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坪田塾

「ビリギャル」著者の坪田信貴が塾長を務める塾。個別指導の先を行く「子」別指導で生徒を導く!心理学を応用した指導方法で生徒を自発的に勉強に向かわせます。

自立型学習塾考

見た目のイメージというのは大切なものだ。

見た目に「それらしさ」が感じられれば中身のあるなしに関わらず評価されるかもしれないし、そうでなければ見た目で判断されて批判されてしまうかもしれない。

学習塾の良し悪しはなかなか判断しにくい。

合格実績や成績アップ事例は目に見える数値として参考になるが、それ以外は結局は先生が頑張っているかどうかというところで判断されてしまうのではないだろうか。

それも結局はそう見えるかどうか、で判断されている節がある。

保護者が塾に期待していること

今回は自立型学習塾について考えてみます。

この指導形態、とにかく非難のやり玉に挙げられることが多い。

その言い分は、

先生が何も教えてくれない

というものですね。

そういう塾だとわかっていて入塾していても、実際に子供が学習のことで困っていたら保護者はどこかに原因を探すでしょう。

そして、塾に通う=先生が子供のために教えてくれるという発想だから上記のようになるわけです。

でも、お子さんは自分で頑張ることが大前提の学習塾に通っているんですよね。

システムをよく理解する必要があると感じます。

自立型学習塾の役割

自立型学習塾は塾長が生徒の学習を管理するスタイルが一般的です。

質問をしたら答えてくれますし、わからないところは聞けば教えてくれますが、それは塾のメイン部分ではありません。

あくまで受験において重要な、学習管理という部分を主に引き受けているのです。

コミュニケーションをとってやる気を出させることも大切なことです。

勉強を教えることが中心の学習塾とは対極の位置にいると言ってもよいでしょう。

どちらかが優れているという問題ではありません。

それぞれが異なるニーズに応えているので、どちらも価値があります。

自立型学習塾の興り

近年、既存の集団指導は無駄が多いという論調をよく耳にします。

集団指導はお客様状態の生徒がいることや、レベルが異なる生徒に同じ授業を聞かせることの意味のなさ、受動的になってしまうことが問題です。

個別指導はその辺りの問題は解消できますが、費用がとにかく高い。

そして、さらにその先を行き、勉強は自分でするものだから教えてもらう必要はない、という考え方がでてきているように思います。

そして、その考え方は核心を突いているでしょう。

自立型、というと無闇に子どもに自立を求めているようでネーミング的には?と思いますが、学問を行うという意味においては案外効果的な手法なのかもしれません。

 

しかしながら、自立型がなかなか学習塾のスタンダードと認知されない現実があります。

それは先生が前のめりに教えるのがよいというイメージがあるからでしょうし、自立型の中には本当に楽したいだけの先生もいます。

管理するだけでは先生らしく見えないということと、中には本当にろくでもない学習塾があることで自立型はなかなか地位向上しないのでしょう。

バリバリに教務力がある先生はよく自立型の塾を「中身がない」といいますが、担っている役割が異なるので、自分と比べて批判するのはちょっと考え物です。

ちなみに自立型学習塾を極めようとすると、抜群な生徒掌握能力が必要ですし、コミュニケーション力、それからその場で対応できる学力が必要です。

基本ワンオペな自立型学習塾では、塾長がスーパーマンでないと務まりません。

楽なように見えて、全然楽ではありません。

自立型学習塾が向いているお子さん

ここまで書いて、では自立型学習塾は誰が必要としているのだ?と思われるかもしれないので、自立型学習塾が合うお子さんのタイプを書いておきます。

以下のようなことを解決したいお子さんには、自立型学習塾がおすすめです。

  • やる気はあるが、何をしたらいいかわからない
  • 効率的な学習を追求したい
  • 家が勉強できる環境ではない
  • 誰かに見られていないと勉強できない
  • 一念発起して集中したい

目標はあるけど、それを達成するための支えが欲しい、といったニーズにはしっかり応えられます。

具体的な勉強に向かわせる後押し、という意味でも適しています。

では、反対に自立型学習塾が向いていないお子さんはどういう感じでしょうか?

自立型学習塾が向いていないお子さん

  • 手取り足取り教えられないと理解できない
  • 勉強するよう働きかけないと何もしない
  • 自分で勉強を進めていくのが苦手
  • 典型的なイメージの先生でないと受け容れられない
  • そもそものやる気がない

直接の指導が必要な生徒はいます。

そういう生徒の場合、敢えて自立型を選ぶメリットはないでしょう。

おわりに

ここまで自立型がまだまだ世の中に浸透していない現状を書きました。

学習管理というのは、お金を払うこととしては、してくれることのインパクトが弱いのかもしれません。

しかし、そもそもの学習塾の使命はほぼ生徒の成績を上げること、受験に合格させることです。

その目標を達成できるなら、先生が必死に生徒の尻を叩こうが、先生が環境を作って生徒に頑張ってもらおうが同じではないでしょうか?

成果が出ないのは従来型でも自立型でもあることです。

ただ、集団授業の成果が出ないのは勉強をしない生徒自身の問題になるのに、自立型では勉強を教えない塾側のせいになっている現状はおかしいのではないかと思い、今回文章を書きました。

ちなみに私は自立型の運営者ではなく、どちらかというと集団授業がメインです。

集団授業の長所に自立型の長所も取り込みたいと思っている今日このごろです。

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