カレーのシミには、うたまろ石鹸はおすすめできません。

カレーのシミには、中性洗剤がおすすめです。

私は、うたまろ石鹸愛用者ですが、今回カレーのシミについて調べるまで、うたまろ石鹸は衣類の汚れには万能な石鹸だと思っていました。

うたまろ石鹸は安価なうえに、ガンコな汚れも落ちて便利ですよね。

うたまろシリーズは、石鹸やリキッドなど形状の違う物もありますが、種類によって成分も違うんです。

カレーのシミに、うたまろ石鹸を使用するとカレーに含まれる成分によって変色することが分かりました。

汚れを落とすために必死で洗ったのに、変色したらショックですよね。

今回は、カレーのシミの落とし方や、うたまろ石鹸を使用してしまった後の対処方などを紹介します。

 

 

カレーのシミにうたまろ石鹸は逆効果!正しい落とし方!

カレーのシミには、うたまろ石鹸はおすすめできません。

これを聞いて、うたまろ石鹸は何でだめなんだろうと思われた人も多いのではないでしょうか。

私も、うたまろ石鹸愛用者なので、あんなに万能な石鹸がカレーのシミには、なぜだめなのか疑問に思いました。

カレーのシミに、アルカリ性洗剤つまりうたまろ石鹸を使うと、カレーの成分によって変色する恐れがあるからです。

あとで、こちらについては詳しく説明します。

カレーのシミに最適な洗剤は何かというと、中性洗剤です。中性洗剤は、うたまろ石鹸のように変色する恐れはありません。

中性洗剤は、おしゃれ着洗い用の洗剤や、うたまろシリーズでいうとうたまろリキッドです。

食器用洗剤は、以前は中性でしたが、現在は中性とは限らなくなっているので注意が必要です。

私の家にある食器用洗剤をいくつか見ましたが、メーカーによって成分が異なりました。

家にある洗剤の成分を見ると、案外中性洗剤は日常で使っている物だったりすることもあるので、家にある洗剤の成分を見て使ってみるとよいですね。

では、カレーのシミの落とし方を説明しますね。

 

カレーのシミはアルカリ性洗剤で変色する!

カレーのシミにうたまろ石鹸を使用すると変色するのはなぜか不思議に思いませんか?

私も、これを聞いた時変色するとは知らず不思議に思いました。

それは、カレーに含まれる成分に関係します。カレーの黄色は、ターメリックに含まれるクルクミンという色素によるものです。

このクルクミンは、酸性で黄色ですが、アルカリ性では赤色に変わる性質を持っています。

私はこれを聞いた時、小学校の時にやった理科の実験を思いだしました。

つまり、酸性で黄色だったクルクミンが、アルカリ性の洗剤を使用することでアルカリ性になり赤色に変色したという訳です。

中には、何も知らずにアルカリ性洗剤で洗って、びっくりされた人もいるんではないでしょうか?

大切な洋服が、カレーのシミがついてショックな上に、一生懸命洗ったら変色なんて言ったら、立ち直れないですよね。

JSDA日本石鹸洗剤工業会においても、クルクミンはアルカリ性では赤色となる性質があり、シミ抜きにアルカリ性物質を使用することは避けるよう言われています。

ターメリックの入ったものが、洋服についた際はアルカリ性の洗剤は使わず、中性洗剤で洗うと良いですね。

 

衣類の汚れは主に3種類!カレーは混合性の汚れです!

衣類の汚れやシミには、大きく分けて3種類で「水溶性」「油溶性」「不溶性」です。

なんとなく聞いたことはあるけど、実際どの汚れやシミが、どこに分類されるか知らないという人も多いのではないでしょうか。

私も正直調べるまでは、全く理解していませんでした。この3つの分類が分かれば、汚れが付いた時に対処しやすくなると思いますよ。

不溶性汚れは、この3つの中で最も頑固な汚れです。

界面活性剤の入った洗剤で、すぐに洗いましょう。ただ時間が経ったものは非常に落ちにくいため、その時はクリーニングに頼んだ方がいいでしょう。

ここまでで、混合性はどこに分類されるのかと思った人もいるのではないでしょうか。

カレーは、水溶性と油溶性が混ざった混合性なんです。

混合性の汚れは、カレー以外でもドレッシングやラーメンのスープなどもそうですね。

汚れやシミがついた時、どういった性質の物がついたか確認をしてから、似合った洗剤で洗えれば、より効率よく効果的なシミ落としができると思います。

 

 

最後にオキシクリーンでの漬け置きが効果的

 

 

カレーのシミの黄色は日光が弱点!日光で復活!

実は、カレーの黄色のシミは日光で徐々に薄くなるんです。

カレーの黄色は、クルクミンの色素によるものですが、このクルクミンには弱点があります。

それは、日光（紫外線）に弱く比較的簡単に分解されるということです。

(前略)カレーの黄色は、ターメリック（うこん）に含まれるクルクミンという黄色い色素によるものです。このクルクミンは、水には溶けにくいのですが、日光（紫外線）には弱く、比較的簡単に分解され消えてしまう性質があります。（後略）

引用　S＆B

カレーのシミを洗っても黄色が落ちない時は、日光に当ててみると、徐々に薄くなったり消えることもあるので、試してみましょう。

ただ、洋服によっては日陰干しのものもありますので、洗濯表記をきちんとみてやってみてくださいね。

私も、カレーのシミについて調べてなければ、うたまろ石鹸を使っていたかと思います。

中には、カレーのシミがついて、慌てて使った洗剤が、アルカリ性だったという人もいるのではないでしょうか?

そこで、変色してしまった時の対処法を調べてみました。

アルカリ性洗剤を使って洗っている最中に、赤色に変色してしまった時は、水洗いをして落とし切りましょう。

案外簡単と思われた人もいると思います。単純なことですが、急に変色したらびっくりして、更に私は洗剤を足してしまうかもしれません。

水洗いして、アルカリ性洗剤を落とし切れば、元の黄色に戻ると知っておくと慌てずに済みそうですね。

 

 

うたまろは4種類!うたまろでお家クリーニングしよう

うたまろには、「石鹸」「リキッド」「クリーナー」「キッチン」の4種類あります。それぞれの用途や成分を説明します。

まずは、うたまろ石鹸です。安価で手に取りやすく、私も愛用しています。

うたまろ石鹸は、弱アルカリ性で蛍光増白剤が入っています。弱アルカリ性なので、洗剤の種類で見ると洗浄力が強いです。

蛍光増白剤とは、染料の一種で白いものをより白く見せる作用があります。

うわばきなど洗うと、洗浄力の強さもありますが、すごく白くなったように見えますよね。これは、蛍光増白剤の効果でもあります。

ただ、綿や麻をうたまろ石鹸で洗うと白っぽく変色して見えるので注意が必要です。

ウタマロリキッドは、中性の洗剤で無蛍光のため、おしゃれ着洗いにも使用可能です。

こちらはカレーのシミに最適な洗剤ですね。

大切な衣類や、心配な時はうたまろ石鹸ではなく、ウタマロリキッドで洗うのがおすすめです。

液状は使いやすいので、汚れがついてしまった時サッと洗えて便利ですよね。

更に、ウタマロリキッドは、洗濯機でも使えるので、おしゃれ着用として持っていても良さそうですね。

ただ、こちらは店舗によって取り扱いのないお店が多そうです。私も試してみたく、3件はしごをしましたが結局買えませんでした。

リキッドは、お店に行く前に取り扱いがあるか聞いてみるといいと思います。

ウタマロクリーナーは、中性の泡スプレータイプの洗剤です。

中性の為、比較的家中のお掃除に使えます。私も、こちらは愛用していてキッチンや床掃除で使っています。

アルカリ性に比べると中性洗剤は、洗浄力が弱いと言われますが、そんなことも感じさせない位、汚れが落ちる気がします。

ただ、水拭き出来ない家具や床、液晶など一部使えない物もあるので気を付けてくださいね。

ポンプタイプになっていて、中性の食器洗い用洗剤になります。

頑固な油汚れに強く、スポンジ除菌もできるようです。手肌にも優しいのは高ポイントですよね。

うたまろシリーズを調べた結果、うたまろ石鹸を除いて全て中性洗剤でした。中性洗剤は家中のお掃除に使えたり、刺激も少なく扱いやすいのでおすすめです。

一方、弱アルカリ性のうたまろ石鹸は、中性に比べて洗浄力が強いので頑固な汚れに使いたいですね。

 

 

うたまろ石鹸は重曹のように粉末にすると便利♪

うたまろ石鹸は、安価で手に取りやすい商品ですが保管方法に困っていませんか?

私は、以前はそのまま使用しヌメヌメになって、使用していない時期もありました。

色々な保管方法を試し、現在はヌメヌメにならず快適に使用しています。

色々な保管方法がありますが、使用頻度と一回に使う量に応じて保管方法を変えると快適に使えますよ。

 

 

まとめ

• カレーのシミには、うたまろ石鹸を使うと変色の恐れがある
• カレーのシミは、出来るだけ早く中性洗剤を使って叩き出し洗いをするのが効果的
• カレーの黄色の色素は、日光で徐々に薄くなったり、消えることもある
• オキシクリーンは、最後の漬け置きに使用すると更に効果的
• うたまろシリーズには4種類あり、掃除場所によって使い分けることができる
• うたまろ石鹸は電子レンジを使って簡単に粉状にできて無駄なく便利に使える

カレーのシミは、ウタマロリキッドやおしゃれ着洗いなどの中性洗剤で洗うのが効果的です。叩きだし洗い後に、酸素系漂白剤で漬け置きするのが、一番効果的です。

アルカリ性の洗剤を使用すると、変色する恐れがあるのでカレーのシミには、アルカリ性洗剤は避けましょう。

うたまろ石鹸は、頑固な汚れも落ちて便利ですが、使えない汚れもあるので注意したいですね。

この記事で、少しでも洗濯が楽しいものになってもらえたら嬉しいです。