ホーム 『モルテン食いたりないよね^q^』田辺青蛙 第17回 ローマな休日 Page 1



第17回:ローマな休日


まず、テルミニ駅近くにある五百人広場(Piazza dei Cinquecento)から出ている赤いStop&Goバスに乗ることに決めて、ローマ観光をスタート。

このバスは予約不要で、チケットを購入すると24時間乗り放題。バス停のある所なら、何度でも好きなところで乗り降り出来るということで、自分の好きなスケジュールの観光プランが組めます。

赤いバスを追え!
赤いバスを追え!

このチケットさえあれば乗り放題 width=
このチケットさえあれば乗り放題

運行時間は、8時30分~20時30分で、15分おきにバスが巡回し、ローマ市内の地図とオーディオガイド(日本語有り)のサービスが付いていました。

主要な観光地を殆どカバーしているので、ローマ観光するなら利用するしかない! というバスだったのに、調べてみたところ2014年で運行を終了してしまったようです。残念!

利用者も多かったので、何故サービスが終了したのかは謎ですが、今では他の会社が似たようなルートでバスを運行中のようです。(価格は20ユーロ)。

相変わらずローマの空は快晴。じりじりと焼けるように暑かったせいか、二階建てバスなのに屋根のない二階席には誰もおらず、皆が一階から窓の外を眺めていました。

最初に降りたのは映画『ローマの休日』で有名な『真実の口』。大阪の京橋の商店街にも、なぜか『真実の口』があります。

この口の中に、手を入れると嘘つきは噛みつかれてしまうという伝説があり、観光客は並んで手を入れて写真を撮影していました。

寺院の中は驚く程冷たく静かで、観光客が大勢いるのに厳かな雰囲気を感じることが出来たのですが、肝心の『真実の口』はマンホールの蓋だったせいか、思ったよりも小さく、表面が摩耗していてちょっとまぬけなお顔になっていました。

ポカンと何かに呆気にとられたような顔と言えばいいのでしょうか? と、いうか普段京橋にある『真実の口』を見ているせいか、どうしても比べてしまうんですよ。

真実の口
真実の口


それにしても、どうして大阪の京橋に『真実の口』なのかは、調べても分かりませんでした。

ローマの『真実の口』でお約束の写真撮影を済ませると、再び赤いバスに飛び乗り、次はトレビの泉に向かいました。

2013年に改修が行われたばかりということもあって、見ると新しいというか、何だか歴史的な建造物というよりテーマパークにある噴水のように見えてしまいました。

トレビの泉は客引きが多く、中には強引に服を掴んで来て赤いエナメルのハンドバッグを勧めてくる人までいました。

人は大勢いましたが、後ろ向きにコインを投げ入れると立ち去って行き、長居する人は多くない様子です。

泉にコインを投げると願いが叶うといわれる、トレビの泉。コインを投げ入れる枚数によって叶う願いが異なるそうです。

1枚だと、再びローマを訪れることが出来、2枚では、恋が実る、3枚になると恋人や妻や夫と別れることが出来る。

離婚が禁じられていたイタリアでは、かつて3枚を投げる人が多かったそうです。縁結びよりも、縁切りが切実っていうのはちょっと胸に迫るものがありました。

泉に投げ入れられたコインはどうなるのだろうと思って、バスの中で聞いてみたところ、集められたコインは慈善団体に寄付されたり、泉の保護や維持費に当てられているということでした。

トレビの泉
トレビの泉

泉の周辺はスリも多いらしいので注意
泉の周辺はスリも多いらしいので注意


要塞のようなバチカン帝国の建物をバスの中から見ながら、次に向かったのは映画『ローマの休日』の中で、髪を切ったオードリー・ヘプバーンが演じたアン王女が、ジェラートを食べたシーンで有名なスペイン階段へ。

バチカン帝国の外壁
バチカン帝国の外壁

ただし、現在は景観保護の理由から階段や近くの広場でジェラートを食べることは禁じられているようです。

階段を登り、付近の景色を一望した後に店の中に入りジェラートを注文して食べました。

どこの店も、その店舗内での手作りなのか同じチョコやヴァニラといった定番の味でも、かなり濃さや甘さが異なり食べ比べるのが面白かったです。

ソルベも頼むと種ごと磨り潰したような豪快なものもあれば、何度も裏ごししたの? というような滑らかなビロードのような味わいのものもありました。

スペイン階段
スペイン階段


さて、赤いバスを下り次に向かったのは地下鉄の駅です。

今度は『ローマの休日』の舞台ではありませんが、ローマの観光名所の1つ骸骨寺に行くのです。

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「モルテン食いたりないよね^q^」田辺青蛙
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