ホーム 『村上春樹2011』福田和也

村上春樹2011
福田和也

12の長編に登場する何気ないモチーフを手がかりに、ノーベル文学賞候補の村上春樹がこれまで築き上げた作品世界を、福田和也が読み解く。

目 次

村上春樹「1973年のピンボール」

第四回「1973年のピンボール」
ピンボールマシーンへの偏愛という、かくもエレガントな人間性の否定

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村上春樹「海辺のカフカ」

第五回「海辺のカフカ」
中野区野方で対決した邪悪とイノセント

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村上春樹「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」

第六回「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」
「街と、その不確かな壁」の越境がもたらした結末の相違

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村上春樹「羊をめぐる冒険」

第七回「羊をめぐる冒険」
どうしても、「鼠」は、北海道で死ななければならなかったのか

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村上春樹「スプートニクの恋人」

第八回「スプートニクの恋人」
成熟の受容と拒否を廻る観覧車

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村上春樹「アフターダーク」

第九回「アフターダーク」
普遍的な窃視ネットワークの中の「ぺらぺらの壁」

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村上春樹「ねじまき鳥クロニクル」

第十回「ねじまき鳥クロニクル」
歪みの中から噴き出した暗い真実

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村上春樹「風の歌を聴け」

第十一回「風の歌を聴け」
作家の築いた戦線は幾度かの転進を経ながら、巨大な要塞へと発達していった。

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福田和也

福田和也 (ふくだ・かずや)

1960年、東京生まれ。文芸評論家。
慶應義塾大学環境情報学部教授。

現在日本の文壇、論壇、アカデミズムで広範な活躍を見せる。1993年『日本の家郷』で三島由紀夫賞、2002年『地ひらく』で山本七平賞受賞。

著書に『悪女の美食術』『昭和天皇』『人間の器量』『福田和也の超実践的「文章教室」』など多数。

(写真撮影 田中長徳)