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作家

坪内祐三さんについて

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坪内祐三さんってどんな人?

坪内祐三さんは主に評論家、エッセイストとして活動されています。

1958年生まれで、現在61歳になります。

1982年に就職活動として文藝春秋やアール・エフ・ラジオ日本ほか数社を受けましたが、すべて失敗、文藝春秋に関しては筆記試験で落ちています。

その後1987年に父のコネで都市出版の面接を受け、採用されました。

そして雑誌「東京人」の編集者としてスタートしました。

しかし1990年に都市出版を辞めました。

そのころ北島敬三の弟子であった神蔵美子と出会い、そのあと「未来」の7月号から「変死するアメリカ作家」の連載を開始し、1993年まで断続的に掲載されました。

1993年に「目白学園女子短期大学・国語国文科言語コミュニケーション専攻」の非常勤講師となり、6年間務めました。

その後、週刊朝日にて月1回の書評を務め、「20世紀ニッポン異脳・偉人100人」を刊行しました。

以降、「起業家123人ニッポン近代開き」「ノーサイド8月号総特集 明治大正昭和 異色の父と子100組」などを出版しています。

2000年に男2人に暴行をうけ、瀕死の重傷を負うという事件がありましたが、2001年に無事退院しました。

しかし実家が赤字で競売にかけられ、人手に渡ってしまうという悲しいできごとが続きました。

2003年に福田和也、リリー・フランキー・柳美里とともに同人として「en-taxi」を創刊しました。

2015年まで「en-taxi」は続きましたが、この年に休刊となりました。

坪内祐三の著書としては、共書として「暴論・これでいいのだ!」(福田和也)「正義はどこにも売ってない~世相放談70選~」(福田和也)など福田和也との共書が多いです。

編集では「禁酒宣言」や「明治文学遊学案内」、解説では「ブルー・ブルー・ブルー」「大正幻影」、連載としては「文庫本を探せ!」「坪内祐三の美術批評 眼は行動する」などがあり、様々な形で文学に携わっています。

坪内祐三の著書の紹介をしていきます。

坪内祐三「本日記」

まず「本日記」です。

この本は「本の雑誌」で連載された「坪内祐三の読書日記」の単行本化第2弾となります。

高い思想から、俗っぽい思想まで、圧倒的な量の生きた知識を元に、今日も書店をめぐる、古くて新しい究極のブック・クルージング・ダイアリーです。

この本の評価は高く、読書のバイブルとして評価されている面もあります。

しかし好き嫌いがあり、賛否両論ともなっています。

どちらかというと楽しんで読むといったスタイルの本となっています。

 

坪内祐三「考える人」

次に紹介するのは「考える人」です。

この本は「小林英雄」「田中小実昌」「武田百合子」「唐木順三」「神谷美恵子」「長谷川四郎」「森有正」「幸田文」「植草甚一」「吉田健一」などの、不屈の精神と研ぎ澄まされた言葉で、多くの傑作を遺した文筆家たちの「考える、とは何か」を問う評論作品となっています。

この中で見え隠れするのは、「思想としての全共闘世代」というテーマです。

全共闘世代がどう生き、どう感じたかを赤裸々に評しています。

同じ全共闘、左翼系としても、それぞれに個性、そして独自の思想体系が存在し、変わり行く世界、日本の思想の中で、自分たち個々が自分で自分の思想をどう自分の中で体系化して、そしてそこに根拠、アイデンティティーを見出そうとしているのかという葛藤が見え隠れします。

それぞれの文筆家の談話、作品をもとに、その様子が分かると思います。

 

坪内祐三「総理大臣になりたい」

次に紹介するのは、「総理大臣になりたい」です。

これは、坪内祐三がはじめて自分の生い立ちと政治との関わり、そして政財界のフィクサーとも言われた父から聞いた、生々しい政治家の姿と政界のダイナミズムについて書いています。

そもそも雑誌「東京人」の編集者となったのは、文化人として都知事選に打って出たあとに国政を目指す、という計画のもとだったという背景があります。

石橋湛山、小渕恵三に続く、早大文学部出身の3人目の首相として、海外要人とシェイクスピアを語り、「仁義なき戦い」で政局を打破するというもくろみがありました。

戦後民主主義というものを見直しながら、税制、景気対策、外交、軍備、沖縄問題、靖国参拝問題、教育制度など、今の日本が直面する様々な問題を解決に導くビジョンを示しています。

坪内祐三が考える組織人事も書いてあります。

 

坪内祐三「ストリートワイズ」

次に紹介する著作は「ストリートワイズ」です。

保守だからこそ過激で鮮烈なデビュー作です。

街を1つの大きな学習の場としてさまよい歩くうちに獲得した知識や知恵、それが「ストリートワイズ」です。

敬愛する思想家「福田恒存」との出会い、急速に失われていく過去との繋がり、世相を映し出さないメガヒット本の登場、あいまいな日本の「戦後民主主義」など、時代と思想を縦横に網羅する鮮烈なデビュー論集となっています。

自分の直感を信じて動いていかないと何も「ストーリワイズ」は生まれない。

アクションを起こすきっかけはどこにあるのでしょうか?

そんな問いかけをしているストーリーとなっています。

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