抱っこ紐は水通しをした方が良いのか気になりますよね。
特に決まりはないので水通しをしなくても良いのですが、迷っているのなら、抱っこ紐は使用前に水通しをすることをおすすめします。
なぜおすすめかというと、抱っこ紐を水通しすることでホルムアルデヒドや糊を落とすことができるので、赤ちゃんの肌を守れる良さがあるからです。
「抱っこ紐の水通しって大変なんじゃないの?」と思うかもしれませんが、洗濯機で可能なのでズボラな私でもできる方法でした。
抱っこ紐の水通しのやり方も詳しくお伝えします♪
水通しをすることで色落ちや色移りを防ぐ効果もありますよ。これはママにとっても嬉しいことですね。
また、夏に抱っこ紐を使う際にぜひ参考にして頂きたい暑さ対策5選もお伝えしますのでご覧ください。
抱っこ紐は水通しをしてから使うことがおすすめ
抱っこ紐は、使用する前に水通しをしてから使うことをおすすめします。
必ず水通しをした方が良いのかどうか調べてみましたが、特に決まりはありませんでした。
水通しをせずに使っても問題はありませんし、実際抱っこ紐の水通しをせずに使っている人も多くいます。
しかし、もしあなたが抱っこ紐の水通しをするべきか悩んでいるのであれば、私は水通しをすることをおすすめします!!
買ったばかりの赤ちゃんの服やリネンなどの布製品は、直接肌に触れるものなので水通しが必要だと言われていますよね。
そもそも水通しは何のためにやるの?
水通しは何のために行うのかというと、一言で言えば赤ちゃんの肌を守るためです。
また、それ以外にも良い点がありますよ。水通しすることのメリットを以下のようにまとめましたのでご覧ください。
抱っこ紐は直接肌に触れるものではないという見方もできますが、赤ちゃんの手や足が触れたりするので私はベビー服と同様に考えたいと思いました。
それではメリット3点について詳しく見ていきますね。
ホルムアルデヒドを落として赤ちゃんの肌を守ろう
水通しをするとホルムアルデヒドを落とすことができます。
- 水素や炭素、酵素から構成される有機化合物の一種
- 衣類の繊維の縮みやシワ予防のために使われている
- 建築建材や家具の塗料、接着剤などにも使われている
- 赤ちゃんが触れると、アレルギーや肌荒れなどのトラブルを起こす可能性がある
抱っこ紐の中には、このホルムアルデヒドが使われているものもあるよ
現在は、ベビー用品へのホルムアルデヒドの使用は厳しく規制され安全な量に抑えられているので、ご安心ください。
とはいえ、できればホルムアルデヒドを除去したいという方もおられますよね。私も赤ちゃんが触れるものは安心して使いたいなと思います。
そこで調べたところ、このホルムアルデヒドを除去する方法が「水通し」なのです。
ホルムアルデヒドは水に溶けやすいため、水通しで簡単に除去することが可能ですよ。
そのため、新しく購入したベビー服や靴下などはもちろん、抱っこ紐も水通しすることをおすすめします。
糊を落として赤ちゃんの肌トラブルを防ごう
抱っこ紐を水通しすると糊を落とすことができるので、糊による肌トラブルから赤ちゃんを守ることができます。
糊は生地の繊維を保護したり加工しやすくするために使われているよ
抱っこ紐にも糊が使用されている場合があります。
赤ちゃんの肌は敏感で、この糊で肌トラブルを起こすことがあるので、あらかじめ糊を落としておくことがおすすめです。
また、糊が付いていると吸汗性が悪いので、大人よりも汗をかく赤ちゃんはこのことによる肌トラブルも考えられます。
特に夏は汗をよくかくので、抱っこ紐の汗の吸収性が良いと嬉しいですよね。
水通しをして糊を落とすことで吸水性がアップしますよ。
それに糊を落とすと生地が柔らかくなり、肌触りも良くなります。赤ちゃんにもママにも嬉しいことですね。
新品のタオルも一度水通ししておくと使いやすくなるので、私はそのようなイメージが浮かびました。
水通しをして色落ちや色移りを防ごう
抱っこ紐を水通しすると、色落ちや色移りを防ぐことができます。
色の濃い衣類などを洗濯したときに、色落ちしたり、ほかの衣類に色移りしてしまったという経験はないですか?
このことは抱っこ紐においても起こりうることなのです。
買って間もないのに、色落ちしたり色移りしてしまったらショックが大きいですよね。
しかし、一度水通しをすると色落ちや色移りは防ぐことができるので、ぜひやって頂きたいと思います。
色の濃い抱っこ紐をお持ちの方には特におすすめ!
また、使われている染料によって赤ちゃんの肌のトラブルの原因になる可能性もあります。水通しをすることで予防になりますよ。
染料でも肌トラブルになるとは驚きでしたが、赤ちゃんの肌は敏感なので私は気を付けたいと思いました。
洗濯機でできる抱っこ紐の水通しのやり方をご紹介
抱っこ紐は水通しをすることがおすすめだとお話ししてきましたが、では実際にどうやって水通しすればいいのか知りたいですよね。
抱っこ紐の水通しは洗濯機で行うことができて、その後陰干しをすれば完了です。
代表的な抱っこ紐である、エルゴとコニーの抱っこ紐の水通しのやり方を例に詳しくお伝えしますね。
こちらを参考にあなたの持っている抱っこ紐も水通ししてみましょう♪
ズボラな私でも簡単にできました!
ちなみに使い始めてから洗濯をする場合も、これから紹介するやり方で中性洗剤を追加して洗濯すると良いですよ。
抱っこ紐の洗濯頻度は、1ヶ月に1回、夏は2週間に1回が目安です。
エルゴ抱っこ紐の水通しのやり方
エルゴ抱っこ紐は、数ある抱っこ紐の中でも最も人気があります。私の周りでもエルゴの抱っこ紐を使っている人が多くいました。
それでは、エルゴ抱っこ紐の水通しのやり方をご説明しますね。
- 1すべてのバックルと着脱テープを留め、洗濯ネットに入れる
バックルなどは傷みやすいので、抱っこ紐本体で包み込むようにまるめて洗濯ネットに入れると良い
- 2洗濯機は弱モード(手洗いモード、ドライモード)にする
- 3冷水使用で洗濯スタート
- 4洗濯機から取り出して陰干しする
直射日光が当たると色落ちする可能性があるので要注意!!
洗濯ネットは50㎝×60㎝くらいの大きめのものを用意しましょう。
水通しは洗剤を使わなくても問題ありませんが、気になる方は中性洗剤を使用すると良いですよ。
赤ちゃん用洗剤でもOK!!
コニー抱っこ紐の水通しのやり方
コニー抱っこ紐は、約200gで超軽量な抱っこ紐です。
私は子どもが大きくなってからコニーについて知ったので、こんな軽量な抱っこ紐があるなら使ってみたかったなと思いました。
それでは、コニー抱っこ紐の水通しのやり方をご説明しますね。
- 1抱っこ紐を洗濯ネットに入れる
- 2洗濯機は弱モード(手洗いモード、ドライモード)にし、冷水で洗濯
- 3洗濯機から取り出して陰干しする
コニーの公式サイトには、単独水洗いで陰干しすることと、高温の洗濯や乾燥機の使用は控えるようにとの記載がありましたので洗濯の際は注意しましょう。
水通しの手順はエルゴ抱っこ紐とほぼ同じなので、他の抱っこ紐の場合もこのようなやり方で水通しをすると良いですよ。
抱っこ紐は何歳まで?2歳までに卒業する人が多い
抱っこ紐は何歳まで使うものなのか気になりますよね。一般的には1歳半~2歳頃に卒業する人が多いです。
抱っこ紐の種類によって耐荷重は違うのですが、子どもの体重が10㎏までなら使えるというのものや、20㎏までOKというものまで幅広くあります。
年齢制限はないので、持っている抱っこ紐の耐荷重を確認して目安にするといいですよ。
2歳までに卒業する人が多いとは言いましたが、2歳を過ぎても使う人はいます。ママの負担が大きくなければお子さんの様子を見て長く使っても大丈夫ですよ。
私の子どもは抱っこ好きだったので、2歳半頃まで使っていました。
抱っこ紐を卒業するきっかけって何だろう?
調査したところ、抱っこ紐を卒業するきっかけはこちらのようなものがあります。
- 子どもが歩くようになった
- 抱っこ紐をすると子どもが嫌がるようになった
- ママの身体への負担が大きくなった
1歳半~2歳になるとひとりで歩きたがるようになります。そうなると自然と抱っこ紐はいらなくなりますね。
歩くようになっても抱っこ紐が好きな子もいれば、嫌がる子もいるでしょう。嫌がるようになるとやめるタイミングかもしれませんね。
また、お子さんが大きくなるにつれ、ママ自身の肩や腰への負担が大きくなったことが、抱っこ紐をやめるきっかけになることもあります。
これは個人差があることなので、あなたとお子さんのタイミングでやめ時を決めるといいですよ。
ちなみに私の場合は、2歳半だとさすがに体重も重くなり負担が大きかったので、なるべく子どもに歩くことを促して抱っこ紐をやめました(笑)
夏に抱っこ紐を使うときは暑さ対策をしよう
5月を過ぎると暑さがだんだん増していきますよね。そんな時、抱っこ紐を使用する際に暑さ対策が必要になってくるのではないでしょうか。
夏が本格的になると熱中症など心配なこともたくさんありますので、外出で抱っこ紐を使うときはしっかり暑さ対策をしましょう。
我が家には幼稚園に通う息子がいるのですが、夏は暑いので送り迎えが大変した。
お迎えはお昼の2時で一番暑い時間だし、下の子を抱っこ紐で連れて行くとお互い暑くて大変だったよ
私は、そのときは日傘を利用して日除けをしていました。
抱っこ紐を使うと子どもと密着するので、何も対策しないと暑さが倍増してしまいますよね。
しかし暑さ対策といっても、実際にどんなことをしたら良いのかわからない方もおられるでしょう。
そんなあなたのために、抱っこ紐を使うときの暑さ対策5選をご紹介します。保冷剤などのひんやりアイテムは特におすすめですよ。
夏に抱っこ紐を使うときはしっかり対策をして、パパもママもお子さんも快適に過ごしましょう。
夏の外出におすすめなアイテムや対策5選
ここからは、私がおすすめする暑さ対策5選をご紹介しますので、参考にしてみて下さいね。
暑さ対策をしっかりして夏のお出かけも楽しみましょう♪
保冷グッズ(保冷剤、保冷シート、冷却タオル)
保冷剤をタオルに包んで赤ちゃんの背中に当てると暑さ対策になりますよ。
赤ちゃんに当てるものなので、凍らせても固まらないタイプの保冷剤がおすすめです。
また、このような赤ちゃん用の保冷シートも便利ですよ。
冷却タオルもひんやりしておすすめ♪
お子さんだけでなくパパもママも使ってみてね!
ハンディ扇風機
最近はいろいろなタイプのハンディ扇風機があるので、使いやすいものを選んで暑さ対策に使いましょう。
UVカットケープ
紫外線を防いでくれるUVカットケープがあります。
夏の紫外線は気になる方も多いと思いますので、このようなケープを使ってお子さんの肌を守ることもおすすめです。
日傘
紫外線から守るアイテムとして、日傘も有効です。
日傘をサッと差すだけで、ママもお子さんも一緒に対策できるよ♪
こちらを参考に、あなた好みの日傘を探してみてくださいね。
適度な休憩
抱っこ紐の中は熱がこもりやすいので適度に休憩をして、抱っこ紐を外して風を入れると良いですよ。
休憩時には、水分補給も忘れずにしましょう。
抱っこ紐によだれカバーを取り付けると便利♪
よだれカバーを取り付けることで、抱っこ紐を清潔に保つことができるので便利ですよ。
赤ちゃんのよだれが出始めるのは、だいたい生後3ヶ月頃からです。
我が子にもその頃からスタイを付けていた覚えがあります。
抱っこ紐を使うと肩ベルトやママの服によだれが付いて困るな
そんな悩みを解決するアイテムが「よだれカバー」です。
よだれカバーを取り付けることで、抱っこ紐の肩ベルトやママ自身の服が汚れるのを防ぐことができますよ。
しかもよだれカバーだけを洗濯すれば良いので、抱っこ紐本体を洗濯することに比べるととても楽です。
抱っこ紐を清潔に保てることが一番のメリット!!
私は、洗い替え用に2~3枚持っていました。数枚用意しておくとすぐに取り替えることができるので良いですよ。
現在いろいろなタイプのよだれカバーが販売されていますので、お気に入りのものを見つけてみてくださいね♪
まとめ
- 抱っこ紐は水通しをすると赤ちゃんの肌を守れるので使用前にやっておくことがおすすめ
- 水通しをすると、ホルムアルデヒドや糊を落とせたり、色落ちや色移りを防ぐことができる
- 抱っこ紐の水通しは、洗濯ネットに入れて弱モードで洗濯し、陰干しすることが基本。エルゴとコニーの水通しのやり方をご紹介
- 抱っこ紐は2歳までに卒業する人が多いが、個人差があるためお子さんとママのタイミングで決めよう
- 夏の暑さ対策におすすめしたいものは「保冷グッズ」「ハンディ扇風機」「UVカットケープ」「日傘」「適度な休憩」
- よだれカバーを取り付けると肩ベルト等が汚れること防げるので、抱っこ紐を清潔に保つことができる
赤ちゃんの肌を守るために、抱っこ紐は水通しをしてから使うことがおすすめです。
赤ちゃん用品を準備していると、どこまで何をやったらいいのか不安になることがありますよね。
私も出産前後は準備しながら心配になって先輩ママに聞いたり、ネットでいろいろ検索したりしていました。
抱っこ紐についても購入したあとは、水通しは必要なのか等気になりますよね。
必ずしも水通しが必要というわけではないのですが、赤ちゃんのことを考えるとやったほうがおすすめですよ、とお伝えしたくてこの記事を書きました。
水通しの目的を知って正しいやり方でぜひチャレンジしてみましょう♪
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