パスタをお弁当に入れたいときは、前日に仕込んでおくと朝の支度の時短になりますよ。
しかし、前日に作ったパスタだと固まってしまうのではないかと気になりますよね。
まさにその通りで、作ったパスタは時間が経つと麺同士がくっついて固まってしまうのです。
でも安心してください!パスタが固まらない方法を発見しました!!
オイルを使う簡単な方法なのですが、ちょっとしたコツでお弁当に入れても固まらずに美味しく食べることができますよ。
私も実際に試してみましたが、翌日になっても固まっていなくて驚きました。
それ以外にもこの記事では、作ったパスタを冷凍保存してお弁当に入れる方法や我が家流のパスタレシピもご紹介しますので、ぜひご覧くださいね。
前日までに作り置きしておいて、朝のお弁当作りを楽にしましょう♪
パスタのお弁当は前日仕込みで時短できる
パスタをお弁当に入れたいときは、前日に仕込んでおくと朝作るときに時短になるので楽ですよ。
朝は何かと忙しいので、お弁当作りに時間がかけられないこともありますよね。
私は毎朝夫のお弁当を作るのですが、子どものお世話や他の家事もありドタバタなので、お弁当作りは短時間で済ませるようにしています。
パスタをお弁当に入れたいとき、当日の朝に一から作るとなると時間がかかり大変ですよね。
前日に作っておくと、朝は詰めるだけなので慌てなくて済みますよ。
でも夕食の残りのナポリタンをお弁当に入れたとき、麺同士がくっついて固まってしまってたんだよね
確かにパスタは時間が経つと固まってしまうので、私もそのことが悩みでした。
そこで、前日に作ったパスタでもお弁当に入れるにはどうしたら良いのか調べて試してみたので、ご紹介しますね。
ちょっとしたコツで、前日に作ったパスタでも美味しく食べることができますよ。
パスタが固まらない方法発見!固まる原因はグルテン
パスタが固まってしまうのは、パスタの原料である小麦粉に含まれているグルテンに原因があるのですが、解決方法がありますよ!
グルテンとは、小麦粉や大麦などの穀物から生成されるたんぱく質の一種
グルテンは、温めたあとに冷めると粘り気が出るという性質があります。
そのためパスタを茹でたあとに時間が経って冷めると、グルテンの粘りでパスタ同士がくっついて固まってしまうのです。
なるほど!!だから前日に作ったパスタをお弁当に入れると固まってしまうんだね
私は、パスタがくっついて固まってしまうのは仕方のないことだと半ば諦めていました。
しかし、調べてみるとパスタが固まらない方法があることを発見しましたよ!!
パスタが固まらない4つの方法!オイル使用がおすすめ
パスタを前日に作っても固まらない方法は4つあります。特にオイルを使う方法はおすすめですよ。
パスタをお弁当に入れる際は、ぜひこちらの4つの方法の中から試してみてくださいね。
パスタは半分に折って短くする
パスタが長いと絡まりやすくなり、余計固まりやすくなりますので、短くすることで軽減されますよ。
マカロニやペンネなどのショートパスタなら、そのまま使えてお弁当におすすめです♪
茹でるときにオイルを入れる
パスタを茹でるときに塩を入れたりしますよね。
そのときにオイルを大さじ1程入れることで固まりにくくなりますよ。
パスタだとやっぱりオリーブオイルがいいのかな?
茹でるときに入れるとオイルの風味はなくなりますので、オリーブオイルではなくてもOKです♪
茹であがったら流水でぬめりをとる
オイルを使用せずに茹でた場合、パスタをザルにあげたあとは流水で洗って表面のぬめりをとるといいですよ。
ぬめりをしっかり取り除くことで、冷めても固まりにくくなります。
オイルを絡める
パスタを茹でて水気を切ったあと、オリーブオイルを小さじ1程絡めるといいですよ。
パスタがオイルでコーティングされて固まりにくくなります。
私は実際に試してみたのですが、翌日になっても固まっていなくて食べやすくなることに驚きました。
簡単な方法なので、ぜひあなたも試してくださいね。
パスタを作るときにバターを絡めて仕上げることもあるかと思いますが、バターは冷めると固まりやすいので、お弁当に入れる際はやめたほうがいいでしょう。
オイルを入れて茹でたパスタに、さらにオリーブオイルを絡めるとさらに効果的!!
パスタを作り置きしておくときは加熱調理が前提
パスタを前日に作り置きしておくときは、しっかり加熱して調理することが大前提です。
パスタを作るときに野菜などの具材を入れたりしますよね。
加熱調理した具材を使ったパスタであれば、前日に作り置きして、当日お弁当に入れて持って行くことができますよ。
生の魚介類を使ったパスタは衛生的に良くないのでやめておきましょう。
魚介類を使用する際は、十分に加熱してから入れるようにしましょうね。
作ったらすぐにバットなどに広げて冷ますと、傷みにくいですよ。
冷蔵庫に保存して、当日お弁当に詰める際は再加熱しましょう。
夏にパスタのお弁当を作るときは食中毒に要注意
夏場は特に食中毒の危険性もあるので、お弁当を作る際はパスタに限らず注意が必要です。
食中毒を予防するための加熱の目安は、こちらになります。
(前略)
食中毒の原因微生物 菌が死滅する中心温度と時間の目安 ノロウイルス 85~90℃で90秒(以上)加熱 腸管出血性大腸菌
カンピロバクター
サルモネラ属菌75℃で60秒(以上)加熱 リステリア 65℃で数分加熱 (後略)
農林水産省
十分に加熱調理して、当日お弁当箱に詰める際も再加熱を忘れずにしましょう。
雑菌は10~60度で繁殖し、37度が最も繁殖すると言われています
お弁当箱は保冷剤と一緒に保冷バッグに入れ、持ち歩くようにしましょうね。
私も夏に夫のお弁当を作るときは特に気を遣っていて、保冷剤は必須アイテムとなっています。
冷凍保存で作り置きしておくことができる
作ったパスタを冷凍保存しておくことができます。
冷凍保存しておくと、朝お弁当を作るときに「あと1品ほしいな」と思ったらすぐに入れることができて楽ですよ。
私は、実際に作ったナポリタンを冷凍保存してみましたので、その手順をご紹介しますね。
- 1作ったパスタはしっかり冷ます
- 2冷凍、電子レンジ使用可能なカップにパスタを入れる
フォークでクルクル巻くとカップに入れやすいよ♪
- 3冷凍用保存容器に並べる
- 4ラップをしたあとにフタをして、冷凍庫へ入れる
この作業をしておくと、使いたいときにいつでも使えるようになりますよ。
お弁当に入れるときは電子レンジで1分くらい加熱して、冷ましてから入れるようにしましょうね。
冷凍庫で3~4週間ほど保存できるよ
冷凍保存したナポリタンを翌々日に解凍して食べてみましたが、冷凍してもオイル効果で固まっていなくて、美味しく食べることができました。
お弁当に入れても美味しいパスタレシピ2選
我が家でよく作る、お弁当にもおすすめなパスタレシピを2つご紹介します。
- ナポリタン
- ペペロンチーノ
ナポリタンはお弁当に入れる定番なもののひとつですよね。我が家の子どもたちも大好きです。
ペペロンチーノは私と夫が好きなパスタで、割とどんな具材を使っても合うのでよく作ります。
この2つは野菜などの具材を増やせばパスタ一品だけでも十分なお昼ごはんになりますので、ぜひ作ってお弁当に入れてみてくださいね。
子どもも大好きなナポリタンを作ろう
ケチャップ味のナポリタンは、子どもにも人気ですし、お弁当に入れると彩りも豊かになるのでおすすめですよ。
我が家の子どもたちからも、遠足があるときは「お弁当に入れてほしい」とせがまれるほどです。
それでは、我が家流のナポリタンの作り方をご紹介しますね。
- 1パスタを表示通りに茹でて、水気を切る
先ほど紹介した「パスタが固まらない方法」を試してみてね♪
- 2玉ねぎ、ピーマン、ウインナーを薄く切る
- 3フライパンにオリーブオイルを入れたら加熱し、具材を炒める
- 4塩こしょうを加えてケチャップを入れたら、さらによく炒める
- 5パスタを入れてサッと炒める
- 6味を見て、塩こしょうで調整する
- 7完成
具材はきのこ類を加えたり、ウインナーの代わりにハムやベーコンを使うなど、あなた好みにアレンジできますよ。
お子さんのお弁当にも、ぜひ入れてあげてくださいね。
作ってから時間が経ったナポリタンは美味しくないな、と思ったことがありました。
しかし、事前にパスタにオイルを絡めておくと、固まらないだけでなく美味しく食べることができましたよ。
好きな具材でペペロンチーノを作ろう
ペペロンチーノは味がシンプルなので、どんな具材を入れても美味しくできますし、お弁当にもおすすめですよ。
唐辛子を入れないようにすると、子どもも食べやすい味になりますよ。
それでは、我が家でよく作るペペロンチーノのレシピをご紹介しますね。
- 1パスタを表示通りに茹でて、水気を切る
こちらでも「パスタが固まらない方法」でやってみましょう♪
- 2にんにく、玉ねぎは薄く切る
しめじは石づきを取り、ほぐす
ベーコンは細切りにする - 3フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れたら加熱する
- 4唐辛子とベーコンを入れて軽く炒める
- 5玉ねぎとしめじを入れてさらに炒めて、塩と粗挽き黒こしょうを加える
- 6パスタを入れてサッと炒める
- 7味を見て、塩こしょうで調整する
野菜はブロッコリーやほうれん草、なす、キャベツなど何でも合うので、お好きなもので作ってみてくださいね。野菜がもりもり食べられます♪
豚肉や鶏肉、魚などを入れるとタンパク質も取れて、パスタ一品で十分なお弁当になりますよ。
具材を変えればパスタのお弁当も飽きないので、パスタの日を作って前日に仕込んでおくことをおすすめします。
パスタのお弁当にはスープジャーも便利でおすすめ
パスタをお弁当に持って行く方法として、スープジャーの利用もおすすめです。
スープジャーとは、スープなどの汁物を入れて持ち運ぶことができ、保温と保冷ができる容器のこと
こちらを利用すると、冬は温かいスープパスタ、夏は冷製パスタをお弁当として食べることができますよ。
スープとパスタを一緒に入れると麺が伸びてしまう可能性がありますので、パスタは別容器に入れて持って行くといいでしょう。
温かいパスタのお弁当を食べたいとき
スープは前日のものであれば一旦温め直して、温かい状態のものをスープジャーに入れると、保温効果でお昼まで温かいままですよ。
ミートソースやクリームソースもおすすめ♪
食べるときにパスタと絡めれば、温かいお昼ごはんの完成です!
ナポリタンなどであれば麺が伸びる心配はないので、温かい状態でそのままスープジャーに入れて持って行くこともできますよ。
冷たいパスタのお弁当を食べたいとき
冷製パスタを作るときには、スープジャーをよく冷やしておくことがポイントです。
冷やし方は「ふたを開けて冷蔵庫に入れておく」「氷水を入れてふたをしておく」の2通りあります。
氷水を捨ててからスープを入れてね!
冷やしたスープジャーの中に冷製スープを入れてパスタと一緒に持って行けば、暑い日のお昼に嬉しいお弁当になりますよ。
汁気のない冷製パスタの場合でしたら、冷やしたスープジャーにパスタごと入れて持って行くと、そのまま食べることができますよ。
私はスープジャーを持っていないので、こんな活用方法があるのかと驚きましたが、いろいろなアレンジ方法を試してみたくなりました。
まとめ
- パスタをお弁当に入れる時は、前日に仕込んでおくことで朝の支度が時短できる
- パスタが固まる原因は小麦粉のグルテンにあり、冷めると粘り気が出る性質のため麺同士がくっついて固まってしまう
- パスタが固まらない方法は「パスタを短くする」「茹でるときにオイルを入れる」「流水でぬめりをとる」「オイルを絡める」の4つ
- パスタを作り置きしておくときは、しっかり加熱調理しよう
- 夏にパスタのお弁当を作るときは食中毒に注意しよう
- パスタは冷凍保存が可能で、お弁当に入れるときは加熱しよう
- 我が家おすすめのパスタのお弁当は、ナポリタンとペペロンチーノで、レシピを紹介
- 保温と保冷ができるスープジャーはパスタのお弁当におすすめ
パスタをお弁当に入れたいときは、前日に仕込んだり、冷凍保存で作り置きしておくことで、朝の支度がうんと楽になりますよ。
パスタを茹でる際に、ひと手間加えるだけで驚くほどに固まらないので、ぜひ試してみてくださいね。
私はこのことを知ってから、夫のお弁当にパスタを入れる頻度が増えました。
スープジャーも活用しながら、レパートリーをどんどん増やしていきたいなと思っています。
あなたも好きなパスタを作って、ぜひお弁当に持って行ってくださいね。
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