須ですので覚えておいてくださいね。
ちくわはそのままでもお弁当に入れることができる便利な食材です。
薄く切ればお弁当のすき間を埋めることができるので、丁度良いですよね。
ニチレイの公式ホームページに、子どもが喜びそうな可愛いちくわ飾りが載っていましたよ。
ニチレイ
私は、ちくわを使ってこんな可愛い飾りができるなんて知らず、子どもの遠足のお弁当に入れてあげたくなりました。
涼しい季節はそのまま使っても良いのですが、夏場は衛生面や安全面の観点から必ず加熱するようにしましょう。
心配な方は夏場でなくても加熱したちくわを使うようにしましょうね。
ちくわをお弁当に入れるとタンパク質を摂ることができるという利点もありますので、おすすめの食材ですよ。
次の項では、簡単にできるちくわのレシピをご紹介しますので、ぜひお弁当に入れて下さいね。
レシピを3選ご紹介!!ちくわを美味しく食べよう
ちくわはそのままでも食べられますし、焼くだけでも美味しく食べることができますよね。
また、他の食材と一緒に炒めたり煮たりアレンジができるので、我が家のおかずにもよく登場します。
今回ご紹介するのはちくわメインのレシピで、我が家でもよく作る料理です。
- ちくわの甘辛炒め
- ちくわの磯部揚げ
- ちくわときゅうりの酢の物
用意する材料が少なく手軽にできますので、ぜひ作ってみてくださいね。
あと一品ほしいときにおすすめ♪ちくわの甘辛炒め
夕飯のおかずにもう一品ほしいときにパッと作れちゃう「ちくわの甘辛炒め」をご紹介します。
- 1ちくわを斜めに薄く切る
- 2フライパンを熱しごま油を入れ、ちくわを炒める
- 3しょう油と砂糖を入れさらに炒める
- 4仕上げに白ごまをかける
しっかり味が付くので、お弁当のおかずにもぴったりですよ。
私はピーマンやにんじんなどを入れて作ることもあるのですが、ボリュームが出て彩りもよくなりますよ。
短時間でできますので、ぜひ今夜の一品にどうぞ♪
青のり風味で美味しい♪ちくわの磯部揚げ
ちくわの定番料理でもある「ちくわの磯部揚げ」のレシピをご紹介します。
- 1ちくわを縦半分に切った後、横半分に切る
- 2天ぷら粉、冷水、青のりをボウルに入れて混ぜる
冷水を炭酸水にするとサクサクに仕上がるからおすすめだよ♪
- 3ボウルにちくわを入れ、衣を絡める
- 4揚げ油を180度に熱し、ちくわを揚げる
- 5少し色が付いたら取り出す
油を控えたい方は、若干多めの油をフライパンにひいて揚げ焼きにすると良いですよ。
我が家は5人族家なので磯部揚げをするときはたくさん作るのですが、人気ですぐになくなります。
美味しい磯部揚げをぜひお家でも作ってみてくださいね♪
お酢でさっぱり♪ちくわときゅうりの酢の物
きゅうりの酢の物にちくわを入れても美味しく食べることができますよ。我が家でよく作るレシピをご紹介しますね。
- 1きゅうりは薄切りにして塩もみ後、水分をしっかり絞る
ちくわは輪切りにする
わかめは表示通り水で戻してから、水気を切る - 2ボウルに酢、砂糖、しょう油を入れ、混ぜておく
- 3ボウルに具材を入れよく和える
具材はほかに、しらすやタコ、カニカマなどを入れても美味しいのでおすすめです。
私は酢の物をよく作るのですが、作ろうとした時にちくわの余りがあったら速攻入れます(笑)
ちくわが中途半端に余ってしまった時は、酢の物に入れるのもありですよ♪
まとめ
- ちくわは体に悪いということはなく、栄養豊富で体に良い食材だが、食べ過ぎには注意しよう
- ちくわには塩分や添加物が含まれているので、1日3本(大きいちくわなら1本)を目安に食べるようにしよう
- 減塩のちくわや無添加のちくわもあるので、塩分や添加物を控えたい方にはおすすめ
- ちくわは主原料が魚なので、脂質が少なくタンパク質やカルシウムなどの栄養が豊富な食材
- ちくわの賞味期限は製造から1週間程度で日持ちしないため、食べる際には賞味期限切れになっていないか確認が必要
- ちくわは生ものなので必ず冷蔵保存し、すぐに使わない場合は冷凍保存がおすすめ
- ちくわはお弁当のおかずにぴったりだが、特に夏場は衛生面を考え加熱調理が必要
- ちくわを美味しく食べるために「ちくわの甘辛炒め」「ちくわの磯部揚げ」「ちくわときゅうりの酢の物」のレシピをご紹介
ちくわには体に良い栄養が豊富に含まれているため、おすすめしたい食材です。
ただし、塩分や添加物が含まれているため食べ過ぎ注意ですよ。
私は無添加のちくわがあるとは知らず気になったので、我が家の子どもたちにも食べさせたいなと思いました。
ちくわは紹介しているレシピ以外にも、マヨネーズで炒めても美味しいですし、ちくわの穴にチーズを詰めて焼いても美味しいですよ。
あなたなりのアレンジで日々の食事にちくわを取り入れてみてくださいね♪
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