子どものおもちゃ選びに迷うことありませんか?
せっかく選んでも買ってよかったと思えるのか実際に遊んでもらえるまでわからないですよね。
その子の発達や成長に合わせた飽きにくいおもちゃを見つけることが大切です。
2歳児に買ってよかったと思えるおもちゃを知りたいわ
2歳児は身体的にもかなり発達し出来ることが増え、大人の話す言葉もほとんど理解し会話もしっかり出来るようになります。
少しずつ遊びたい物の種類に男の子と女の子で違いが表れてくるのもこの頃です。
好奇心も旺盛になり何でも自分で挑戦してみないと気が済まない2歳児にピッタリなおもちゃはどのような物でしょう?
現役保育士であり2人の男の子を育てた経験のある私が我が子の2歳の頃に買ってよかったと思えたおもちゃを体験談と共に紹介しますね。
買ってよかったおもちゃはこれ!2歳児が飽きない秘密
おもちゃはただ子どもが遊ぶためだけのものではありません。
指先を動かしたり試行錯誤して何度も挑戦し納得できるまで遊ぶことで子どもなりに学習をしていきます。
2歳児が飽きずに長く遊べるおもちゃにはブロックがおすすめです。
1歳頃までは重ねたり積み上げることを楽しむ姿が多く見られると思います。
2歳頃になるとだんだんと指先が器用になり、くっつけるという作業が出来始めます。
初めは単純にくっつけることや崩すことを楽しむだけだと思います。
繰り返し遊んでいくうちに出来る物のイメージを広げながら様々な形を作ることが出来るようになります。
一緒に遊んであげる大人が大作を作った姿を見せたりしたら大喜びで自分もやってみたいと思うでしょう。
また、ブロックにはカラフルなものが多いのも飽きずに遊べる秘密のひとつです。
好きな色ばかりを集めてみたり、お家の屋根は赤色を使うなど組み立てる物の完成を描きながら色を分けて作ってみたり。
色を基準にした遊び方が広がっていくもの2歳児の特徴だと思います。
私は息子にブロックを横から見るようにして簡単なドット絵を作ってあげたことがあります。
形があるものを作るだけではない遊び方もできることに大喜びして真似ていた記憶があります。
好きな色から色の名前を覚えることもあるでしょう。言葉の数が増えていく年齢でもある2歳にはとってもよい刺激になるはずです。
ブロックは簡単なおもちゃでありながら幅広い楽しみ方が出来て,飽きずに楽しめるおすすめのおもちゃです。
買ってよかったおもちゃ紹介!男の子を夢中にさせよう!
せっかく与えるなら気に入って使って欲しいですし、出来れば長く大切に使って欲しいと願う親御さんは多いでしょう。
でも、何を与えれば喜んでくれるのかわからずネットで調べたり友だちに尋ねたりすることが多いのではないでしょうか。
私も息子のクリスマスのプレゼントを買いに出かけたのに、なかなか決まらなくて他の人が手にしているおもちゃを見たりしながら長時間迷った経験があります。
子どもが2歳の頃に買ってよかったと感じた夢中になって遊んでくれたおもちゃや、周りのママ友から教えてもらったおすすめも紹介をします。
運動大好きにおすすめなジャングルジム
2歳児は身体が発達して登ったり滑ることを今までよりもっと楽しめるようになります。
お外遊びで体を動かしてあげたいのはもちろんですが、長時間の外遊びや雨の日はやっぱり難しいですよね。
室内でも体を動かしてあそべる室内用のジャングルジムがおすすめです。
我が家の息子も室内用のジャングルジムをかなり長い間、愛用していました。
登ったり滑ったりとしても楽しみますが、自分の秘密基地のようにしてジャングルジムの中にお気に入りの細かいおもちゃを持ち込んでいました。
大型で部屋の中に存在するだけでも嬉しくなってしまうジャングルジムですが身体を動かし遊ぶおもちゃなので集合住宅には要注意です。
子どものテンションが上がるとジャンプをして降りてしまうのが大変でした。
下の階に住む方への配慮として防音絨毯などで対策をしたり、「ジャンプはお休みだよ」とお約束をするといいですね。
このおもちゃ専用のスペースを確保する必要があるので購入前にはしっかり検討してください。
遊ぶ時には大人が近くで見守りながら遊ぶようにしましょうね!
自分でつなげて自分で走らせるレールおもちゃ
BRIO 公式サイト
指先が器用に動かせるようになる2歳児は自分で何かを作ってみたい気持ちがどんどん強くなります。
また、列車や車などの乗り物に興味を持つ男の子も増えてきます。
乗り物に興味を持つ男の子には自分でつなげることの出来るレールの列車おもちゃがおすすめです。
自分で作って遊ぶなんて少し高度で難しいのではないかしら
簡単に出来てしまうより、子どもは少し難しいと感じるくらいが集中して楽しめますよ。
もちろん、初めから一人で作るのは難しいので何度かは大人が一緒に遊び、遊び方を知らせることが必要です。
だんだん理屈がわかってくると自分だけで作りたがり、気が付けば大人が思いつかないようなレールの道が出来ていたりして驚きますよ。
デメリットをしいて言えば気が付けばどんどんレールの種類や数を買い増ししてしまうことでしょうか。
私は息子が上手に組み立てられるのが嬉しくて、気が付けば片付けが大変になるほど量が増えていました。
子どもの頃に遊んだ記憶のあるお父さんも多いのではないかな?
このおもちゃはお父さんと遊ぶのにもピッタリです。
我が家ではお父さんがレールを組み立てる担当で、息子が列車を走らせて楽しむ光景が長く続きました。
子どもが喜ぶとお父さんも嬉しくなって、ついつい複雑にレールを組み立ててしまってお片づけをするのが本当にもったいないと思うこともありましたよ。
平面から立体まで楽しめる磁石おもちゃ
People 公式サイト
遊び方は一見ブロックのようですが、はめ込んで組み立てていくブロックとは違った遊び方を楽しめるおもちゃがあります。
平面を使っても立体に組み立てても楽しい磁石おもちゃは長く遊べておすすめです。
- 平面遊び…三角や四角を並べて組み合わせて魚やちょうちょなどの形を作る遊び方
- 立体遊び…縦に組み合わせてお家やトンネルなどを作る遊び方
平面遊びでは初めにお手本で大人が作ったものを真似して作るように促してあげると自分でよく見て同じものを作って楽しめます。
慣れてくるとそこからイメージが広がって子どもなりの工夫やアイディアで創作を始めるでしょう。
冷蔵庫など金属にもくっつくのでホワイトボードにくっつけるようにしてペタペタ貼りながら形を作っていくのも楽しいですよ。
平面遊びで使い方を知ることで、上にも積み上げられることを理解し立体的な物を作れるようになります。
我が子は二階建てのお家を作って、ミニカーを一階のガレージへ駐車させ、二階には小さいお人形を入れて楽しんでいました。
高く積み過ぎると倒れてしまう為、絶妙なバランス加減も必要だったようで試行錯誤を繰り返して楽しんでいましたよ。
1つひとつのパーツがカラフルでイメージも膨らみやすく見ているだけでも楽しくなりますよ。
また、くっつけて遊ぶだけなので壊れることもなくいつまでも遊び続けられるので我が家は年の差がある兄弟ですが下の子までしっかり遊べました。
四角や三角などの形の名前も遊びながら覚えることができるの魅力的だね
買ってよかったおもちゃ紹介!女の子が長く楽しめる玩具
2歳頃になると言葉を意味を理解し始めて「かわいいね」「すてきよ」などの言葉を掛けられるのを喜ぶようになるでしょう。
ママの生活する姿をよく見ていて、ふと鏡の前でお化粧をするしぐさを見せたりするようにもなります。
女の子らしいしぐさや言葉を使ったり、ママの気分で何でも自分で出来るように振る舞ったりする姿が見られ始めます。
もちろん完璧ではありませんがその未熟さが可愛らしいこの2歳の時期におすすめなおもちゃを紹介します。
やってみたいが叶うレジスターおもちゃ
マザーガーデン 公式サイト
小さい頃にお買い物に行ったときに一度はレジ打ちを「やってみたいな」と思ったことはありませんか?
レジに品物を通したり、小さなボタンを押したりと定員さんになりきって楽しめるレジスターはおすすめです。
お家にあるおもちゃや日用品を商品として並べても楽しいでしょうね。
「おすすめはありますか?」などお客さんになりきってお子さんに声を掛けてみてください。
2歳頃になると言葉のキャッチボールもスムーズになり、自分で考えて言葉を返し会話としてしっかり成り立つようにもなります。
「いらっしゃいませ」「100円になります」などの言葉のやりとりを楽しみながら店員さんになりきる子どもの姿はとてもかわいいものです。
お客さんとしてやってくる親御さんに対して可愛らしい丁寧語で小さな店員さんが対応してくれますよ。
また、こちらが教えないような言葉を口にするなど、意外と店員さんのことを観察しているんだなぁと感心させられることがあるかもしれません。
保育園でもレジのおもちゃは大人気です。エプロンや帽子などを着けてあげると雰囲気も高まるようで大喜びしてくれます。
私が保育園でお買い物遊びの準備をするときは買い物かごやポイントカードを用意します。
すると子どものテンションはぐっと上がるようでとっても楽しそうな姿が見られます。
ママに変身!なりきりおままごとおもちゃ
わくわくランド 公式サイト
身近な人の姿に魅力を感じて同じようにやってみたいと思う2歳児にとっておきのおもちゃがあります。
おままごとはママのようにキッチンで美味しいお料理を作ってみたいという憧れの気持ちを満たしてくれるのにピッタリなおもちゃです。
包丁やまな板を使って野菜を切ったり鍋に入れて混ぜたりと子どもは見ていないようで、本当によく大人の姿を見ています。
トレイに空のお皿を並べておくと美味しそうな料理が出来上がるでしょう。
お皿にたっぷりのごちそうを乗せてどや顔で差し出してくれる姿はとっても可愛らしいものです。
そばにお人形がいればきっとお人形の分までお料理を作ってくれますよ。
本物の包丁は怖くても少し挑戦させられない時にもおままごとのおもちゃなら、いくらでも楽しめるね
我が子は男の子ですが、私が料理をしている側から本物の鍋やフライパンを取り出して嬉しそうにフライ返しで真似っこしていました。
やってみたいと思える時が大切なので出来ることは本物をお手伝いしてもらってもいましたよ。
私がやる!を叶えられるお世話人形がおすすめ
PILOT 公式サイト
自分以外の存在に興味を持つようになってくるのも2歳児です。
自分よりも小さいお友だちのことが気になりお世話をしたくなる女の子におすすめなのがお世話人形です。
自分の身近の人たちが自分にしてくれたことと同じように誰かのお世話をしたくなるようです。
大切そうに抱きしめたり、髪をとかしてあげる姿が見られるでしょう。
保育園ではお人形用の抱っこ紐を用意してあげると喜んで身に着け、どこに行くにもお人形を抱っこやおんぶして歩く子どもの姿が見られます。
まさに小さいお母さんのようでとってもかわいいですよ。
抱っこ紐やお布団など少しずつアイテムを増やすとより長く楽しめそうね
私の友人のお子さんは何処に遊びにいくにも手放さないお気に入りのお人形がありました。
とっても大切にしていましたがいざ遊びが始まると、ちゃっかりママに預けていたのを思い出しました。
買ってよかったと思える飽きない知育玩具の紹介
遊びを通して子どもの表現力や集中力を伸ばしてあげたいと考えているあなたには知育玩具がおすすめです。
知育玩具は子どもの発達段階に応じたものを選んであげないと知育の発達につながりにくくなります。
例えば2歳児に対してドライバーなどの組み立て工具おもちゃを与えてもさすがに遊びこなせません。
子どもの発達段階に応じた知育玩具を選んであげることで集中してじっくり遊びを楽しめます。
のびしろいっぱいの2歳の子どもにおすすめな知育玩具を紹介します。
何度でも繰り返して楽しめるお絵描きボード
TAKARATOMY 公式サイト
指先の力が発達してくるとクレパスを握ってのお絵描きが楽しめるようになります。
初めはぐちゃぐちゃと紙に描ける様子を楽しんだりクレパスそのものを感触を楽しむことが多いですがだんだんと描くことそのものに興味を持ち始めます。
そうなると、机や壁紙に才能が爆発してしまうことも考えられます。
イメージする力を伸ばすのにおすすめなおすすめなおもちゃはお絵描きボードです。
磁石タイプのお絵描きボードなら、描いて欲しくない場所にインクは付きませんし繰り返し使えるのも魅力の1つです。
初めから細いお絵描きペンを使うのは難しと思いますがスタンプタイプのペンで自由に描きなぐるうちに自己表現にもつながって楽しめるはずです。
我が子は初めの頃は自分が描くより、私が描く様子を眺めるのが楽しかったようで「○○描いて」とよくリクエストされていました。
絵を描くことからだんだんと数字やひらがなも一緒に描いて楽しみましたよ。
指先を使って楽しむ!口に入れても安心なおこめ粘土
銀鳥産業 公式サイト
大人になってはあまり触れる機会のない粘土ですが、粘土を触った時の感触を覚えていますか?
ひんやりと冷たくて力を加えると形がどんどん変化します。
丸めたり伸ばしたりちぎったりくっつけると大きくなったりと変化を楽しむことが出来ます。
脳の発達を促すにはおもちゃは粘土がおすすめです。
初めは触るのも嫌がってしまう子どももいるかもしれません。
大人が楽しそうに触れたり形を作る姿を見せることで少しずつ興味が沸いてやってみようと思うはずです。
丸めたりちぎったりする行為が指先を刺激して脳の発達を促します。
2歳頃は握って楽しむだけでも、長く遊んでいるうちに意味のあるものを作ったり大人がびっくりするような対策を完成させたりします。
私は感触遊びが好きなので粘土遊びをよく一緒に楽しんでいました。好きなキャラクターを作ってあげると喜んでいましたよ。
誤食の危険も考えて口に入れても安全なものを選ぶといいね
買ってよかった!体を動かす外遊びおもちゃを紹介
おもちゃは室内だけで使うものではありません。
戸外で使えるおもちゃにも子どもの体の発達に応じたものがあります。
気候のいい日は親子で体を動かして過ごすとお互いのリフレッシュにもなりますよ。
戸外遊びで使える2歳児にピッタリのおもちゃを紹介します。
単純だからこそ楽しい!投げて走って遊ぶボール
転がしたり、弾ませたりすると思わぬ方向へ転がったり予期しない弾み方をしたりを楽しめるボール。
室内でももちろん楽しめますが戸外でダイナミックに使うと大人も子どももスカッとリフレッシュになりますよ。
お互い向き合ってワンバウンドでのキャッチボールも楽しいですし一緒に蹴ってサッカー遊びも楽しめます。
私はよく高く飛ばして落ちてくるまでのボールの様子を楽しんだり、遠くから投げて子どもの反応を楽しんでいました。
壊れる心配もほとんどないので戸外用のボールが1つあるだけで長く愛用できますよ
体をしっかり動かしながら、時には転倒もするかもしれませんが身体作りのよい経験です。
しっかり外気に触れて楽しみましょう。
思わぬ歩行へ転がってしまう為、車には十分注意してあげてくださいね。
お友だちとの関わりも生まれる砂場おもちゃ
公園であそぶならぜひ1セットは持っておいて欲しい砂場おもちゃです。
砂の感触を楽しみながら道具をつかって掘ったり固めたり型抜きを楽しむことができます。
多くの種類は必要ないですが、バケツやスコップの簡単なセットがあるといいと思いますよ。
また砂場で出会うお友だちとの関わりは、子どもにとっておもちゃ以上に大切な機会です。
同じような年齢の子どもと同じ空間で過ごすことで様々な刺激をもらうはずです。
私は保育園で、普段はあまり関わり合わない子どもが一緒になって大きな山を作ったり穴を掘って関わり合う姿をよく見ます。
そこから言葉のやりとりや道具の貸し借りなどの駆け引きを経験して、成長している姿は面白いです。
穴を掘ったり砂を運んだりと身体を動かしながら、たくさんの感性を刺激することが出来るでしょう。
ぜひ、砂場おもちゃを手に一緒に遊びに行ってみてください。
まとめ
- 2歳児が飽きずに長く遊べるおもちゃはブロックがおすすめ
- 2歳児のおもちゃ選びではその子の成長や発達に合わせた飽きにくいものを選ぶとよい
- 2歳児になると遊びたいおもちゃに男の子、女の子で違いが見られ始める
- 体を動かすことが好きな男の子には室内ジャングルジムがおすすめ
- おもちゃ選びではすぐに遊べるより少しだけ難しいかなと感じる程度のものがよい
- ママの真似っこが好きでお世話好きの女の子にはお世話人形がおすすめ
- 女の子には身近な人になりきれるおもちゃを選ぶと喜ぶ
- 遊びを通して表現力や集中力を伸ばしたいときは知育玩具を選ぶとよい
- 戸外遊びのおもちゃは親子で気持ちをリフレッシュできておすすめ
何かと迷うおもちゃ選びですが、子どもの成長や発達、興味のあるもの知ることできっと買ってよかったと感じられるおもちゃに出会うと思います。
また、「こう成長して欲しい」と願う気持ちを込めたおもちゃ選びも子どもにとってはとても嬉しいものだと思います。
与えてすぐは見向きもしなけど時間が経てば遊び始めたり、しっかり遊んでブームが去ったけど再び遊び始めたりするのが子どもです。
大人が一緒になって楽しんで遊びに誘うことがおもちゃに興味が持てる第一歩だと思います。
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